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MORNING JAM

問題です!

バックナンバー

2022-08-09(火)

太陽から飛んできた電子が、

空気の原子のまわりを回る電子に衝突。

すると、電子が、いつもより

外側を回りはじめ、また元の場所に

戻る時に、光を放ちます。

この「現象」、何でしょう?

答え:オーロラ

北極や南極の空で、夜、光り輝くオーロラ。上空の空気に、太陽から飛んできた電子がぶつかることで、空気が光る現象。
空気を構成する気体(窒素N₂、酸素O₂、二酸化炭素CO₂など)の原子は、それぞれ、原子核のまわりを、一定の距離で電子がぐるぐると回っている。
そこに太陽から飛んできた電子がぶつかると、エネルギーが加わって、少し外側を回るようになる。しかし、これは不安定な状態なので、しばらくすると、電子は元の場所に戻る。その時、再びエネルギーを放出し、それが光り、オーロラになる。

▶なぜ、北極や南極で起こるか、というと、地球の磁気に電子が吸い寄せられるため。N極やS極に電子が一斉に集まるため、高緯度で、オーロラが発生する。

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2022-08-08(月)

アメリカはおよそ3ヶ月で、「なし」

日本はおよそ1ヶ月で、「あり」

中国はおよそ2ヶ月で「あり」だったけど、

去年から国が「禁止」にしたもの。

な~んだ?

答え:夏休みの宿題

日本の「夏休み」は明治時代にできた。今の学校制度が始まったのは1872年(明治5年)。それから9年後の81年(明治14年)に文部省(今の文部科学省)が都道府県あてに出した文書で「夏季休業日」を定めている。
これは欧米の国々をモデルにしたため。欧米では秋から春にかけて晴れた日が少ないから、夏はいっぱい太陽を浴びるべきだという考えがあった。さらに新学年が始まるのは9月。学年が切り替わるタイミングで、長い休みを取るのには良かった。当時は欧米の教育法を取り入れ日本をよくしようという考えがあったので、同じ時期に同じような夏休みを取り込んだ。
しかし、日本は4月から新学年が始まる。勉強に慣れてきたころなのに中断するのはもったいない。ということで、宿題が始まった。
夏休みの宿題は明治時代にはあったとされる。2006年に宮崎県文書センターで1910年(明治43年)当時の夏休みの宿題帳が見つかった。中身を見ると算数、理科の問題に漢字の書き取りや、日記もある。

欧米は夏休みが学年の区切りになることに加え、「長期休暇は休むもの」という考えがあるため、宿題がある国は少ない。(イタリアはあり。また、義務ではないが読書を推奨している国もある)

中国では去年7月、政府が「宿題、学習塾禁止令」を出した。小中学生を対象に、小学校1~2年生に対しては宿題を禁止、他の学年でも宿題の量を厳しく制限するほか、学習塾も新規開設および営利目的の活動は禁止、非営利団体としてのボランティア活動しか認めない――などという厳しいものだ。
背景には、少子化の進行がある。特に学歴社会が進んでいる中国では、教育費の負担が子供を生むことに歯止めをかけている。

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2022-08-05(金)

動物なぞなぞ~

逆立ちできれば、それで良し。

この動物、なーんだ?



(原案:T&Yなぞなぞサイト)

答え:犬

犬(ドッグ)が逆立ちできたら「グッド」・・・

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2022-08-04(木)

相対性理論でおなじみ、ドイツ生まれの科学者

アルベルト・アインシュタインの「成功」の法則。

成功を「A」とすると、

A=X+Y+Z

Xは「仕事」、Yは「遊び」

Zは何でしょう?

答え:沈黙

アインシュタイン博士が、記者から「どうしたら人生で成功を収めることができますか?」と聞かれた時の答え。

「もし、Aが人生における成功とするなら、
 A=X+Y+Zが成り立つ。
 仕事がX、Yは遊び、そしてZは口を閉じておくことだ」

仕事も遊びも全力で。そして無駄口はたたくな、と言った。(keeping your mouth shut)

・アインシュタインは、アメリカの原爆製造のマンハッタン計画に加わっていたと思われることもあるが、全く無関係。(ルーズベルト大統領宛の書簡に署名したのは事実だが、中身に関係は一切していない)
大戦後、1955年に核兵器廃絶を他の科学者とともに訴える「ラッセル=アインシュタイン宣言」を提唱した。

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2022-08-03(水)

クイズ!ふしぎ歴史エピソード

太平洋戦争中、1945年、

現在のCIA全身、アメリカOSS戦略情報局は、

日本人の士気を削ぐ目的で、計画を立てました。

それは、日本のあるものを赤く

塗り潰してしまおう、というもの。

結局、実行されることはありませんでしたが、

何を赤く塗ろうとしたでしょう?

答え:富士山

アメリカOSSは、日本人の士気を削ぐ目的で、日本の象徴ともいえる富士山を、ペンキで赤く塗り潰す計画が立てられた。しかし、富士山は想定より大きく、ペンキが12万トン、それを運ぶB29が3万機必要となり、計画は頓挫した。

※ちなみに、北斎の赤富士は、雲や霧に朝日が当たって、赤く染まる現象。

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2022-08-02(火)

生き物の生態についての問題です。

肺から高い圧力で、息を吹く

その息が体の外に出る時に圧力が下がって、

急激に息の温度が下がる。

結果的に、息の水分が冷えて霧になる。

この現象、何でしょう?

