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MORNING JAM

問題です!

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2022-02-28(月)

クイズ!名言の真相

「ペンは剣よりも強し」

この名言は、イギリスで1839年に発表された戯曲『リシュリュー』

の中で、主人公のリシュリューが放ったセリフ。

実在の人物をモデルにした歴史劇ですが、

主人公・リシュリューの職業は、何でしょう?

答え: フランス宰相(総理大臣)

「言論の力は、武力よりも大きな力を持っている」というような意味合いで使われる、「ペンは剣よりも強し」。
例えば、民意を無視したかのような、無謀な政策を推し進める悪徳政治家の黒い部分を、報道やメディアの力で、失脚に追い込む…「文章の力が世直しをする」こんなシチュエーションを連想される人がほとんどではなかろうか。
この名言の原典は、イギリスで1839年に発表されたエドワード・ブルワー=リットン卿作の戯曲『リシュリュー』。これは、17世紀フランス王国の宰相・リシュリューをモデルにした歴史劇。
実際のリシュリューは、中央集権体制と王権の強化に尽力した人物だった。
劇中、強大な権力を誇るリシュリューは、ある時、部下である軍の司令官たちが、自分の暗殺計画をもくろんでいることを突き止める。
しかし、リシュリューは宰相であると同時にカトリックの聖職者でもあり、表立って武力で対抗することはできない立場。さて、どうすればいいか?
…というところで、名言「ペンは剣よりも強し」が出てくる。この名言は、次のセリフの後半部分が切り取られたもの。
リシュリュー「まことに偉大な統治(私がやっているような)のもとでは、ペンは剣よりも強し」
リシュリューは、暗殺を企てている軍の人間よりも上の地位にあるので、軍隊を動かさないよう命令する令状に、上位の自分がペンでサインさえすれば、暗殺者たちは実質上、自分に歯向かうことができなくなる…と言ったのだ。
つまり「ペンは剣よりも強し」は、「下位にいる人間がどんなに腕っぷしが強かろうと、上位の人間の命令パワーにはかなわない!」という意味の言葉の、一端が切り取られたものだったのである。

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2022-02-25(金)

なぞなぞです。

首都に行くと、

カツラの人ばかりになる国って、

どーこだ?



(原案:T&Yなぞなぞサイト)

答え:アフガニスタン

首都は「カブール」、頭にかぶーる・・・

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2022-02-24(木)

計算問題です。

1から9

すべての数で割り切れる数のうち、

最も小さいものはいくつでしょう?

(※1以上でお答えください)

答え:2520

1から9、どれでも割り切れる、ということは、1から9の9つの数の最小公倍数を求める、ということ。

2は4に含まれ、3は9に含まれ、4は8に含まれ、6は8×9に含まれるので考えなくてOK。(※1はそもそも考えなくてOK)

残った5、7、8、9は互いに公約数を持たない(これを「互いに素(そ)」という)ので、4つをかけ合わせればよい。
5×7×8×9=2520

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2022-02-23(水)

クイズ!ふしぎ歴史エピソード

戦争の捕虜収容所でよく問題になるのが食文化の違い。

太平洋戦争の時、日本が収容所で出した食材が原因で、

戦後、裁判になりました。

問題となった食材、何でしょう?

答え:ゴボウ

太平洋戦争で、外国人捕虜にゴボウを与えたところ、木の根を食べさせられたと誤解され、収容所の責任者が、戦後、BC級戦犯として処罰された。
ゴボウは世界各地に自生しているが、日常の食材として使っているのは世界で日本だけ。(韓国でまれに食用される他、薬用として使われることはある)

他に、食事が虐待と誤解された例として、イギリス軍がドイツ軍捕虜にマーマイトを支給したことが問題となったことがある。マーマイトは、イギリスやニュージーランドで生産される、ビール酵母(ビールの酒粕)のペースト。栄養価は高いが、独特の風味で、クセが強く、日本人もあまり好まない。
一方で、外国人捕虜がいることで食文化が発展することもある。1905年、日露戦争でロシア人捕虜が博多の町にやって来た時、パン食文化が福岡市民に広まった。

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2022-02-22(火)

猫の問題です。

猫は、ヒゲと

同じ役割の毛が

顔以外にも生えています。

どこに生えているでしょう?

