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MORNING JAM

問題です!

バックナンバー

2021-09-30(木)

『ゴルゴ13』の作者、さいとうたかをさんの中学時代のエピソード。

学校の勉強に疑問を持った、さいとうたかをさん。

テストを白紙で出した時に、先生からこう言われました。

「白紙で出すのは仕方ない。ただ…〇〇〇〇〇」

さいとうたかをさんが影響を受けた先生の言葉。

何と言われたでしょう?

答え:(君の責任のもとにやるんだから)名前を書け

中学卒業後働きはじめ、19歳で漫画家デビューしたさいとうたかをさん。中学の頃は、「理屈っぽいワル」だったという。
試験なんてものは、本当の教育とは違う。そう考えたさいとうさんは、当時、テストをいつも白紙で出していた。すると担任の先生が、その答案用紙を持って来て、机に置いた。さいとうさんはその時、なぜ白紙で出したのか、持論を述べよう、と思っていた。しかし、先に先生がこう言った。
「これを白紙で出すのは君の意思だから仕方ないだろう。ただ、君の責任のもとにやるんだから、名前を書け」
『人間の責任』というものを教えられ、ショックを受けたという。それからも先生には、社会の決まり事をいろいろ教わった。さいとうたかをさんが大きな影響を受けたその先生の名前が「東郷」先生。(東郷磨智夫(まちお)先生)「デューク東郷」の名前は、そこから取ったという。

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2021-09-29(水)

大分の問題です。

日本で最も古いものは大分にあって、完成したのは1750年。

そして、それが今、最も多いのも大分県。

全部で、570以上あります。

これ、何でしょう?

答え:トンネル

大分はトンネルとの関係が深い県。

・日本で最も古い、交通用のトンネルは、ご存知、「青の洞門」。(1750年完成)
旅の途中に立ち寄った禅海(ぜんかい)和尚が、断崖絶壁で命を落とす人々に心を痛め、托鉢で資金を集め、30年かけて掘り抜いた。日本で最初の有料道路でもある。(人4文、牛馬8文)

・日本で最もトンネルが多いのは大分県。なんと576か所。(数え方で多少上下する)
2位の北海道(473か所)と大差をつけている。

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2021-09-28(火)

「青」「黄色」「赤」

3色の自動車用信号機。

一番明るいのは、何色でしょう?

理由とともにお答えください。

答え:黄色  
(理由)信号は変わり目が一番危険だから明るくしている。

自動車用の信号機、実は3色の明るさを変えている。一番明るいのは「黄色」。交差点で最も危険なのは、信号の変わり目。なので、ドライバーに止まる準備を知らせるため、黄色を明るくして、目立たせている。
メーカーにもよるが、大手のコイト電工は黄信号は赤信号の2倍の明るさにしている。また、「色の判別が苦手な人への配慮」もある。3色は原則的に、「黄」「赤」「青」の順に明るい。

▷信号機の正確な意味
 赤・・・「停止線を越えて進んではいけない」
(止まれ、ではなく、すでに交差点の中にいる時は進んでよい)
 黄・・・「止まれ」ただし、安全に停止できない時は、注意してそのまま進める。
(注意して進め、は誤りで、原則は止まれ)
 青・・・「進むことができる」
(進め、ではない。安全を確認して、進むことが可能な場合に進める)

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2021-09-27(月)

なぞなぞ、ではありません。

歯医者以外で、

抜歯の練習をする職業、なーんだ?

