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MORNING JAM

問題です!

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2020-11-11(水)

クイズ!早すぎた男

万有引力の発見でおなじみ、誰もが知っている

17世紀の科学者、アイザック・ニュートン。

ニュートンは当時、あるものが「粒でできている」と主張。

しかし、「波でできている」という説が有力で、

ニュートンの説は忘れ去られてしまいました。

それから200年後、アインシュタインが「波でもあるが

粒でもある」と発表。今はこの説が支持されています。

これ、何でしょう?

答え:光

「光」とはそもそも何なのか、というのは、
科学の長年の謎だった。

17世紀末、オランダの科学者歩ホイヘンスが
「光の波動説」(光は波でできている)説を発表。
一方、ニュートンは「光の粒子説」
つまり、光は粒でできている。という説を発表するが、
波動説が有力になったことから、
ニュートンの説はほとんど相手にされなかった。
以来、粒子説はすっかり忘れられてしまうが、
1887年、ドイツのヘルツが、波動説では説明のつかない
現象を発見。
さらに、1905年には、アインシュタインが、「光は粒子と波動、
両方の性質を持つ」と発表。
粒子であることが200年越しに認められた。

アインシュタインのこの「二重性」の発見は「量子力学」に引き継がれ、
現代の最先端技術に広く応用されている。

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2020-11-10(火)

肌に触れるものですが、一生洗いません。

規定では、黒、紺、紫色系統と決められていますが、

カラーテレビの普及で、カラフルなものが容認される

ようになりました。これ、何でしょう?

答え:まわし

力士に欠かせない「まわし」。
関取が本場所で締める「締込」と呼ばれるまわしは、博多織や西陣織などの高級な絹織物でできている。金額にすると、1本70万円~100万円。
これらの素材は洗濯をすることで生地が弱くなり、まわしとしての役割が果たせなくなってしまう。また「水に流さない」というゲン担ぎの意味もあり、引退するまで一度も洗濯しないのが普通。基本的には、建物の屋上などの高いところから干して汗を乾かし、部分的にアルコール消毒をすることもある。
本来、相撲協会の力士規定では、まわしの色は「紺・紫色系統のものを使用する」と定められている。しかし、カラーテレビが普及し始めた頃から、徐々に色々な色のまわしが増え、協会も黙認している。

・今でも、人数からいけば黒、紺、青系統のまわしの力士は多い。
・各力士が自分の好きな色でまわしの色を決めている。

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2020-11-09(月)

生き物の分類学上、

「ひときわ大きな種類」につけられます。

でも、「殿様」や「王様」ほど大きくありません。

「突起」がある種類にもつけられます。

何でしょう?

答え:鬼(オニ)

日本では民話や郷土信仰によく登場して伝説上の存在とされている「鬼」。
そのイメージから、日本語では「強い」「悪い」「怖い」「ものすごい」「大きな」
といった意味の冠詞として使われる場合もある。

この概念は、生物の分類学でも用いられていて、
新種の和名が考案される際に「オニ」が使われている。
同じ種類の中で大きめのものは「オオ(大)」をつけるが、
さらに大型のものは「オニ(鬼)」をつける。
例えば、オニネズミ、オニアジサシ、オニオコゼ、オニイトマキエイ、
オニクワガタ、オニヤンマ、オニグモ、オニユリ など。
それら以上に大きい場合には、トノサマ、オオサマ、ダイオウが使用される。
この場合大きいものから順に
ダイオウ>オオサマ>トノサマ>オニ>オオ、となるのが一般的。
また「オニ」は、オニヒトデやオニナマコなどのように
印象的な突起部をあったり、ごつごつしていることで鬼のツノと紐付けされて名付けられたりもする。

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2020-11-06(金)

体のパーツが美しい

という例えで使われるわりには

あまり美しくない

牛の仲間の動物

何ででしょう?

