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MORNING JAM

問題です!

バックナンバー

2021-07-08(木)

時速100キロを超えるスピードで走る

陸上最速の動物、チーター。

チーターは、走っている時、

尻尾をぐるぐる回すことがあります。

どんな時に回すでしょう?

答え:方向転換する時

チーターのような速さでカーブを曲がろうとすると、かかる遠心力も、かなりのもの。簡単にバランスを崩して、転倒してしまう。そこで、チーターは、バランスを保つために、尻尾を回す。右に曲がる時には尻尾を左回転させ、左に曲がる時は右回転。これを、「ジャイロ効果」という。
ジャイロ効果とは、物体が高速で回ると、姿勢が乱れにくくなる現象。(ヘリコプターなどに応用されている)
陸上競技でも、トラックのカーブを曲がる時に、外側の腕を回すことで、転倒しにくくなる。(その分のエネルギーも使うので、トップアスリートはしませんが…)
・ジャイロボールは松坂大輔が投げていた(とされる)

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2021-07-07(水)

・徳を積み

・先祖を敬い

・人を信じ

・約束を守り

・学問に励む

という5つの思いが込められた

5色で1セットのもの。何でしょう?

答え:短冊

七夕飾りに欠かせない短冊。童謡「たなばたさま」で歌われているように、
(2番)(♪五色(ごしき)の短冊 わたしが書いた お星さまきらきら 空から見てる)
短冊は5色。(青、赤、黄、白、紫(または黒))
この5色は、世の中は「木火土金水」5つの要素から成り立っているという「五行(ごぎょう)思想」に基づくもので、人間の5つの「徳」を表している。
青は「仁」    徳を積むこと
赤は「礼」    父母や先祖を敬うこと
黄は「信」    人を信じ、友達を大切にすること
白は「義」    約束を守ること
紫(黒)は「智」 学問に励むこと
願い事に合わせて色を使いわけるのがいい、といわれるが、最近はこの5色以外の色の短冊があったり、5色以上ある短冊も珍しくなくなっている。

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2021-07-06(火)

1940年代後半。

アメリカの、ビング・クロスビーのラジオ番組で

使ったのが最初だといわれています。

その後、ラジオでもテレビでもよく使われ、

日本では、ドリフが広めました。

これ、何でしょう?

答え:笑い声を加える(ラフトラック)

あらかじめ録音された笑い声(録音笑い・ラフトラック)を、重ねることで臨場感を出す手法。
この手法の誕生は、テープレコーダーの歴史と重なる。アメリカのエンターテイナー、ビング・クロスビーはラジオショー「ビング・クロスビーショー」で大人気に。全米で放送しようという話になったが、アメリカは時差があるため、2度、同じ内容のものを「生放送」。それは大変だ、ということで、当時開発中だったテープレコーダーを導入し、再放送を始めた。ある時、エンジニアが、あまり盛り上がらなかった部分に、別の時の笑い声を重ねて入れることを提案。以来、いろんな番組でその技法が使われるようになった。

ヨーロッパでは『空飛ぶモンティ・パイソン』などで使われるようになり、日本では、ドリフがこの技法を取り入れ、日本におけるパイオニアになった。

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2021-07-05(月)

生き物の問題です。

哺乳類では珍しく、ミツバチやアリのように

「女王」と呼ばれる1匹のメスだけが出産をする、

ハダカデバネズミ。

育児は、「働きネズミ」と呼ばれる他のメスが行います。

働きネズミは、自分の子でないネズミを育てるために、

何をして母性を獲得するでしょう?

