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MORNING JAM

問題です!

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2022-03-04(金)

なぞなぞです。

工作じゃないのに、

切ったりはったりする

都道府県って、どーこだ?

答え:三重県

「見得」を切ったり、
「見栄」を張ったり…

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2022-03-03(木)

福津市に、「新原(しんばる)・奴山(ぬやま)古墳群」という、

世界遺産の古墳があります。

(※「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の一つ)

また、須惠町にも、「新原(しんばる)」という地名があります。

この「新しい」に「原」と書いて「新原(しんばる)」という地名

と同じ由来を持つ

イタリアの都市は、どこでしょう?

答え:ナポリ

▶イタリアの港町、ナポリは、ネアポリス、新しい街、という意味の地名。
▶この「ポリス(ポリ)」も、九州の地名によくある「原(ばる)」も、元をたどれば語源は同じ。
▶仏教に残るインドの言葉、サンスクリット語に、「集落・城塞」を意味する「pur(プル)」という言葉がある。「プル」がそのままつく地名は今も、アジアに数多くある。インドの「ジャイプール」や、「シンガポール」、トルコの「イスタンブール」など(スリランカの「スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ」もここから)
▶この「プル」はヨーロッパに入り、「ポリス(城塞都市)」になった。ギリシャの「アクロポリス」、リビア「トリポリ」、そして「ナポリ」など
▶一方、日本には朝鮮半島経由で九州に入ってきたことで、九州に「~原(ばる)」という地名で定着した。また、同じく九州に多い「~丸(まる)」という地名も同じ由来。(五郎丸など)
さらに転じて「村(ムラ)」になった、と考えられている。
・壱岐によくある「~触(ふれ)」という地名もおそらく同語源。
・東京の「日暮里(にっぽり)」も同じ。しかもここは元々「新堀」と書いてたので、福岡の「新原」や「ナポリ」と意味も同じ。

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2022-03-02(水)

クイズ!ふしぎ歴史エピソード

食事で使うテーブルナイフは、刃の先が丸い形。

元々、食事用のナイフも、先は尖っていましたが、

17世紀、フランスの宰相、リシュリューが命じて、

今の形になりました。

といっても、尖っていると危ないから、という理由ではなく、

人々がナイフを別のことに使うのが嫌だったから。

リシュリューが嫌った、ナイフの使い方、

何でしょう?

答え:(爪楊枝のように)歯のすき間を掃除するのがイヤだった

リシュリューは月曜日の「問題です」でも取り上げた、フランス、ルイ13世の宰相。王朝の発展と繁栄に尽力し、近代フランスの礎を築いた人物。国益のためには手段を選ばないことで敵も多かったが、無私の人でもあり、政治家としてすばらしい功績も残した。(それゆえ、良い話も悪い話も含め、多くのエピソードが残されている)

テーブルナイフの刃先は、元々、他のナイフと同様、尖っていた。その形を変えたのがリシュリュー。
会食で、ナイフの先を爪楊枝代わりにして歯を掃除する人に苛立ち、1610年5月13日、ナイフの先を丸くする命令を出し、以来、テーブルナイフの刃先はすべて丸型になった。
(ちなみに、爪楊枝がヨーロッパになかったわけではない。この出来事がきっかけかは不明だが、現代ヨーロッパで爪楊枝は人前で使うことはまずない。洗面所でこっそりするのがマナー。)

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2022-03-01(火)

生き物の問題です。

メスも、オスと同じように、

おちんちんやタマタマとそっくりなものを持っていて、

オスもメスも見た目はほぼ同じ。

長いこと「両性具有」と信じられてきた生き物

何でしょう?

答え:ハイエナ(ブチハイエナ)

ハイエナは腐肉を漁るなど、あまりいいイメージはないが、俊足で、並外れた体力を持つ優秀なハンター。メスの方が、少し、オスより大きな体を持ち、メスも狩りを行う。
そして、メスも、立派な陰茎(おちんちん)状のものをぶら下げている。(陰核が肥大したもの)
この棒(にせおちんちん)には、膣と、尿道も通っているので、排尿も、出産も、ここを通って出てくる。
また、にせのタマ袋もあり、中には脂肪の塊が入っている。オスとメスは見分けることがほぼできないため、「両性具有」と信じられ、交尾せずに出産できると考えられてきた。

※ちなみに交尾の時は、メスが筋力で、このニセちんちんを引っ込める。つまり、交尾は完全にメスが決定権を持つ。
※産道がかなり狭いため、初産で無事出産できる確率は40%
※メスがこの突起物を持ったのは、狩りも行うため、男性ホルモンをたくさん作るからだ、と考えられている。
※メスのそれも、ちゃんと勃つ

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2022-02-28(月)

クイズ!名言の真相

「ペンは剣よりも強し」

この名言は、イギリスで1839年に発表された戯曲『リシュリュー』

の中で、主人公のリシュリューが放ったセリフ。

実在の人物をモデルにした歴史劇ですが、

主人公・リシュリューの職業は、何でしょう?