答え:脚(前脚の肉球の近く)

猫は、特徴的な口元以外にもいろんなところにヒゲが生えている。目の上、頬骨、アゴなど。
これらは感覚器としての機能を持った毛で、「洞毛」と呼ばれる。平衡感覚を保ったり、夜でも障害物を避けたり、空気の流れを感じたりすることができる。
そして、顔回り以外に、脚にも同様の役割の毛がある。これは、肉食動物としての、ハンターに欠かせないセンサー。相手の微妙な動きを感知したり、捕えた相手が生きているかどうかも、脚の「ヒゲ」で判断している。

なので、猫のヒゲは絶対に切ってはいけない。(抜け替わることはある)

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2022-02-21(月)

クイズ!カーリングの不思議

カーリングのストーンが、

他の物体と動きが決定的に違うのに、

その理由が科学的に解明されていないこと。

何でしょう?

答え: 回転してる方向に曲がる(他の物体とは逆)

精密な読みやかけひきを伴い、「氷上のチェス」とも言われるカーリング。
しかし、カーリングの魅力はそれだけではない。
15~16世紀頃発祥といわれる古いスポーツだが、いまだ解明されていない科学の謎が潜んでいるのがカーリングなのだ。
ストーンが他の物体と決定的に違うのは、回転と同じ方向に曲がること。
例えば料理用のボウルを伏せて滑らすとどうなるか。反時計回りに回転させると右に曲がる。しかし、ストーンは反時計回り(左回転)に回転をかけると左に、時計回りなら右に曲がる。なぜか。説明を試みた理論は多数存在する。
そのうちの1つ、「スティックスリップ摩擦論」は、氷上に広がる無数のペブル(氷の粒)に注目した。これを提唱した物理学者たちは、ストーンの底がペブルに接して生じた摩擦力に左右差が生じる結果、摩擦力の大きい方を軸にして回転方向と同じ方向に曲がる、と主張する。数学的な理論だが、全員が賛成というわけではない。この理論の提唱者は、回転速度に関わらずストーンは同じように曲がると言っているからだ。
もし「スティックスリップ摩擦論」が正しいなら、ストーンの回転が速いほど大きく曲がるはずだが、実は、ストーンの回転が速すぎると、摩擦が減り、かえって曲がらない。きれいに曲げるには、ハウスまで2~4回転ほどがちょうど良いとされている。

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2022-02-18(金)

オリンピックなぞなぞ~

鏡の前で、ゴロンと寝っころがって

オリンピック中継を観ていたこうじくんが、

ボソッとつぶやきました。

「井村(いむら)から」

こうじくんが見たものって、なーんだ?

答え:ノーマルヒル

カタカナで縦に「ノーマルヒル」と書き、右に90°傾けて鏡に映すとあら不思議。
「イムラカラ」に見える…?!

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2022-02-17(木)

冬のオリンピックで初めてメダルを獲得した日本人は、

アルペンスキーの猪谷千春(いがやちはる)選手(※男性)。

1956年、イタリアのコルチナ・ダンペッツォオリンピックで、

銀メダルを獲得しました。

猪谷さんは2歳でスキーを始め、平衡感覚を鍛えるために、

丸太の一本橋を渡るトレーニング。

その猪谷さんが左右の力のバランスを保つために、

普段の生活でしていたことは何でしょう?