答え:宇宙飛行士

これは、宇宙空間で歯が痛くなり、痛み止めの薬も効かなくなってしまった時に備えるため。
スペースシャトルや宇宙ステーションに歯医者はないし、仮にあったとしても、無重力の状態で歯を削る治療をしたら、水分や削った粉が飛び散って大変なことになる。
実は、昔は虫歯があると宇宙に行けなかった。エンデバーの日本人初の宇宙飛行士である毛利衛さんは、1995年の選抜で、親知らずと虫歯の治療をしないまま2次選抜に挑み、不合格だった。不合格通知には『歯科治療の必要を認める』という一文があった。
通常虫歯があると詰め物をかぶせるが、昔は歯の治療技術があまり発達していなかったため、歯と詰め物の間にすき間が出来てしまうことがあった。そうなると万が一、宇宙船の空気がもれて空気の量が減り、「気圧」が低くなると、その虫歯の中のすき間がものすごく痛くなってしまう恐れがあった。また、宇宙船の外に出て活動する際、宇宙服の中の空気は、体を動かしやすくする為、通常の約3分の1になっている。すると「気圧」が低くなってしまうので、虫歯が痛くなる。
今はきちんと治療されていれば大丈夫だが、万が一に備え、ペンチを使って抜歯をする訓練がある。

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2021-09-24(金)

なぞなぞです。

そのままだと、とくもの。

点を2つつけると、引くもの。

線を2本つけると、生きもの。

これ、なーんだ?

答え:くし(櫛)

「くし」に点を2つつけると、「くじ」・・・引いて、決めるもの
「くし」に線を2本つけると、「くも」・・・生きもの

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2021-09-23(木)

クイズ!日本の世界一

世界第1位は、山梨の西山(にしやま)温泉

世界第2位は、兵庫の城崎(きのさき)温泉

世界第3位は、石川の粟津(あわづ)温泉

といっても、温泉のランキングではありません。

何の世界一でしょう?

答え:最古の宿泊施設

①ギネスワールドレコーズによって、「世界最古の宿泊施設」として認定されているのが、山梨・西山温泉の「慶雲館(けいうんかん)」。開業は705年(慶雲2年)。この地で狩猟を行った藤原真人(ふじわらのまひと/鎌足の子)が、温泉を発見。温泉宿として整備した。「企業」としても578年創業の金剛組(こんごうぐみ/建設会社)、587年創業の池坊(いけのぼう)華道会に次ぐ、世界で3番目に古い組織。

②宿泊施設2位は、兵庫・城崎温泉にある「古(こ)まん」で開業は717年。

③3位は、石川・粟津温泉の「法師」で718年開業。
(※2010年まで、「法師」がギネスに載っていたが、慶雲館が申請し、認定されたため、2011年に世界最古が入れ替わった)

▷ちなみに、ヨーロッパの現存する最古の宿泊施設は、1681年創業のスイス・バーゼルの「ホテル トロワ・ロワ」。

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2021-09-22(水)

なぞなぞ、ではありません。

目が白ーくなったら、

脱ぐ合図。

これ、なーんだ?

答え:ヘビ

ヘビは脱皮が近づくと、まず目が白くなる。目から常に体液が出ていて、古い皮と、内側の新しい皮の間に溜まって、すき間ができるので、目が白くなる。(この時、ヘビは、目もほとんど見えなくなり、エサも食べなくなる)
それから数日後、脱皮を始める。頭から、皮を破り、ストッキングを脱ぐように、裏返しながら、古い皮を脱ぎ捨てる。つまり、ヘビの抜け殻は、裏返しになっている。

・脱皮は危険も伴う。万一、皮が残ったりすると、血行が悪くなり、皮膚がただれることもある。また、目に残ると、そのまま失明することもある。
・ヘビの脱皮は、成長のために行うわけではなく、垢を落とすようなもの。古い皮を取り除く作業。なので、脱皮の後で、大きくなったりすることはない。

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2021-09-21(火)

今日は中秋の名月。ですが、もっと身近な、まーるいもの。

イギリスの物理学者、マーク・ヘッドリー博士が

導き出した公式。

上に乗る「円」の直径よりも、

下の「白い円」の直径は61%広くするのが美しい。

これ、何を美しく見せる公式でしょう?