答え:カモシカ

「スラリと伸びた細い脚」を「カモシカのような脚」
と言うが、実はカモシカの脚は
ずんぐりと太く、しっかりした脚。
(カモシカは、斜面や崖を上り下りするため、このような脚が必要)
では、何故「カモシカ」が細い脚の例えになったのか。

「レイヨウ」と呼ばれる種類(アンテロ―プやヌーなど)は
脚がスラリとしている。
そこで「レイヨウのような脚」と例えたのだが、
「レイヨウ」も「カモシカ」も同じ漢字を書く(羚羊)
ことから混同して、「カモシカのような脚」という
慣用句が生まれてしまった。

ちなみに、「カモシカ」はカモでもシカでの仲間でもなく、
ウシ科の動物。

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2020-11-05(木)

クイズ!古事記

イザナミを追って黄泉の国へ行ったイザナギ。

しかし、変わり果てたイザナミを見て怖くなり逃げ出します。

この時、イザナギはある果物を投げて

黄泉の国の魔物を追い払いました。

その果物は、何でしょう?

答え:桃

イザナギとイザナミが数々の島と神々を生むところから物語が始まる古事記。
イザナミは火の神であるカグツチを生んだために死んでしまい、黄泉の国(死者の国)へ去ってしまう。イザナミを愛しく思うイザナギはカグツチを殺し、黄泉の国を訪れ、もう一度この世へ戻るよう、イザナミに懇願する。
それに対して、「黄泉の国の神に相談してみるので、しばらく待って下さい。その間は私の姿を決して覗き見しないで欲しい。」と答えたイザナミ。しかし、あまりに話し合いが長いので、つい覗き見してしまう。すると、そこには死者の形相をした恐ろしいイザナミが。
さすがのイザナキも、妻の姿に凍りつき一目散に逃げ出す。イザナミは約束を破った夫に「よくも私に恥をかかせたな!」と怒り、黄泉の国の女たちに命じてあとを追わせた。イザナギは身につけていたカヅラや櫛を投げ捨てて時間を稼ぎ、逃げ続ける。最後に、十挙剣(とつかのつるぎ)を振りかざし、桃の実をぶつけて難を逃れた。

・中国では古くから桃に邪を払う力があると考えられていたため、桃を投げたとされる。
・一説では、後にその桃の木に成った桃の実が、桃太郎に生れ変わって人々を苦しめる鬼共を退治したとされている。

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2020-11-04(水)

クイズ!早すぎた男

「ガロア理論」と呼ばれる、数学・代数の理論を

20歳の若さで築きあげながら、

その理論を書き記した2日後に亡くなった。

フランスの数学者エヴァリスト・ガロア。(1811-1832)

ガロアが命を落とした

その理由は何だったでしょう?

答え:決闘

エヴァリスト・ガロア(1811-1832)は、「ガロア理論」という
代数に関する非常に難解な理論を築き上げた人物。
あまりに難解で、その内容が理解されたのは、死後40年後だった。

時は1830年代。この頃フランスは、1814年のナポレオン没滅後、
政治体制がコロコロ入れ替わった激動の時代。
1830年に、7月革命で、オルレアン家のルイ・フィリップを国王とした
立憲君主制の王朝が成立。

1831年、19歳だったガロアは、ワイングラスにナイフを突き立てて
「ルイ・フィリップに乾杯」と叫んだため、王の命を脅かすとして逮捕。

その後、ステファニーという女性に恋をするが、そのことが
ステファニーのボーイフレンドに知らされ、さらにそのボーイフレンドが
ルイ・フィリップの支持者だったことから、決闘を申し込まれる。

決闘の前日、ガロアは友人に宛てて、手紙に、
自分の考えた数学理論を書き残す。(これが「ガロア理論」)
5月30日決闘。25歩進んだところでピストルを撃ち合い、
腹に弾を受け、翌日、病院で亡くなった。
弟アルフレッドが泣くのを見て、ガロアはこう言って、息を引き取った。

「弟よ、泣くな!僕もずいぶん勇気がいる。20歳で死ぬんだからな」

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2020-11-03(火)

なぞなぞです。

用心深いこうじくん。

戸締まりをしっかりしていたら、

ドアがボロボロになってしまいました。

なーんでだ?