答え:箸を両手交互に使う

日本人として初めての冬のオリンピックメダリストで、日本人で唯一の、アルペンスキーでのメダリスト、猪谷千春(いがやちはる)さん。父親は、日本のスキーの草分けで、樺太をスキーで走破した猪谷六合雄(くにお)(1890-1986)。母、定子は日本初の女性ジャンパー。雪がある場所を求め、移り住んだ千島列島(国後島)で春に生まれたことから「千春」と名付けられた。(その後、一家は長野に移住)

2歳でスキーを始め、朝から夕方まで毎日練習。
・丸木の一本橋を渡り、平衡感覚を鍛え
・原木にまたがって、山の斜面を滑り降りる
・木を切り倒したり、24キロの山道を、薪を背負って登る
・体のバランスを保つために、箸は両手交互に
など、徹底的にトレーニング。(本人はいい思い出は一つもないと言っている)

11歳で、当時の日本一の選手より6秒早いタイムを出した。そして、1952年、20歳で初のオリンピック(オスロ大会)に出場。1956年のコルチナ・ダンペッツォ大会で、「回転」で銀メダルを獲得した。1960年のスコーバレーオリンピックを最後に引退。アメリカの保険会社AIU(現在のAIG)に入社した。1982年、IOC委員に就任。副会長まで務めた。現在90歳。

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2022-02-16(水)

クイズ!ふしぎ歴史エピソード

古代オリンピックは、紀元前776年から西暦393年まで、

およそ1200年の間に、293回行われました。

一方、近代オリンピックは、夏と冬合わせて50数回。

古代オリンピックでは、1度もなかったのに、

近代オリンピックになって、5回起こったこと。

何でしょう?

答え:戦争による中止

古代オリンピックは、ギリシアのオリンピアンで4年に1度行われた競技会。当時のオリンピックは、「戦争中であっても、それを中断して、参加しなければならない」という義務があった。なので、1200年間、一度も中止されたことはない。
一方で、近代オリンピックが誕生してまだ120年ちょっと。

夏のオリンピックはこれまでに3大会
・1916年ベルリン(第6回大会) 
・1940年東京(第12回) ※東京が返上後、ヘルシンキに決まったが、ヘルシンキも中止になった。 
・1944年ロンドン(第13回)

冬のオリンピックはこれまでに2大会
・1940年札幌
・1944年コルチナ・ダンペッツォ(イタリア)
が中止になった。

・ちなみに、2026年に行われる次の冬季五輪の開催地は、コルチナ・ダンペッツォ

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2022-02-15(火)

「さっちゃんも入らない?

 私たちは、もう次に進んでいるよ」

 と誘われ、

「さっちゃんの、やりたいように

 やればいいんだよ」
 
 と励まされた、さっちゃん。

誰でしょう?

答え:藤澤五月(さつき)
  (カーリング女子、ロコソラーレ)

カーリング女子日本代表「ロコ・ソラーレ」のスキップを務め、12日土曜日のデンマーク戦でスーパーショットを決めた藤澤五月選手。

北海道北見市出身で、高校卒業後は、長野の中部電力のカーリングチームに入った藤澤選手。日本選手権4連覇を果たしたが、ソチオリンピックの代表決定戦で北海道銀行に敗れ、出場を逃す。当時の藤澤選手は、「私についてこい」タイプの、「絶対的なスキップ」を目指していた。
しかし、オリンピックを逃し、失意のまま、チームを辞め、北海道に帰る。そこへ声をかけたのが、「ロコ・ソラーレ」を立ち上げた本橋麻里。

「さっちゃんも入らない?私たちは、もう次に進んでいるよ」
藤澤選手は加入を決めるが、なかなか勝てない。そこでまた、本橋が声をかける。
「さっちゃんの、やりたいようにやればいいんだよ」

頼れる仲間がいることに気づき、プレッシャーから解放。引っ張らなくてもいい、弱みを見せてもいい。チームは快進撃を続け、平昌で銅メダルを獲得。銅メダル獲得。今回も(ほぼ)同じメンバーで臨む。

「いつも笑っているチームなんて世界のどこにもない。でもそんなチームがあってもいい」

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