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MORNING JAM

問題です!

バックナンバー

2022-01-04(火)

生き物の問題です。

水の中にいるのに、泳げず、

汗をかくイメージがあるのに

まったく汗はかかない生き物。

何でしょう?

答え:カバ

▷カバは水の中に棲む動物としては珍しく、泳げない。思いっきり息を吸い込むと少し浮くことはできるが、基本的には水に沈む。なので、カバは、息を止めて、水中の地面を歩く。数分に1度、鼻を穴を水上に出して呼吸する。(自分の背丈より深いところには行かない)

▷カバはピンク色の汗をかくといわれるが、あれは汗ではなく、皮膚を乾燥から守るためのアルカリ性の粘液を出している。カバに汗腺はなく、汗で体温調節などはできない。

▷カバが大きく口を開けるのは、あくびではなく威嚇。口を大きく開けた方が強いとされ、150度も開くことができる。動物園でカバに向かって手をあげるとカバは口を開くが、決して愛嬌で開けてるわけではない。この口を開けるイメージから、カバは歯磨きのイメージキャラにされることがよくある。

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2022-01-03(月)

なぞなぞです。

今はまだだめだけど、

2月になると勝つ生き物って、

なーんだ?



(原案:T&Yなぞなぞサイト)

答え:カニ

「に」が「つ」になると「かつ」になるのは「かに」…

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2021-12-31(金)

なぞなぞです。

除夜の鐘の最後の1回を

鳴らそうと狙っているこうじくんが、

今夜食べる肉料理って、

なーんだ?



(原案:T&Yなぞなぞサイト)

答え:鶏のつくね

最後の鐘をつきたいこうじくんが食べたのは、「トリ、つくね」…

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2021-12-30(木)

鍋やチョーク、ゴルフボール、

雪を溶かす、融雪剤やコンクリート

さらに、トマトを甘くする肥料などに

「再利用」されるもの

何でしょう?

答え:ホタテの貝殻

ホタテガイは、5000年前、縄文時代から食用にされていた、日本人(北部)になじみのある食材。ホタテの貝殻はいろんなものに再利用されてきた。鍋代わりにして、馬肉を煮て食べたりしていた。粉末にして再利用されることも多く、チョークやトラックを引く粉には早くから加工されてきた。また、環境にやさしい融雪剤にもなる。
(が、コストが数倍になるため、利用は一部に限られている。)
そして、粉末を固めたゴルフボールは、海に向かって打つ練習ができるゴルフボールとして開発されたが、(廃棄物の投棄にあたるおそれがあるとして)今は製造されていない。
ホタテ貝殻に含まれるカルシウムは、作物が育ちやすい土壌に改良する働きがあり、肥料として利用される。他にも、洗剤やハミガキ粉などに利用されている。

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2021-12-29(水)

クイズ!ふしぎ歴史エピソード

1939年の第2次世界大戦勃発で、

コカ・コーラのドイツ法人は困ったことになりました。

アメリカ本国から、コカ・コーラの原液が輸入できない。

そこで、ドイツのコカ・コーラ社が作り出したものは

何でしょう?

答え:ファンタ

コカ・コーラ社の炭酸飲料の1つ、「ファンタ」が生まれたのは、第2次世界大戦がきっかけ。コカ・コーラ社は、1929年にドイツ法人を設立。ドイツでコカ・コーラの生産を始めた。
しかし第2次世界大戦が始まり、ドイツの会社がコカ・コーラの原液を輸入することが、できなくなってしまった。
そこで当時のドイツコカ・コーラの支配人、マックス・カイトは、コカ・コーラの代わりとなる清涼飲料の開発を指示。そうして生まれたのが「ファンタ」だった。
戦後、コカ・コーラの製造を再開してからも「ファンタ」の生産は続けられ、1955年にイタリアで、58年に日本でそして60年にはアメリカでも販売が始まる。
さらに、1961年には、アメリカのコカ・コーラがファンタ・クリアレモン味を「スプライト」の名前で販売開始した。ファンタは現在、180か国で販売されている。

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2021-12-28(火)

理科の問題です。

生き物ではないのに、雄と雌があって、

ほとんどが昼だけど、ごくまれに、満月の夜に出ることもある。

漢字で書くと、音読みは「コウ」

これ、なーんだ?