答え: フランス宰相(総理大臣)

「言論の力は、武力よりも大きな力を持っている」というような意味合いで使われる、「ペンは剣よりも強し」。
例えば、民意を無視したかのような、無謀な政策を推し進める悪徳政治家の黒い部分を、報道やメディアの力で、失脚に追い込む…「文章の力が世直しをする」こんなシチュエーションを連想される人がほとんどではなかろうか。
この名言の原典は、イギリスで1839年に発表されたエドワード・ブルワー=リットン卿作の戯曲『リシュリュー』。これは、17世紀フランス王国の宰相・リシュリューをモデルにした歴史劇。
実際のリシュリューは、中央集権体制と王権の強化に尽力した人物だった。
劇中、強大な権力を誇るリシュリューは、ある時、部下である軍の司令官たちが、自分の暗殺計画をもくろんでいることを突き止める。
しかし、リシュリューは宰相であると同時にカトリックの聖職者でもあり、表立って武力で対抗することはできない立場。さて、どうすればいいか?
…というところで、名言「ペンは剣よりも強し」が出てくる。この名言は、次のセリフの後半部分が切り取られたもの。
リシュリュー「まことに偉大な統治(私がやっているような)のもとでは、ペンは剣よりも強し」
リシュリューは、暗殺を企てている軍の人間よりも上の地位にあるので、軍隊を動かさないよう命令する令状に、上位の自分がペンでサインさえすれば、暗殺者たちは実質上、自分に歯向かうことができなくなる…と言ったのだ。
つまり「ペンは剣よりも強し」は、「下位にいる人間がどんなに腕っぷしが強かろうと、上位の人間の命令パワーにはかなわない!」という意味の言葉の、一端が切り取られたものだったのである。

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2022-02-25(金)

なぞなぞです。

首都に行くと、

カツラの人ばかりになる国って、

どーこだ?



(原案:T&Yなぞなぞサイト)

答え:アフガニスタン

首都は「カブール」、頭にかぶーる・・・

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2022-02-24(木)

計算問題です。

1から9

すべての数で割り切れる数のうち、

最も小さいものはいくつでしょう?

(※1以上でお答えください)

答え:2520

1から9、どれでも割り切れる、ということは、1から9の9つの数の最小公倍数を求める、ということ。

2は4に含まれ、3は9に含まれ、4は8に含まれ、6は8×9に含まれるので考えなくてOK。(※1はそもそも考えなくてOK)

残った5、7、8、9は互いに公約数を持たない(これを「互いに素(そ)」という)ので、4つをかけ合わせればよい。
5×7×8×9=2520

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2022-02-23(水)

クイズ!ふしぎ歴史エピソード

戦争の捕虜収容所でよく問題になるのが食文化の違い。

太平洋戦争の時、日本が収容所で出した食材が原因で、

戦後、裁判になりました。

問題となった食材、何でしょう?

答え:ゴボウ

太平洋戦争で、外国人捕虜にゴボウを与えたところ、木の根を食べさせられたと誤解され、収容所の責任者が、戦後、BC級戦犯として処罰された。
ゴボウは世界各地に自生しているが、日常の食材として使っているのは世界で日本だけ。(韓国でまれに食用される他、薬用として使われることはある)

他に、食事が虐待と誤解された例として、イギリス軍がドイツ軍捕虜にマーマイトを支給したことが問題となったことがある。マーマイトは、イギリスやニュージーランドで生産される、ビール酵母(ビールの酒粕)のペースト。栄養価は高いが、独特の風味で、クセが強く、日本人もあまり好まない。
一方で、外国人捕虜がいることで食文化が発展することもある。1905年、日露戦争でロシア人捕虜が博多の町にやって来た時、パン食文化が福岡市民に広まった。

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2022-02-22(火)

猫の問題です。

猫は、ヒゲと

同じ役割の毛が

顔以外にも生えています。

どこに生えているでしょう?

答え:脚(前脚の肉球の近く)

猫は、特徴的な口元以外にもいろんなところにヒゲが生えている。目の上、頬骨、アゴなど。
これらは感覚器としての機能を持った毛で、「洞毛」と呼ばれる。平衡感覚を保ったり、夜でも障害物を避けたり、空気の流れを感じたりすることができる。
そして、顔回り以外に、脚にも同様の役割の毛がある。これは、肉食動物としての、ハンターに欠かせないセンサー。相手の微妙な動きを感知したり、捕えた相手が生きているかどうかも、脚の「ヒゲ」で判断している。

なので、猫のヒゲは絶対に切ってはいけない。(抜け替わることはある)

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2022-02-21(月)

クイズ!カーリングの不思議

カーリングのストーンが、

他の物体と動きが決定的に違うのに、

その理由が科学的に解明されていないこと。

何でしょう?

答え: 回転してる方向に曲がる(他の物体とは逆)

精密な読みやかけひきを伴い、「氷上のチェス」とも言われるカーリング。
しかし、カーリングの魅力はそれだけではない。
15~16世紀頃発祥といわれる古いスポーツだが、いまだ解明されていない科学の謎が潜んでいるのがカーリングなのだ。
ストーンが他の物体と決定的に違うのは、回転と同じ方向に曲がること。
例えば料理用のボウルを伏せて滑らすとどうなるか。反時計回りに回転させると右に曲がる。しかし、ストーンは反時計回り(左回転)に回転をかけると左に、時計回りなら右に曲がる。なぜか。説明を試みた理論は多数存在する。
そのうちの1つ、「スティックスリップ摩擦論」は、氷上に広がる無数のペブル(氷の粒)に注目した。これを提唱した物理学者たちは、ストーンの底がペブルに接して生じた摩擦力に左右差が生じる結果、摩擦力の大きい方を軸にして回転方向と同じ方向に曲がる、と主張する。数学的な理論だが、全員が賛成というわけではない。この理論の提唱者は、回転速度に関わらずストーンは同じように曲がると言っているからだ。
もし「スティックスリップ摩擦論」が正しいなら、ストーンの回転が速いほど大きく曲がるはずだが、実は、ストーンの回転が速すぎると、摩擦が減り、かえって曲がらない。きれいに曲げるには、ハウスまで2~4回転ほどがちょうど良いとされている。

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