答え:女王の糞を食べる

その名の通り「毛がなく、大きな前歯が突き出している」ハダカデバネズミ。アフリカのエチオピア、ケニアなどの地中に、トンネルを掘って住んでいる。
そして、哺乳類では極めて稀な「真社会性」を取っている。
つまり、群れでは数匹の「王」と呼ばれるオスと「女王」と呼ばれる1匹のメスだけが繁殖を行う。そのほかの多くの個体は「働きネズミ」と呼ばれ、彼らの生殖腺は発達することはなく、配偶子を作ることができない。仔ネズミが生まれると、生物学的母親である女王よりも働きネズミによって仔の世話のほとんどが行われる。

哺乳類は、出産に近づくにつれて性腺からの分泌量が増える雌性ホルモン「エストロゲン」が養育行動の獲得に重要な役割を担っている。しかしながら、養育行動を示す働きネズミの性腺は発達しておらず、自ら雌性ホルモンを合成することはできない。そのため、普段から糞を食べる習性を活かして獲得する。
女王ネズミが妊娠すると、働きネズミは、エストロゲンが増えている女王ネズミの糞を食べることになる。すると、働きネズミの体内には、自分が妊娠しているわけではないのにエストロゲンが増え、やがて生まれる仔ネズミを世話する準備が整う。そして仔ネズミが産まれると、働きネズミの子育てが始まる。哺乳類で、糞に含まれる性ホルモンが他の個体の行動を決める現象がみられたのは、今のところハダカデバネズミのみ。

・女王が死ぬと、群れのハダカデバネズミのホルモンバランスが変わり、新たな女王が生まれる。
・女王が尿をかけることでかけられた他のメスは繁殖が抑制されてしまう。
・平均寿命は約30年で、ネズミの仲間では最長。

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2021-07-02(金)

オリンピックなぞなぞ!

走り高跳びの代表選手になったこうじくん。

こうじくんは、跳ぶ直前に、

必ず笑みを浮かべます。

そんなこうじくんが頭に被ってるもの、なーんだ?



(原案:T&Yなぞなぞサイト)

答え:ニット帽

跳ぶ直前に、「ニッ・・・跳ぼう!」・・・

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2021-07-01(木)

1寸、およそ3センチの幅につき、

26回できるようになれば一人前。

これ、何の技術でしょう?

答え:ハモの骨切り

ハモは1mを超えるウナギの仲間の魚。漁獲高が少ないわけではないのに高級なのは小骨が多く、処理に高度な技術と手間がかかるから。皮の部分は残したまま、細かく切り込みを入れて、小骨を切断する技法。
京料理の板前の腕の見せ所であり、「一寸(3cm)につき、26筋」の包丁を入れられるようになれば、一人前とされた。

・とても生命力の強い魚で、輸送技術が発達していなかった時代でも、生きたまま運ぶことができた。そのことから、内陸の京都で重宝されるようになった。
・骨切りの技術を確立したのは、大分・中津の料理人で、中津の料理人が、京都に技術を伝えたとされる。(天領日田に呼ばれた京の料理人が、途中の中津で教わったという説もある)
・今は骨切りをするロボットもある。

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2021-06-30(水)

精密光学機器メーカー

「三鷹光器(みたかこうき)」が採り入れていた採用試験。

定食屋さんで受験生に定食を食べてもらいます。

何定食でしょう?

答え:焼き魚

東京・三鷹市にある精密光学機器メーカーの「三鷹光器」。社員は40人ほどだが、天文、宇宙開発機器や医療機器の開発で知られ、過去に「ものづくり大賞 内閣総理大臣賞」を受賞するなど、高いレベルの「ものづくり」スキルを持つ企業。
そんな三鷹光器が採り入れていたユニークな採用試験。近所の定食屋さんに受験者を連れていき、「焼き魚」の食べ方を見る。技術者に必要な手先の器用さや、神経質さを兼ね備えているかどうかを見極めているという。
その他、課していた試験は…
・模型飛行機を作って飛ばすこと
 バランスよく、精密に作製しないと飛行機はまっすぐ飛ばない。「大ざっぱ」な性格の人には難しい。
・電球のデッサン
 5枚の紙とエンピツが渡され、制限時間内にデッサンしてもらう。提出は1枚だが、実は、「5枚の紙を使っていろんな角度から試行錯誤しながら描けるか」、つまり、「物事を多面的にとらえられる人材かどうか」を見極めている。

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2021-06-29(火)

1964年、東京オリンピックでの出来事。

アフリカの「北ローデシア」から、12人の選手が出場。

残念ながら、メダルは取れませんでしたが

選手たちは閉会式にも参加。

しかし閉会式に、「北ローデシア」という名前はありませんでした。

何故でしょう?

