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MORNING JAM

問題です!

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2021-12-14(火)

世界初は、1947年のハエでした。

次は1949年のサル。

1950年代に入ると、アメリカからはハツカネズミ、

ソ連からは、イヌ。

これ、何の生き物でしょう?

答え:宇宙に行った生き物(動物)

これまで、宇宙に行った生き物は人間だけではない。宇宙飛行の研究段階から、いろんな生き物が打ち上げられた。

・世界初は、1947年2月、アメリカが、ドイツから接収したV2ロケットで打ち上げられたミバエというハエの一種。(宇宙での放射線被爆の影響を調査するため)
・1949年6月には、アカゲザルのアルバート2世がアメリカのV2ロケットで打ち上げられた。(帰還時の事故で死亡)以後、サルは度々宇宙に行っている。
・1950年8月、アメリカがハツカネズミ打ち上げ
・1951年1月、ソ連がイヌのツィガンとデシクを打ち上げ(生還)
・1957年11月、世界で初めての軌道を周回する宇宙船、スプートニク2号にイヌのライカが搭乗。地球軌道を周回した最初の動物となった。(当時は帰還させる技術がなかったため、7日後に薬で処理(殺す)する予定だったが、実際は、打ち上げから数時間で、ストレスと熱中症で死亡していた)
・1994年、向井千秋がスペースシャトルのミッションで、メダカの交尾孵化に成功。「宇宙メダカ」が誕生した。

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2021-12-13(月)

宮崎県の高千穂にある、天岩戸(あまのいわと)神社。

ここが発祥の地なのに、

去年、創建以来初めて取り付けられたもの。

何でしょう?

答え:しめ縄

神社でよく見かける、しめ縄。起源は、古事記や日本書紀で有名な神話・天岩戸開きにある。
八百万の神たちが試行錯誤した末、ようやく天岩戸から出た天照大神がもう二度と隠れてしまわないようにしめ縄を張った、というのが由来である。
この天照大神が隠れたとされる洞窟「天岩戸」は、縦横奥行き共に9メートルほどあり、断崖絶壁の中腹に位置する。しめ縄を張るには、専門業者が断念したほどの難所。
しかし去年、世界的に活躍するプロの登山家らの協力もあり、天岩戸神社が創建以来初めて、ご神体の「天岩戸」にしめ縄を張った。

西本宮拝殿の裏には、天岩戸が見える遥拝所があるものの、参拝には必ず神職が同行する。神域のため、現地に足を踏み入れることだけでなく、ご神体の写真撮影も禁じられている。
24代宮司の佐藤永周さんは、発祥地なのに天岩戸にしめ縄がないことに疑問を感じていた。業者に相談したこともあったが、安全面の理由から断念したという。
去年の春ごろ、遥拝所での案内中に「本当はしめ縄を張りたいと思っているのですが」と、長年の願いをふと口にした。すると、参拝客として居合わせた登山家が「何とかしてみましょうよ」と声を上げた。こうして計画が動き出した。
8月、登山家4人が現地調査を実施。その中には、竹内洋岳さんの姿もあった。日本人でただ一人、世界に14座ある8千メートル峰の全山登頂を達成した登山家だ。
しめ縄を張る神事は2020年12月18日に営まれた。佐藤さんや氏子らが見守るなか、竹内さんら登山家3人が絶壁に臨んだ。クライマーらしい身のこなしで、約30分で無事に張り終えた。

・12月13日は、正月事始め。大掃除や門松、しめ飾りなどお正月の準備にとりかかる日。

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2021-12-10(金)

なぞなぞです。

ちょっと借りたいだけなのに、

すぐ断られてしまう、

国土交通省や自治体が管理しているもの。

なーんだ?



(原案:T&Yなぞなぞサイト)

答え:河川

「貸して!」「貸せん(河川)!」…

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2021-12-09(木)

選手ひとりひとりが

ストップウォッチを持って

競技に臨む、ウィンタースポーツ

何でしょう?

答え:カーリング

氷上のチェス、カーリングをプレイするには、最低限、カーリングシューズとカーリングブラシが必要。そして、ほぼ必ず、1人1人がストップウォッチを持っている。氷の状態は常に変わるため、状況を把握しておく必要がある。そのために、競技中、ストーンが一定の距離を通過する時間を計測して、ストーンの到達位置を予測する。
カーリングブラシに取り付けられる、専用のストップウォッチも販売されている。(普通のストップウォッチを使う選手も多い)

ちなみに、投げるエリア(バックラインから、ホッグラインまでのおよそ8.2m)を3.8秒で通過するスピードでストーンを投げてターゲットのセンターで止まるというのが標準的な氷の状態。

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2021-12-08(水)

日本では、1909年か10年ごろから盛り上がり、

「お半長右衛門(おはんちょうえもん)」や

「二人袴(ふたりばかま)」といった演目が

好んで上演されるようになりました。

さらに、当時流行していた、『元寇』という

軍歌をみんなで大合唱。

このイベント、何でしょう?