答え:カレーライス

カレーライスは、イギリスでも一般的な食事。(イギリス人の85%は、月に一度以上、カレーを食べている)
イギリス・ウォーリック大学の物理学者、マーク・ヘッドリー博士は、カレーについての公式を発表。(この研究に40時間費したという)

その内容は…
・一口のスプーンに、具と、ソース、米を1:1:1でのせる必要がある。よって、米が100gなら、具も100g、カレーソースも100gの割合にする。
・皿が27cmなら、米は直径23cm、厚さ5mmにして、その上に、直径14cm、最高点2.4cmになるように、ドーム状にカレーを盛り付けるのが最も美しい。皿に敷くライスの円は、上のカレーの直径よりも、61%広くする必要がある。

▷ちなみに、イギリスでは、週に350万食のカレー、27トンのピクルスとチャツネが消費されている。
イギリス人の好きなカレー、1位はチキンティッカマサラ(いわゆるチキンカレー)、2位はローガンジョシュ(たっぷり油を使ったカシミール地方のカレー)

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2021-09-20(月)

クイズ!蓼(たで)食う虫も好き好き

2006年のイグ・ノーベル栄養学賞を受賞した研究。

フンコロガシのフンの好みを調べる

という内容でした。

どの動物のフンが人気だったでしょう?

答え:馬

「甲虫の一種スカラベ(フンコロガシ)が、フンの味にうるさい」という事を実証した、クウェート大学のフーティー氏と、クウェート環境省のムッサラーム氏。2006年のイグ・ノーベル栄養学賞を受賞した。
フンコロガシの成虫はフンの柔らかい部分を食べる。そして、幼虫のエサとしては、フンを丸めて埋めておく。フンに産み付けられた卵が孵化すると、幼虫はそのフンをエサとして育つのだ。
フーティー氏とムッサラーム氏は、フンコロガシに、草食動物の馬、ラクダ、羊のフンを用意し比較したところ、馬>羊>ラクダとより水分の多いフンが好まれたことを突き止めた。
肉食動物(犬、キツネ)については、食べなくはないものの、草食動物のフンがより好まれる結果となった。
馬のフンを好む理由は以下の2つ。
①成虫のフンコロガシはフンの中でも水分の多い部分を常食としている。馬のフンの水分が73%なのに対し、羊のフンは70%、ラクダのフンは62%。
②馬のフンには植物の実が入ることが多く、幼虫のエサとして最適であると考えられている。

・ちなみに、古代エジプトでは糞塊を転がして大きな球体を作るスカラベの習性を神秘的なものと考え、その球体を太陽に見立て、スカラベを太陽の運行を司る神である太陽神ケプリと同一視した。

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2021-09-17(金)

フランスで生まれた遊びで、

日本には江戸時代に入って来た、といわれています。

大正時代に、日本人が2つのお皿を付け加えて、今の形が完成。

今では、日本式のものが世界のスタンダード。

この「遊び」、何でしょう?

答え:けん玉

「けん玉」は日本の伝統的な遊びに見えるが、ルーツはフランスと考えられている。
けん玉型の遊びが最初に文献に登場するのは、16世紀のフランス。
「1585年の夏、街角で子どもたちが遊んでいる“ビルボケ”を王様たちも遊ぶようになった」
このビルボケが、シルクロードを通って江戸時代に日本に来た、と考えられている。(時期は諸説あり、日本で独自に発明された説もある。)
当時のけん玉は、槍状の本体と、穴の開いた玉だけ。今の日本のけん玉の形になったのは大正7年(1918)。広島・呉の江草濱次さんが、横向きの“受け”(皿)を追加。「日月ボール」の名前で売り出して大ヒット。スタンダードな形となった。
現在では、この日本型のけん玉が世界に広まり、世界大会も行われる。技もたくさん生まれた。

・フランスには、今も、伝統的な「ビルボケ」がある。「ビルボケ」の名は、槍投げ用語「ビル・ル・ブーケ」から、とされる。

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