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MORNING JAM

問題です!

バックナンバー

2021-12-28(火)

理科の問題です。

生き物ではないのに、雄と雌があって、

ほとんどが昼だけど、ごくまれに、満月の夜に出ることもある。

漢字で書くと、音読みは「コウ」

これ、なーんだ?

答え:虹

虹は、大気中の水滴の中を光が通過する時に、屈折して、色が分かれて見える現像。
2重のアーチを描き、日本では内側のはっきりした虹(主虹)を雄、外側のうっすら見える虹(副虹)を雌としてきた。
通常、虹は太陽光でできるが、まれに、月の光でできることもある。(これを月虹(げっこう)という)満月の時に可能性がある。

ちなみに、古代ギリシャでは紀元前300年ごろ、中国では西暦1000年ごろ、日本では西暦1200年ごろまで、虹は生き物だと考えられていた。
日本は、虹を7色、としているが、これはニュートンが7色と主張したことの名残りで、世界的には多くの国で6色と認識されている。(日本はニュートンの説の権威を乗り越えられなかった、とみる向きもある)

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2021-12-27(月)

クイズ!会席料理のマナー

和食の会席料理では、

お椀の蓋に、水滴が付いていることがあります。

これは、拭き忘れではなく、

「あることを示すため」にわざとつけたものです。

何のために、お椀の蓋を濡らすでしょう?

答え:「誰も触っていないこと」を示すため。

お椀の蓋に水滴をつけるのは、茶懐石に由来するが、いくつか説がある。

①「誰も触っていません。あなたの為の料理ですよ」という意味
②給仕の際、料理が出来上がったことと、お椀の正面を知らせる意味
③茶道で風炉(5~10月)の茶事では、茶筅で、お椀、折敷の上にさっと露を打つきまりになっている。それには「涼味を添えるため」との意味がある。

・濡れた箸が登場することもあるが、これは塗れ箸、もしくは利久箸と言い、これも料理が箸につかないようにする為の気遣いである。

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2021-12-24(金)

なぞなぞです。

クリスマスイブ、枕元に飲み物じゃなく、

まちがって調味料を置いて

布団に入ったこうじくん。

翌朝起きると、プレゼントではなく

代わりに「6」という数字が置かれていました。

こうじくんが用意した調味料って、なーんだ?

答え:酢

「サンタさん」に「酢」をあげたので、「さんたすさん(3+3)」に…

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2021-12-23(木)

・食塩のかたまりが水を吸うこと

・石けんで手を洗うと水が手になじむこと

・タオルで手を拭くと、タオルが水を吸うこと

 これらはすべて、あるものが
 
“燃える”原理と同じです。

 何でしょう?

答え:ロウソク

イギリスの王立研究所は、1825年から毎年、クリスマスシーズンに子どもたちを招いて、科学の講座を行っている。(「クリスマス・レクチャー」という)
その中でも有名なのが、1860年にイギリスの科学者、マイケル・ファラデーが行った講義「ロウソクの科学」。
ロウソクを使って、「燃える」という物理現象や生き物の「呼吸」、燃えたあとに「何が残るか」などを次々に解説。
その中で実演したものの一つが「毛細管現象」。
・食塩のかたまりのすき間が、水を吸い上げるのを見せ
・石けんを使うと、水が手に吸いつき、汚れを落とし
・その手をタオルで吹くと、タオルのすき間が水を吸う
これらはすべて、ロウソク(溶けたロウを芯が吸い上げる)のと同じ原理であることを実演して見せた。
このファラデーの講義は話題になり、本にもなった。その名も『ロウソクの科学』。ノーベル化学賞の吉野彰(あきら)先生やノーベル医学生理学賞の大隅良典(おおすみよしのり)先生は、小学生の時にこの本に出会い、科学者を目指すきっかけになった。

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2021-12-22(水)

クイズ!歴史ふしぎエピソード

第一次世界大戦中の1914年のクリスマス。

敵同士であるイギリス軍とドイツ軍の兵士は

一旦、戦いを止め、

互いの陣地の中間で、あることを行いました。

何をしたでしょう?

答え:サッカー

第一次世界大戦(1914/7/28~1918/11/11)の最初のクリスマス。ドイツ軍とイギリス軍が対峙している戦線の各地で、自然発生的に停戦状態となった。(後に「クリスマス休戦」と呼ばれる)
戦争が、予想よりも長期化する中での出来事。
クリスマスイブの夜、ドイツ軍の塹壕ではクリスマスツリーを飾り、「きよしこの夜」をドイツ語で歌いはじめた。これを聴いたイギリス兵も応じるように英語で「きよしこの夜」を歌った。そして翌日、クリスマスの朝、両軍の兵士がそれぞれ塹壕を出て、停戦状態が生まれた。
両軍は、この日合同で戦死者を弔い、酒やタバコ、サインの交換、そしていくつかの地域では中間地帯でサッカーの試合を行った。ほとんどの地域で、停戦は日没とともに終結したが、一部は元日まで続いた。

ただ一方で、クリスマス休戦を快く思わない者もいた。(まだ一兵士だったアドルフ・ヒトラーもその1人だった。)
各軍の将校は、このような非公式な停戦は認めないと命じ、その後は1918年の休戦まで、クリスマス休戦が行われることはなかった。

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2021-12-21(火)

今の日付以外に、1月6日や4月29日、

11月18日など、いろんな候補がありましたが、

4世紀のローマ教皇、

ユリウス1世の時代に今の日付に決定しました。

何の日付が決められたでしょう?