答え:クジラの潮吹き

クジラは哺乳類なので、肺呼吸。水面に浮き上がった時に呼吸している。クジラは水面で、水を吹き出す「潮吹き」をするが、あれは、水を吐き出しているわけではない。
クジラは水面で、肺に貯めた空気を吐き出す。体内では空気にとても高い圧力がかかっていて、鼻から吐く時、急に圧力が下がり、その影響で温度が急に下がる。そして、息の中に含まれていた水分が冷やされて霧状になり、あたかも、水(潮)を吹き出したように見える。これが、潮吹きのメカニズム。

※もちろん、鼻周辺の海水も一緒に吹き上がることもある。
※クジラの鼻腔はおでこのあたりにある。
※潮吹きの方向で、クジラの種類が見分けられる。ナガスクジラは、細く高く上がり、マッコウクジラは斜め前に上がる。

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2022-08-01(月)

1928年に始まった、ラジオ体操。

「ラジオでは振り付けが分からない」

という問題を解決するため、

全国にいるある職業の人たちが活躍しました。

その職業、何でしょう?

郵便局員

近年では、騒音問題や保護者の負担軽減のために、減ってきているラジオ体操。
ラジオ体操は元々、「かんぽ生命」の前身である逓信省簡易保険局がアメリカのラジオ体操をヒントに考案し、1928年11月1日に東京中央放送局から「国民保健体操」として放送が始まった。
国民の健康増進を目的として開始され、ラジオの普及とともに全国に広まったが、「ラジオではふりつけが伝わらない」という問題があった。
そこで、正しいふりつけを伝えるために、郵便局員に正しいふりつけを覚えてもらい、郵便局員が手紙とともに振りつけを人々に広めた。
長いラジオ体操の歴史の間には、「ふりつけが難しい」という理由から放送が中止された体操もあったが、1951年から1952年に「ラジオ体操第一・第二」という形で落ち着いた。
1999年には年齢・性別・障がいの有無を問わず、幅広い人が安心してできる「みんなの体操」が制定された。

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2022-07-29(金)

植物なぞなぞ~

2つの植物、どちらかだけだと

「人の道に反してて良くない」し、

両方揃うと、「つけっぱなし」。

この2つの植物、

何となーんだ?



(原案:T&Yなぞなぞサイト)

答え:芥子と蘭

「けし」か「らん」、どっちかだけだと「けしからん」!
「けし」と「らん」、両方揃うと「消しとらん」…

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2022-07-28(木)

理科の問題です。

水、H₂Oを冷やして、温度を下げると、

氷になりますよね?

実は、水はとても特殊な物質。

水が冷えて固体になる時、他の物質には

見られない現象が起こっています。

水が持つ、不思議な性質、何でしょう?

答え:体積が増える(軽くなる)
水が氷になる時、体積が増える、というのは、誰もが知ってる事実。
・ペットボトルをそのまま冷凍したら破裂するのも
・水に氷を入れたら浮かぶのも
氷になると、体積が増えるから。

しかし、物質のほとんどは、気体→液体→個体と温度が下がるほど、体積が減って、密度が上がる。
水だけが固体になった時に体積が増えるのは、4℃より低くなると、規則正しく並びはじめるから。隣り合ったH₂Oの、水素と酸素が少しすき間を作ってきれいに並ぶので、体積が増える。このような現象は水H₂O以外では(ほぼ)見られない。
・ビスマスという金属も、個体で結晶化し、体積が増える。
・水は他にも特殊な性質を70ぐらい持っているといわれる。

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2022-07-27(水)

クイズ!ふしぎ歴史エピソード

『星の王子さま』を書いた、フランス人小説家

サン=テグジュペリ。

彼は、1944年7月31日、44歳の時、

行方不明になった、とされていましたが、

それから64年経った、2008年、ドイツ人の

ホルスト・リッパートの証言で、彼の死因が明らかになりました。

1944年、サン=テグジュペリの身に何が起こったでしょう?

答え:ホルスト・リッパートがサン=テグジュペリの飛行機を撃墜した

フランスの小説家、アントアーヌ・ド・サン=テグジュペリは、元々、飛行機のパイロットで、ヨーロッパと南米の航路を開拓した人物。
まだ技術のない時代に航空の世界に多大な貢献をしていて、砂漠に不時着した経験をもとに書いたのが『星の王子さま』だった。
そして、1944年、第2次大戦中、サン=テグジュペリはナチス占領下のフランス本土に偵察飛行に出て、行方不明となる。以来、サン=テグジュペリの消息はずっとわからなかった。
しかし、1998年、地中海で、彼の名が刻まれた遺品が発見され、2003年には機体も発見。
その5年後、2008年、新たな事実が明らかになる。それは、元ドイツ軍パイロット、ホルスト・リッパート。機体が見つかった場所から、撃墜したのが自分であることは間違いないと告白。
「彼の作品は幼い頃から大好きだった。長い間、あの操縦士が彼でないことを願い続けていた。彼だと知っていたら、撃たなかった。」

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