答え:虹

虹は、大気中の水滴の中を光が通過する時に、屈折して、色が分かれて見える現像。
2重のアーチを描き、日本では内側のはっきりした虹(主虹)を雄、外側のうっすら見える虹(副虹)を雌としてきた。
通常、虹は太陽光でできるが、まれに、月の光でできることもある。(これを月虹(げっこう)という)満月の時に可能性がある。

ちなみに、古代ギリシャでは紀元前300年ごろ、中国では西暦1000年ごろ、日本では西暦1200年ごろまで、虹は生き物だと考えられていた。
日本は、虹を7色、としているが、これはニュートンが7色と主張したことの名残りで、世界的には多くの国で6色と認識されている。(日本はニュートンの説の権威を乗り越えられなかった、とみる向きもある)

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2021-12-27(月)

クイズ!会席料理のマナー

和食の会席料理では、

お椀の蓋に、水滴が付いていることがあります。

これは、拭き忘れではなく、

「あることを示すため」にわざとつけたものです。

何のために、お椀の蓋を濡らすでしょう?

答え:「誰も触っていないこと」を示すため。

お椀の蓋に水滴をつけるのは、茶懐石に由来するが、いくつか説がある。

①「誰も触っていません。あなたの為の料理ですよ」という意味
②給仕の際、料理が出来上がったことと、お椀の正面を知らせる意味
③茶道で風炉(5~10月)の茶事では、茶筅で、お椀、折敷の上にさっと露を打つきまりになっている。それには「涼味を添えるため」との意味がある。

・濡れた箸が登場することもあるが、これは塗れ箸、もしくは利久箸と言い、これも料理が箸につかないようにする為の気遣いである。

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2021-12-24(金)

なぞなぞです。

クリスマスイブ、枕元に飲み物じゃなく、

まちがって調味料を置いて

布団に入ったこうじくん。

翌朝起きると、プレゼントではなく

代わりに「6」という数字が置かれていました。

こうじくんが用意した調味料って、なーんだ?

答え:酢

「サンタさん」に「酢」をあげたので、「さんたすさん(3+3)」に…

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2021-12-23(木)

・食塩のかたまりが水を吸うこと

・石けんで手を洗うと水が手になじむこと

・タオルで手を拭くと、タオルが水を吸うこと

 これらはすべて、あるものが
 
“燃える”原理と同じです。

 何でしょう?

答え:ロウソク

イギリスの王立研究所は、1825年から毎年、クリスマスシーズンに子どもたちを招いて、科学の講座を行っている。(「クリスマス・レクチャー」という)
その中でも有名なのが、1860年にイギリスの科学者、マイケル・ファラデーが行った講義「ロウソクの科学」。
ロウソクを使って、「燃える」という物理現象や生き物の「呼吸」、燃えたあとに「何が残るか」などを次々に解説。
その中で実演したものの一つが「毛細管現象」。
・食塩のかたまりのすき間が、水を吸い上げるのを見せ
・石けんを使うと、水が手に吸いつき、汚れを落とし
・その手をタオルで吹くと、タオルのすき間が水を吸う
これらはすべて、ロウソク(溶けたロウを芯が吸い上げる)のと同じ原理であることを実演して見せた。
このファラデーの講義は話題になり、本にもなった。その名も『ロウソクの科学』。ノーベル化学賞の吉野彰(あきら)先生やノーベル医学生理学賞の大隅良典(おおすみよしのり)先生は、小学生の時にこの本に出会い、科学者を目指すきっかけになった。

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2021-12-22(水)

クイズ!歴史ふしぎエピソード

第一次世界大戦中の1914年のクリスマス。

敵同士であるイギリス軍とドイツ軍の兵士は

一旦、戦いを止め、

互いの陣地の中間で、あることを行いました。

何をしたでしょう?

答え:サッカー

第一次世界大戦(1914/7/28~1918/11/11)の最初のクリスマス。ドイツ軍とイギリス軍が対峙している戦線の各地で、自然発生的に停戦状態となった。(後に「クリスマス休戦」と呼ばれる)
戦争が、予想よりも長期化する中での出来事。
クリスマスイブの夜、ドイツ軍の塹壕ではクリスマスツリーを飾り、「きよしこの夜」をドイツ語で歌いはじめた。これを聴いたイギリス兵も応じるように英語で「きよしこの夜」を歌った。そして翌日、クリスマスの朝、両軍の兵士がそれぞれ塹壕を出て、停戦状態が生まれた。
両軍は、この日合同で戦死者を弔い、酒やタバコ、サインの交換、そしていくつかの地域では中間地帯でサッカーの試合を行った。ほとんどの地域で、停戦は日没とともに終結したが、一部は元日まで続いた。

ただ一方で、クリスマス休戦を快く思わない者もいた。(まだ一兵士だったアドルフ・ヒトラーもその1人だった。)
各軍の将校は、このような非公式な停戦は認めないと命じ、その後は1918年の休戦まで、クリスマス休戦が行われることはなかった。

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