答え:クリスマス

キリスト教のお祭、クリスマス。明治初期から、教会で行われていたが、宗教関係なく盛り上がりはじめたのが1910年前後。1905年の日露戦争の勝利以降、すこしずつ浮かれはじめ、1909年頃から、新聞のクリスマスレポートも格段に増える。

・デパートではクリスマス商戦でにぎわい、銀座はとても華やかに。
・クリスマスの時期は、「二人袴」という元々は狂言の笑える話、「お半長右衛門」という、世話物の浄瑠璃(若い娘と初老の男の死体が流れてきて、うわさ話でもり上がる、心中物)など、みなが喜ぶ演目を上演。
・軍歌の中でも明るく楽しい「元寇」という曲を教会で大合唱。
など、もはやキリスト教徒関係なく、日本人は100年以上前からイベントとして楽しんでいる。

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2021-12-07(火)

・トウガラシのカプサイシンに触れると

 「TRP V1(トリップブイワン)」が熱や痛みを感じることを発見。

・「不斉(ふせい)有機触媒 」を開発し、

 環境にやさしい、化学反応ができるようになりました。

・CO₂と気温の関係を発見。

 共通するもの、何でしょう?

答え:今年のノーベル賞

▷ノーベル医学・生理学賞は、温度や触覚の受容体(センサー)を発見した、デヴィッド・ジュリアスとアーデム・パタプティアンの2人が受賞。皮膚感覚の仕組みを解明。

▷ノーベル化学賞は、プラスチックや医薬品の化学合成を安全に、安価に行う「不斉(ふせい)有機触媒」を開発した、ベンジャミン・リストとデヴィッド・マクミランの2人が受賞。インフルエンザ治療薬の合成などに利用されている。

▷ノーベル物理学賞は、気候変動などの物理現象を見抜いた真鍋叔郎、クラウス・ハッセルマン、ジョルジョ・パリージの3人が受賞。CO₂濃度が地球温暖化に与える影響を発見した。

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2021-12-06(月)

スペインのお遍路さんとも言われる、

キリスト教の聖地、サンティアゴ・デ・コンポステーラ。

巡礼の道しるべには、「これ」が描かれていて、

巡礼者も「これ」をぶら下げて歩きます。

これ、何でしょう?

答え: ホタテの貝がら

813年に、十二使徒の1人である聖ヤコブの遺骸(いがい)が発見されたことによりキリスト教の聖地となった、サンティアゴ・デ・コンポステーラ。
フランスを通ってサンティアゴ・デ・コンポステーラへ向かう巡礼路には主に4つのルートがあり、スペイン国内の部分は、世界文化遺産に登録されている。
キリスト教カトリックの巡礼地であるが、巡礼者の宗教は問われない。
中世からホタテ貝はサンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼者の印。当初は巡礼の記念として持ち帰るものであったが、いつしか身分を示すものとして往路から身につけるようになった。現代の巡礼者たちも首から下げたり、リュックにぶら下げたりしている。
ホタテ貝がシンボルとなった理由は諸説ある。
海中に落ちた騎士が聖ヤコブに祈ったところ、命を救われ、海からあがった体にはホタテ貝がびっしりはりついていたという伝説や、巡礼者が食器代わりに使ったからという説、聖ヤコブが漁師の家の生まれでこの貝を紋章としていたからという説、など。

ヤコブとは?
イエスの十二使徒のうちの一人。44年頃、キリスト教迫害のために斬首され、最初の殉教者となった。844年、イスラム教徒とキリスト教徒の激闘の際、白馬に乗った聖ヤコブが現れキリスト教軍を勝利に導いたとされる。十字架、殉教の剣をもった使徒の姿や、ホタテ貝のついた帽子をかぶり、杖を持った巡礼者の姿で表されることが多い。

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2021-12-03(金)

ちょっと意地悪ななぞなぞです。

大人になったこうじくんが

お父さんから受け継いだ、ひらがな2文字。

何となーんだ?

答え:“か”と“く”(家督)

大人になったこうじくん。お父さんから受け継いだものは、家督…

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2021-12-02(木)

地上から

35,786キロメートルの

高さにあるもの

何でしょう?

答え:静止衛星

人工衛星の数は現在およそ7500機。用途によって、高度や軌道は様々。高度が低い(地球に近い)ほど、スピードが速く、1周する時間が短い。(地上400kmにあるISSは、90分で1周、24時間で16周する)。
一方、放送衛星や通信衛星、気象衛星などは、地上から見て、常に同じ場所にある必要がある。これを静止衛星といい、地球を24時間で1周する。その速さで、地球の引力と釣り合うのが、地上35,786km。静止衛星は例外なく、赤道上空35,786kmの軌道を時速11,032kmで移動している。
逆に、これより高い軌道を、1日より長い時間をかけて回る人工衛星も、(数は少ないが)存在する。

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2021-12-01(水)

「心理学」の公式です。

「当事者にとっての問題の重要性」と、

「証拠の曖昧さ」つまり、真実かどうか、はっきりしない話題。

この2つが揃った時に起こること、

何でしょう?

答え:うわさが広まりやすくなる

心理学の有名な公式「うわさの公式」

「R(rumor)」を「うわさの広まりやすさ」、
「i(importance)」を「当事者にとっての重要性」、
「a(ambiguity)」を「証拠のあいまいさ」とした時、
R~(比例)i×aが成り立つ、という公式。

つまり、「当事者にとって重要で、かつ、あいまいな情報ほど、うわさが広まりやすい」ということ。逆に、当事者(私たち)にとって、重要なことでも、「確かな情報」はあまり広がらない。SNSや口コミで、大きく広まるのは、この2つの条件に当てはまった時。(新型コロナで、トイレットペッパーが不足する、などは正にこれ)

この公式は、1947年、2人の心理学者オルポートとポストマンが発表。「うわさの公式」「流言の基本公式」として、知られる。

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