(原案:T&Yなぞなぞサイト)

答え:チェーンをかけたから

チェーン=クサリをかけてたら、
腐りかけてしまった・・・。

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2020-11-02(月)

江戸時代までは「9つ」

明治以降 「34」 「11」 「5」と変化してきました。 

では、現在は、いくつでしょう?

答え:7

北海道、本州、四国と並んで日本列島を構成する島の1つで私たちが住んでいる九州は、
現在7つの県がある。
「九州」という名前は、古来日本の律令国の考え方に由来している。
700年ごろから江戸時代まで用いられていた「律令制」に基づいて設置された地方行政区分によって、
九州の地には9つの国が配置されていた。
(筑前、筑後、豊前、豊後、肥前、肥後、薩摩、大隅、日向)
明治維新期の1871年(明治4年)7月に行われた廃藩置県で、34の県になる。
同年11月に行われた第一次府県統合によって「11」の県に再編。
さらに、1876(明治9)年の第二次統合によって、九州は福岡県・長崎県・熊本県・大分県・鹿児島県の5県に。
その後、1900年(明治33年)の「府県制」施行によって、 現在の7県になった。

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2020-10-30(金)

ペンや箸の先端を歯でくわえてみて下さい。

自然と「笑顔」になります。

その状態でマンガを読むと、しかめっ面をして

読むより「面白く感じる」と1988年に発表した

ドイツの心理学者、フリッツ・シュトラック博士。

2013年に、追加の研究を行ったことが評価されて、

去年、イグノーベル賞を受賞しました。

シュトラック博士が新たに発見したことは何だったでしょう?

答え:(「笑顔は幸せになる」と思ったけど)気のせいだった

フリッツ・シュトラック博士は、去年、イグノーベル心理学賞を受賞。
その理由は、「ペンを口にくわえると表情が笑顔になり
気分が幸せになることを発見した。と思いきや、
そうでもないことを発見したことに対して」。

このフリッツ・シュトラック博士は、1988年に「表情フィードバック仮説」として、
笑顔を作ると、気分が明るくなると発表して、
有名になった人物。心理学で有名な話となった。

しかし、シュトラック博士は、2013年から、同じ実験を
1894人にあらためてやってみた。
その結果、前回の実験はたまたまで、再現できないことを発見。
有名になった自分の論文をわざわざ否定したことがうけて、
イグノーベル賞の受賞となった。
きちんと授賞式にも出席し、誠実に説明した。

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2020-10-29(木)

クイズ!古事記

父親から恐れられるほど気性が荒いヤマトタケル。

ある日彼は、イズモタケルを退治しようと企てます。

そして、「お互いの刀を交換して手合わせしよう。」と提案します。

しかし実は、ヤマトタケルは自分の刀に、ある細工をしていました。

一体どんな刀だったでしょう?

答え:木刀だった

自分の兄をも殺してしまう気性の荒さと、美しい容姿を持ち合わせたヤマトタケル。
父親である景行天皇は、息子ながらヤマトタケルを恐れ、クマソ(現在の熊本・鹿児島辺りの地域)征伐という名目で、遠方に遠ざけた。
ヤマトタケルはその美貌を活かし、女装してクマソの宴会に忍び込んだ。そして、その美しさに見惚れたクマソタケル(クマソのボス)を、短刀で殺害。(この時にタケルという名前をもらい、ヤマトタケルという名前になる)
 帰路の途中、イズモタケルという大和の国に逆らう者がいると聞き、退治しようと企てたヤマトタケル。笑顔で親しげにイズモタケルに近づき、友達になる。
ある日、2人は一緒に水浴びに行く事に。そこでヤマトタケルは、「お互いの刀を交換して手合わせしよう。」と提案。だが、ヤマトタケルが持って来ていたのは、ひそかに赤檮(イチイ)の木で作ったニセの刀だった。お互いに刀を抜こうするが、イズモタケルが持っているのは木刀なので、抜くことができず、その間に斬り殺されてしまう。
親から恐れられる程強いヤマトタケルだが、やり方は卑怯であった…。
つづく・・・?

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