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MORNING JAM

問題です!

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2022-02-14(月)

スノーボード男子ハーフパイプで悲願の金メダルに輝いた、平野歩夢選手。

2018年にスケートボードで東京オリンピック挑戦を

表明し、見事代表の座を獲得。

コロナ禍で開催が2021年になり、北京オリンピックまで

およそ半年しか調整ができない中での金メダル獲得。

とんでもない偉業をやってのけた平野選手が、

東京オリンピック直後にSNSに投稿した文章の一部。

「最近こんな事を思う。

人は色んな負荷がかかればかかるほど、〇〇〇○○○。」

さて、何と言ったでしょう?

答え:身軽になるんじゃないかって。

2月11日(金)に行われた北京オリンピック、スノーボード・ハーフパイプ男子決勝で、見事金メダルを獲得した平野歩夢選手。
2014年ソチ五輪、続く2018年平昌五輪で銀メダルを獲得していた平野選手にとって、悲願の金メダルとなった。
決勝では、大技を決めたはずの2回目で納得できる点数が出なかったことへの不満を力に変え、3回目で逆転勝利を収めた。この、怒りやマイナスの感情・プレッシャーをエネルギーに変える力は、過去のインタビューからも随所に見られる。
スケートボードへの挑戦に対しては、
「リスクとかプレッシャーは今まで以上にすごく大きくて、何かに挑戦するってことはそれだけの注目も受け止めないといけない。そういう点でも人が経験できないところを、いま、前を向いて走っていると思う。その経験によって今まで以上に強くなることができればと思って挑戦した」
そして東京五輪を終え、スノーボードの練習を再開する際は、
「(スノーボーダーとして)戦う場を離れて(スケートボーダーとして)チャレンジャーになって、そこでの戦いを通じて雪山に戻ったときに、小さい頃の自分を思い出せるというか。本当に初心になれたんです。残された時間は短いけど、今スノーボードをやっている人たちを追い越すだけというか、追う立場になれたときのほうが気持ちもラクで。これまでは抜かれないようにすることしか考えられなかったけど、スケートボードに挑戦したことによって、最初にオリンピックを目指し始めた頃の自分を思い出せました」
そんな平野選手が、東京五輪直後にSNS(インスタグラム)に投稿した文章の一部。
「最近こんな事を思う。人は色んな負荷がかかればかかるほど、身軽になるんじゃないかって。あの時の自分より、今の自分のほうがって。そのほうがどこまでも自由に立ち向かって行ける気がする。」

・ちなみに、過去のインタビューにて「自分の人生にタイトルをつけるとしたら?」という質問に対して、「命。ずっと命に関わる競技で、自分もそれを恐れているから。」と答えている。
ショー的な要素も大きく、華やかに見える競技だが、とてつもない恐怖や苦しみと向き合っているのもまた事実である。

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2022-02-11(金)

オリンピックなぞなぞ〜

オリンピックを前に、あせるばかりの

日本代表こうじくん。

いつもの課題「タスク」をきちんとこなすことで

見事、技を決めることができました。

こうじくんが決めた「技」って、なーんだ?

答え:アクセル    .

「あせる」こうじくんが、「タスク(足す「ク」)をこなしたので、アクセル」が飛べるようになりました。
つまり、こうじくんはフィギュアスケート選手!

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2022-02-10(木)

オリンピックのうっかりトラブル

日本人最初の金メダルは、

1928年の第9回アムステルダムオリンピック。

三段跳びの織田幹雄(みきお)選手が、15m21cmの

記録で金メダルを獲得。

しかし、この時、とんでもないトラブルが発生。

どんなトラブルだったでしょう?

答え:国旗を用意していなかった
   (借りてきた特大の国旗を掲げた)

織田幹雄さんは、日本人初(アジア人としても初)のオリンピック金メダリスト。「ホップステップジャンプ」を「三段跳び」と訳した人物でもある。
1924年のパリオリンピックに出場し、三段跳で6位入賞、走幅跳と走高跳で10位。そして、1928年のアムステルダムオリンピックで、三段跳で見事金メダル獲得。
しかし、大会運営側は、まさか日本人が優勝すると思っておらず、国旗を用意していなかった。そこで選手団から国旗を借りて、掲揚。他の国の4倍はある超特大の国旗が掲げられた。しかも、国旗(君が代)も途中から流れるというドタバタ劇となった。

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2022-02-09(水)

クイズ!ふしぎ歴史エピソード(ウインタースポーツ編)

女性がスポーツをすること自体が珍しかった20世紀の初め。

フィギュアスケートも男性だけのスポーツでした。

しかし、「女性を禁止する」ルールがないことに気づいたのが

イギリス人女性のマッジ・サイアーズ。

彼女は男子ばかりのフィギュアの大会に参加して、2位に輝きました。

この時、優勝した選手が

「明らかに彼女の演技の方が優れていた」と

自分がもらった金メダルをサイアーズにプレゼント。

今もスケート界に名が残るこの選手の名前は、何でしょう?