答え:(オリンピック期間中に)国が独立したから
   (国の名前が変わったから)

「北ローデシア」はアフリカ南部にあった、イギリスの保護領。1964年、東京オリンピックに「北ローデシア」として参加。しかしこの年の7月に、政変が起こり、イギリスから独立することが決まっていた。
そして、1964年10月24日、東京オリンピックの閉会式の日の午前0時に「ザンビア共和国」として、独立、建国した。これを受け、10月24日の夕方行われた閉会式には、新しい「ザンビア」の代表として選手が参加した。
オリンピックの期間中に国の名前が変わった唯一の例。

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2021-06-28(月)

これまでは、「ウォークスルー型」「ライド型」

「シアター型」が主流でしたが、

去年、世界で初めて「ドライブイン型」が

日本で作られました。

これ、何でしょう?

答え:お化け屋敷

コロナ禍で流行したドライブインシアターにヒントを得て、去年夏に世界初の「ドライブインお化け屋敷」が日本(東京都港区麻布)で作られた。
仕掛け人は、お化け屋敷やホラーイベントを手掛ける企業「怖がらせ隊」。シャッターが閉まった車庫で、大量発生したゾンビに囲まれながら車内に閉じ込められる体験を、臨場感たっぷりに味わうことができる。
今年3月からは大阪で開催されている。さらに来月からは東京23区内で、日本発のデリバリーお化け屋敷がリリースされる予定。やってきた救急車型のお化け屋敷で臨場感あふれる体験が可能となる。

お化け屋敷の原型は、大森(現在の東京都大田区大森)の瓢仙(ひょうせん)という医者が1830年、自宅の庭に作った「化け物茶屋」である。小屋の壁に色鮮やかに描かれた百鬼夜行の評判を聞きつけて大勢人が詰めかけたが、あまりに人が集まり過ぎたためわずか3カ月ほどで公開が終わってしまった。
それから9年後、現在の東京都墨田区で井ノ頭弁財天の開帳が行われた際、さまざまな見世物に混じって、人形師の二代目・泉屋吉兵衛(いずみやきちべえ)がお化け屋敷を出店。
大正時代に入ると、お化け屋敷は光や音をふんだんに取り入れ、怖がらせる見せ物から驚かせるアトラクションへと変貌を遂げる。

ちなみに、海外でお化け屋敷ができたのも同じ頃。1835年マリー・タッソーというフランスの蝋人形作家が、ロンドンに作った「マダム・タッソー館」が起源。

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2021-06-25(金)

土の中で生活するミミズは、

体から「あるもの」を出しているため、

泥だらけになることはありません。

何を出しているでしょう?

答え:電気(電圧)

私たちは湿った土を触ると手が土まみれになる。
しかし、土の中で生活するミミズは土の中でも泥まみれにはならず、きれいにツヤツヤしているように見える。
そのヒミツは、ミミズが土の中を移動する時に表皮に生じる“電気”。
ミミズの表皮には、40ミリボルトの、ごく小さな電圧が生じている。このミミズの表皮は、マイナスの電荷を帯びていて、プラスの電荷を帯びた土の中の小さな水の粒を、磁石のN極とS極のように引き寄せる。引き寄せられた水は薄い膜のようにミミズの表面を覆い、バリアのように働くので、土が付着することがない。同時に水の膜が潤滑剤の役割も果たすので、ミミズは土の中をスムーズに動くことができる。
この能力は、土や泥を洗い流す必要がないトラクターやブルドーザー、トラックといった車両の開発に応用できるとされ、研究が進められている。

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