答え:クリスマス

クリスマスは、「イエス・キリストが生まれた日」といわれることもあるが、そもそも、正確な誕生日はわかっていない。(※イエスキリストが誕生した時の様子として、「羊飼いが夜に、野宿しながら羊の群れの番をしていた」との記述があることから、少なくとも真冬に生まれたのではないと思われる)

クリスマスは、キリストの降誕(誕生)を記念する日。325年に公会議で、キリストの降誕を祝う日について議論され、日付の候補は主なものだけでも、1/6,2/2,3/25,3/28,4/2,4/19,4/29,5/20,11/8,11/17,11/18,12/25があった。
この中で、12月25日は、元々、ヨーロッパで「冬至の祭」が行われていたことから、ユリウス1世(在位337-352)の時に、冬至の祭に合わせてキリストの降誕祭を行うようになった。それが、クリスマスとして定着していったのではないか、とされている。

一方で、1月6日にキリストの降誕祭を、もっと前から行っていた地域もあり、今も東ヨーロッパの一部の国では1月6日に祝っている。

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2021-12-20(月)

クイズ!世界のクリスマス

アメリカでは、ある食べ物の

オーナメントを一番先に見つけた子供から、

プレゼントを開けることができます。

この食べ物、何でしょう?

答え:ピクルス

アメリカのクリスマスのしきたりの一つにあるのが、クリスマス・ピクルス。
これは、アドベントカレンダーやクリスマスクッキーほど一般的ではなく、実はアメリカ人でも知らない人が多い。
内容は、まず、親がピクルスのオーナメントをツリーの中に隠すようにして飾る。これをクリスマスの朝、子供に探させる。見つけた子供は、ご褒美として特別に用意されたプレゼントをもらえたり、クリスマスプレゼントを兄弟の誰よりも先に開けられるという特権をもらえる、というもの。また、ピクルスを見つけた子供は、ラッキーで、来年一年が良い年になるだろうという意味もある。
ピクルスである由来については、次のような言い伝えがある。
あるドイツ系アメリカ人がアメリカの内戦で傷ついて、死にそうな時、最後の最後に、ピクルスを食べたがっていた。そこで周りが希望通り、その人にピクルスを食べさせたところ、死なずにだんだん体が治った。その話を聞いたアメリカ人は、クリスマスツリーにピクルスを隠し、それを見つけた人には、次の一年、運がよくなるということにした。幸運のピクルスといったところだろうか。

・2009年頃からドイツでもこの習わしが広がった。

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2021-12-17(金)

なぞなぞです。

走り出すと、大騒ぎになって、

収拾がつかなくなる

野菜って、なーんだ?



(原案:T&Yなぞなぞサイト)

答え:大根

大根が走りだしたら、「大根run」、「大混乱」…

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2021-12-16(木)

生き物の問題です。

哺乳類の中で、イルカやクジラはもちろん、

カバやシロクマのように

水に潜るのが得意な動物は、大体できます。

水には潜りませんが、ラクダもできます。

何ができるでしょう?

(人間は、できません。)

答え:鼻の穴を(自分の意思で)閉じる

水の中に棲むイルカやクジラはもちろん、シロクマやカバのように、水中に潜ることの多い哺乳類の多くは、鼻を自在に閉じることができる。
そして、砂漠に棲むラクダも、自在に鼻の穴を閉じることができる。これは、砂塵を避けるため。砂嵐の間は鼻と口を閉じる。
一方で、ラクダは砂嵐でも目を開けることができる。長いまつ毛と、「瞬膜」という眼球を覆う透明の膜を持っているため、砂嵐の時も目を開けられる。

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2021-12-15(水)

クイズ!歴史ふしぎエピソード

第2次世界大戦中の1943年、アフリカ・ケニアで、

イギリス軍の捕虜となった3人のイタリア兵。

この3人は、半年がかりで食料を集めて、

収容所から脱走に成功。

しかし、しばらくして、3人は再び収容所に

戻ってきました。

3人は、脱走中、何をしていたでしょう?

答え:登山

アフリカ大陸で2番目の高さを誇る、ケニア山(5199m)。その峰の1つ、レナーナ(4985m)に初めて登頂したのは、3人のイタリア人だった。
イギリス軍の捕虜となった3人は、毎日、ケニア山を眺めているうちに、いつか登ろうと決心。
そこで、半年がかりで食料を集め、物資をかすめ取り、脱走に成功。80kmの道のりを踏破して、レナーナに登った。(寒さや高度障害に悩まされる、過酷な登山だった)。
そして登頂に成功し、満足した3人は、そのまま逃走するわけでもなく、再び収容所に帰還。脱走した罰として、28日間の独房暮らしとなったが、心はすっかり満足した様子だったという。

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