答え:サルコウ

ウルリッヒ・サルコウは、スウェーデン出身のフィギュアスケート選手。1909年に、振り上げた右足の勢いを利用して、左足の内側で跳ぶジャンプを発明。このジャンプに「サルコウ」の名前がついた。(ちなみにジャンプは他に、ルッツとアクセルが人名由来)
マッジ・サイアーズは、競泳、馬術、スケートとスポーツ万能なイギリス人女性。ただし当時は女性がスポーツなど考えられない時代。フィギュアスケートも男子だけの競技だったが、ルールの抜け穴をついて、1902年、世界選手権に出場。2位に輝いた上に、1位のサルコウから、金メダルをプレゼントされた。この出来事を受けて、翌年から女子の出場を禁止するルールが書き加えられた。そして1906年に(やっと)女子シングル部門が創設。スポーツの歴史が変わった瞬間だった。
以来、マッジ・サイアーズは「史上初の女性アスリート」と称されている。1908年のロンドンオリンピックで初めてフィギュアスケートが行われ(屋内スケート場)、マッジ・サイアーズは女子シングルで金メダル。そして、ペアに夫のエドガー・サイアーズと出場し、銅メダルを獲得した。

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2022-02-08(火)

北京オリンピック、日本人で最初のメダリストとなった

フリースタイルスキー男子モーグルの堀島行真選手。

堀島選手は、競技をとことん突き詰める姿勢を

2人の日本人金メダリストから学んだそうです。

1人は夏のオリンピックの金メダリストで、

もう1人は冬のオリンピックの金メダリスト。

ずばり、誰と誰でしょう?

答え:内村航平と羽生結弦

モーグルを上手くなりたい、モーグルを極めたいと取り組む中で、堀島選手が特に大きな影響を受けたのが、体操の内村航平選手と、フィギュアスケートの羽生結弦選手。
「同じ選手という立場から見て、2人は大会に対するアプローチや準備を本当に細かいところまで突き詰めている。妥協せず、突き詰めて行くから大会でしっかり結果に繋がるんだろうな、と思う。」
そこで堀島選手は、実際にトレーニングとして体操やフィギュアを取り入れ、2人の感覚に近づけるアプローチをしているという。
「モーグルなのに体操やフィギュアの動きも入っている。そんな選手になれたら面白い。」

内村航平…金メダル3つ(2012ロンドン(個人総合)、2016リオ(個人総合・団体総合))。その他、銀メダルも4つ(北京・ロンドン)獲得。
羽生結弦…金メダル2つ(2014ソチ・2018平昌(いずれも男子シングル))。

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2022-02-07(月)

計算問題です。

「1」が100ケタ並んだ数字。

「9」で割ると、「余り」はいくつでしょう?

答え:1

1が連続する数を「9」で割ると…
1ケタ:1÷9=0余り1
2ケタ:11÷9=1余り2
3ケタ:111÷9=12余り3
4ケタ:1111÷9=123余り4
5ケタ:11111÷9=1234余り5
6ケタ:111111÷9=12345余り6
7ケタ:1111111÷9=123456余り7
8ケタ:11111111÷9=1234567余り8
9ケタ:111111111÷9=12345678余り9→12345679で余りは0
10ケタ:1111111111÷9=123456790余り1

…と、1ケタ増えるごとに「余り」は1ずつ増え、9(の倍数)ケタ目で「余り」が「0」になる。
つまり、「余り」は「9ケタ周期」で繰り返す。
なので、100ケタ=(9×11)+1ケタ
ということは、1が100ケタ続く数を9で割ると、余りは1。

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2022-02-04(金)

2008年に北京で行われた夏のオリンピックの開会式。

活版印刷の発明をイメージした

たくさんの巨大な活字が波打つように上下に動き、

そこに漢字1文字が表示されました。

何という漢字だったでしょう?

