FM 福岡 FUKUOKA

MORNING JAM

問題です!

バックナンバー

2021-11-10(水)

生き物の問題です。

弓矢を引くように、ゆっくり力を貯めて、

一気に放つパンチの速さは時速80キロ。

あまりに強烈で、周りの水が沸騰して光る、

という海の生き物。

何でしょう?

答え:シャコ(モンハナシャコ)

海の甲殻類の一種、シャコ。見た目はエビに似ているが、種としてはかなり遠い。カマキリに似た、鋭い鎌を持ち、体長は15cm~20cm。そして、パンチがとにかく強烈。プロボクサーのパンチをはるかに上回る、時速80km。(ボクサーのパンチのスピードは4~50km/h)
バネや弓矢と同じ原理で、力を貯めて、両腕を同時に放つ。これで、獲物を失神させたり、貝の殻を割ったりする。周囲の水は急激に圧縮されるため、瞬時に沸騰し、発光することもある。

▷ただし、抵抗の少ない陸上(空気中)では、逆にパンチ力が落ちる。これは、もし空振りした時に、自分の関節を傷めてしまうため、力を調節しているのではないかと推測されている。
▷シャコは、地球上の生物の中で最も多くの色を認識できる。人間の光を見る細胞は赤・青・緑の3種類だけだが、シャコは実に、12種類の光を見る細胞を持っている。(10万色を識別できるという)

答えはこちら

2021-11-09(火)

クイズ!歴史に残るうっかり者

17世紀のヨーロッパの話。

うっかり者の船乗りがタマネギと間違えて

朝ごはんで食べたものの価格は、

5500フロリン。今の2000万円以上の価値。

何を食べてしまったでしょう?

答え:チューリップの球根(センペル・アウグストゥス)

この「事件」が起こったのは1630年代。世界最初のバブル経済、チューリップバブルでの出来事。当時、高騰していたチューリップの中でも人気のあった「センペル・アウグストゥス」という品種は、5500フロリン。当時の平均年収の10倍ほどで、今の価値で2000万円以上だった。(最高で3億円を超えた)
そのセンペル・アウグストゥスの球根を、うっかり者の船乗りが食べてしまった。朝ごはんでタマネギと間違えて調理してしまったという。船乗りは、「どうりでまずい」と思ったらしく、結局、彼は、投獄されてしまった。

「センペル・アウグストゥス」は後年、ウイルスによる伝染病に罹っていたことがわかり、取引が禁止され、現在は流通していない。品種改良によって、似た品種は販売されている。(「ハッピージェネレーション」「カーニバル・デ・リオ」など)

答えはこちら

2021-11-08(月)

江戸時代に、薬として作られました。

浅草・浅草寺の前で売られたのが、

全国に広まります。

中でも特に売れたのが、

京都の清水寺と、長野の善光寺。

何でしょう?

答え:七味唐辛子

辛さと香りでうどんなどの料理を引きたてる、名脇役の「七味唐辛子」。元々は、現在も東京・浅草にある「やげん堀(ぼり)」が、江戸時代に「薬」として生みだした。当時から体を温めたり、食欲増進効果があると言われる唐辛子に、山椒(胃腸に効果)や陳皮(ちんぴ/カゼ予防)など、合わせて7つを配合して、「薬」として浅草・浅草寺の前で売り始めた。
お寺の前で売ったのは、「体の悪いところが治りますように」と参拝した人が多かったから。これによって全国のお寺の前で売られるようになった。中でも爆発的に売れたのは参拝客も多い京都の清水寺と長野の善光寺。この2つの七味唐辛子は発祥の東京と合わせて「日本・三大七味唐辛子」と言われている。

東京の七味に入っているのは
①唐辛子②麻の実③黒ゴマ④山椒⑤陳皮(みかんの皮)⑥けしの実⑦焼き唐辛子

対して京都の七味は
①~④は一緒。残りは「白ゴマ」「青のり」「しそ」が入り、香りを重視。

配合の違いは、東京はソバ、京都はうどんという「麺文化」の違い。
さらに長野の七味には、①~⑦に加え、体をあたためるショウガが入っている。

答えはこちら

2021-11-05(金)

帰りに、必ず、重さ8キロの

ゴミを持って帰らなきゃいけない場所。

どーこだ?

答え:エベレスト

世界最高峰のエベレスト(8848.86m)
累計の登頂者数は9000人を超え(2018年現在で9171人)、近年はゴミの問題も深刻。
そこで2014年から、登頂者は、自分が持ち込んだものと別に、最低1人8キロのゴミを持ち帰らなければならない、と決められた。
入山前に44万円を預け、きちんと8キロのゴミを持ち帰れば、返金されるが、足りなければ、その分、返金額が少なくなる。

答えはこちら

2021-11-04(木)

フランス北部、ヴィムティエの田舎町に

ある農家の女性の像が立っています。

彼女の名前は、マリー。

フランス革命で逃げてきた司祭をかくまったお礼として

あるものの作り方を教えてもらい、今のものを完成させた人物。

ナポレオンがその味に感動した、というエピソードも残っています。

マリーおばさんが生んだその食べ物、何でしょう?