答え : 和

北京オリンピックの開会式は、中国が発明したもののひとつである「紙」を軸に全体を構成。
水墨画を描いたり、論語の一節を朗詠したり、という演出のあとでこれも発明のひとつである活版印刷を表現。
活字型のオブジェが、縦23×横39、計897体、上下に動き、波打ち、さまざまな模様を描く。
そしてそこに「和」という漢字が表示された。
さらに活字群によって万里の長城が描かれ、そこに桃の花が開花、オリンピック精神である「平和」をアピールした。
最後に、活字の上の部分が開き、中から897人の人が顔を出した。(機械仕掛けでなく、人のコンビネーションで動いていたことが明かされた)

今回の北京オリンピック(2022冬)の開会式は前回(2008夏)と同じ、北京市の国家体育場「鳥の巣」で開催。
日本時間、夜9時からです!

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2022-02-03(木)

みなさん、今日は何柄のパンツを履いていますか?

鬼が履いている、トラ柄のパンツ。

これは、強さを誇示するためではなく、

ある方角が関係しています。

360°で言うと、何度になるでしょう?

答え : 45度

節分の豆まきは、もともとは中国から伝わってきた「追儺(ついな)」という風習に由来する。
追儺では、季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられているため、その鬼を追い払う儀式として、文武天皇の時代、706年(慶雲3年)に宮中で初めて行われた。室町時代には、冬から春になる時期を一年の境目とし「立春」は新年を迎えるのと同じくらい大事な日として重要視され、豆を撒いて鬼を追い払う行事として庶民にも定着した。
この追儺は、陰陽五行説に基づいて行われていた。
陰陽五行説とは、自然界のあらゆるものを「陰と陽」に分け、さらに五行思想の「自然界は木、火、土、金、水の5つの要素から成っている」という考えが結びついたもの。陰陽五行説では、鬼が出入りする方角は北東(45度)とされ、これを鬼門という。
さらに十二支を方角に当てはめると、北東は丑と寅の間にある。これを、「頭が牛(丑)で下が虎(寅)」と考え、鬼の角は牛(丑)の角を表し、トラ柄のパンツは虎(寅)を表している。

・今年の恵方巻の方角は「北北西」

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2022-02-02(水)

クイズ!ふしぎ歴史エピソード

1959年に、アメリカ寄りのバティスタ政権を倒し、

キューバの最高指導者となった、フィデル・カストロ。

敵対することになったアメリカのCIAは、カストロ議長の靴に

「タリウム」という薬品を忍ばせる作戦を企てました。

ただし、目的は暗殺ではなく、

カストロ議長の「威厳」を失わせること。

CIAは、タリウムで何をしようとしたでしょう?

答え:ひげを脱毛しようとした

タリウムは、たくさん摂取すれば致死性のある劇薬だが、微量だと、脱毛する作用がある。
そこでCIAは、カストロ議長の靴にタリウムを仕込み、ひげを脱毛しようと考えた。
革命で新たな国家を樹立したカストロ議長は、国のカリスマ。
そのイメージであるひげをなくすことでカリスマ性を失わせよう、という目論見だった。(実行には至らなかった)
他にも、カストロ議長が演説するラジオのスタジオに麻薬成分を散布して、演説を妨害する計画や、
カストロ議長が吸う葉巻に方向感覚を失わせる薬物を染み込ませ、演説の場で恥をかかせる計画などがあったことがCIAの資料で明らかになっている。(いずれも実行されず)

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2022-02-01(火)

バチカン市国の、フランシスコ法王の

牛から搾られた牛乳。

2017年、この牛乳が飲み物以外のことで

使われました。

何に使われたでしょう?

答え:塗料

バチカン博物館の貴重な芸術品を所蔵しているベルベデーレ宮殿は2017年、壁の塗り替え作業を行った。その塗料として使われていたのは牛乳。
ベルベデーレ宮殿の建物は1484年に遡る。牛乳で壁を塗り替えるのは昔ながらの手法で、現代の合成塗料よりも長持ちすることが証明されている。
牛乳はフランシスコ法王が所有する牛から搾ったもの。牛たちは、法王の避暑用の山荘として知られるローマ郊外のカステル・ガンドルフォで飼育されている。
壁用の塗料は牛乳と消石灰、天然顔料とを混ぜて作る。顔料は1500年代に使用されていた本来のクリーム色。出来上がった塗料を、数世紀にわたり受け継がれてきた技法を用い、手作業で壁に塗りつけて完成した。

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