答え:カマンベールチーズ

1761年生まれのマリー・アレルは、フランスの農婦。
フランス革命から逃げてきた司祭をかくまう代わりに、1791年、チーズの作り方を教わり、白カビを生やして、やわらかく熟成させたチーズを生み出した、とされる人物。ナポレオンが、カマンベール村を訪れた際に、食べて感動し、「カマンベールチーズ」と名付け、全国に広めたといわれている。(諸説ある)
カマンベールチーズはその後、アメリカに伝わり、1928年、カマンベールチーズ製造で大もうけしたアメリカ人実業家がフランス・ヴィムティエに、彼女の像を建てた。
ただ、現地ではすでにマリー・アレルの名は忘れられていて、このアメリカ人の登場で、再び彼女の功績が評価されるきっかけになったという。

・マリー・アレル像は、第2次大戦中の1944年、ノルマンディー上陸作戦の際に破壊された。戦後再び、アメリカのメーカーによって、2代目の像が建てられた。

答えはこちら

2021-11-03(水)

なぞなぞです。

わるものをパンチでやっつけたら、

お腹いっぱい、ご飯を食べることができました。

やっつけた「わるもの」って、なーんだ?

答え:ばい菌

「ばい菌」に「グー」パンチを食らわせたら、「バイキングー」

・・・・・・・

答えはこちら

2021-11-02(火)

私たちの暮らしに関する問題です。

1951年、よりよい暮らしのための「基準」が作られ、

そこから、新しい言葉が生まれました。

モダンな生活の象徴として団地に取り入れられて、

今も使われている言葉。

アルファベット2文字で、何でしょう?

答え:DK(ダイニングキッチン)

台所(キッチン)と食堂(ダイニングルーム)を1つの部屋にした「ダイニングキッチン(DK)」は、日本生まれの、日本の生活様式。(和製英語)
元々、日本の家屋は、和室でちゃぶ台を囲んで食事をして、そこに布団を敷いて寝るのが一般的だった。
1951年、当時の建設省が、「51C型」という、間取りの基準の1つを制定。そこで目指したのは、食事の場所と寝る場所を分けること(食寝分離)と、夫婦と子どもの寝室を分けること(就寝分離)。
そこで、食事のテーブルが置ける台所、すなわち、ダイニングキッチンが誕生。公団や公営住宅に導入され、スタンダードとなった。

(さらに、生活水準が向上すると、リビングスペースも一体化したLDKが生まれた。)
(現在は、寝室が2つ以上の場合、DKは6畳以上、LDKは10畳以上と定められている。(寝室が1つの場合はDK4.5畳、LDKは8畳))

答えはこちら

2021-11-01(月)

飲料メーカーのサントリーが、

オフィスでのコミュニケーションを

促すために開発した自販機。

何という自販機でしょう?

答え:社長のおごり自販機

サントリーは10月19日、法人向けの新サービス「社長のおごり自販機」の展開を開始した。
社員2人がそろい、対象部分に2枚の社員証を同時にタッチ、そして10秒以内に飲みたい商品のボタンを押す。すると、それぞれ1本ずつ飲み物が無料でもらえるもの。
飲料代は設置先の法人が負担。社員証をかざして無料になる時間・曜日、1人1日当たりの無料になる上限本数などはカスタマイズすることができる。
また、名称は会話のきっかけになるようユーモアを込めたもので、「工場長のおごり」など企業側の要望で変えられる。

サントリーは、このサービスを導入したねらいについて、働き方が多様化しリモートワーク化が進む中で、雑談などのコミュニケーションが不足していることをあげる。実際に1000人を対象にした調査でも、テレワークを行っている人の8割以上が職場のメンバーと雑談がしにくくなったとする結果が出ている。そこで、オフィスにいる時、大切な雑談(コミュニケーション)を自販機で増やしたいと考えた。
実証実験にはコクヨも参加。今後、首都圏から順次展開する。2022年には100社への導入を目指す。

答えはこちら

2021-10-29(金)

中国は「ツーパオ」

フランスは「カルターブル」

ドイツは「シュールランツェン」

メキシコは使いません。

日本は、何でしょう?

答え:ランドセル

日本では多くの小学生が使っている通学カバン「ランドセル」。
各国によって、定着している通学カバンは様々。
・中国…「ツーパオ(書包)」と呼ばれる肩かけ式のバッグが通学カバン。素材は布や革など。
・フランス…「カルターブル(cartable)」という、ナイロン製で横長の手さげ兼リュックサックタイプのカバンが定着している。
・ドイツ…「シュールランツェン(schulranzen)」という、日本のランドセルより大きめの、リュックサックタイプのカバンを高校に入るまで使う。
素材は牛革、合皮、ビニールなどさまざま。色も青・赤・黄色・茶色などカラフルだが、男子は青か茶色、女子は赤を使う子が多い。

一方で、メキシコでは通学にカバンを使わず、教科書をそのまま持って登校するスタイルが一般的。

答えはこちら

2021-10-28(木)

ここ、10年ちょっとの出来事。

省エネタイプに変わったことがきっかけで、

「赤い人」の体型はずいぶん太りました。

これ、何でしょう?

答え:歩行者信号

かつての電球タイプの歩行者信号は、全体が赤や青で、中の人が白く描かれていた。しかし、今のLEDタイプに変わった時、地は黒で、赤や青で人が描かれるタイプに変更。「青信号」は、それほど変わっていないが、「赤信号」は、目立たせるために、かなり太めの体型に変化。以前の電球型は、細身だったが、LEDでは、両腕は体から離れ、倍以上に太った。

答えはこちら