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MORNING JAM

問題です!

バックナンバー

2020-06-26(金)

なぞなぞではありません。

昼間の空が赤く、

夕焼けが青く見える場所、

どーこだ?

答え:火星
・そもそも地球で昼の空が青いのは
波長の短い、青い光が空気にぶつかり
散乱するのが見えるため。
一方、夕焼けが赤いのは、光が通ってくる
そうの距離が長く、青い光が散乱しきってしまい、
青い光だけが残るため。
・ところが火星は、大気が薄く、砂ぼこりが多い。
この砂ぼこりの影響で、赤い光が散乱して、
地上に届くため。昼の空は赤い。
それが夕方になると、地球で青い光が届きにくくなるのと
同じメカニズムで、赤い光が届きにくくなる。
そこで、太陽光から赤い光を差し引いた、青い夕日になる。
・つまり、昼の空の色の違いはあるが、夕日のメカニズムはそっくり。

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2020-06-25(木)

・人間とのハーフです。

・本名はペケペケ。

これは、パプアニューギニアの言葉で、

トイレの大っきい方(大便)の意味。

・作者の、一番お気に入りのキャラクターでした。

これ、誰でしょう?

答え:(ゲゲゲの鬼太郎の)ねずみ男

「ねずみ男」は、鬼太郎の悪友で、トラブルメーカー。
水木しげるが創作したキャラクター。
・人間と妖怪の間に生まれた半妖怪。
・本名は「ペケペケ」で、これは、水木しげるが戦争で出兵した、現パプアニューギニア・ニューブリテン島の言葉で「大便」の意味。
・普段は、金と女性と食べ物のことしか頭にない。
・俗っぽく、人間味あふれるねずみ男は水木しげるの一番のお気に入りだった。
「鬼太郎は馬鹿でしょう。正義の味方だから。スーパーマンみたいなものだから、金や幸せについて考えない。だからねずみ男を出さないと物語が安定しないのです。」
・ねずみ男は、妖怪ウォッチの映画版に登場したことがある。

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2020-06-24(水)

クイズ!アリとともに生きる

最も古い記録は、紀元前1000年頃のインド。

その他、アフリカや南米など世界各地で、

アリが医療目的で使われてきました。

アリを、何に使うのでしょう?

答え:(外科手術の)縫合

アリは、古くから外科手術の縫合に利用されてきた。
アリの中でも「軍隊アリ」と呼ばれる種類のアリは、とても強いアゴを持ち、一度かみつくと離さない。
その習性を利用して、傷の両側をまたぐ向きで、アリにかみつかせ、アリの胴体をねじり取る。
すると、傷口は縫い合わされた状態になり、傷がふさがる。
アジアやアフリカ、南米など、世界各地で近年まで行われてきた。
最も古い記録は、3千年前、紀元前1000年頃のインド。
衛生上の問題はあるが、現在外科手術で使われる縫合用ホチキスと似たような仕組み。

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2020-06-23(火)

茎の産毛に含まれる粘液で

虫を捕まえたり、

葉っぱから毒ガスを出して虫を捕まえたり。

その虫を肥料にして、根っこから養分を

摂って育つ「野菜」。

何でしょう?

答え:トマト(じゃがいも)
植物の中には、虫を捕まえて消化して養分にする
「食虫植物」と言う種類があるが、
直接消化しなくても、虫を捕まえて養分にしている
植物がある。
その一つがトマト。
・トマトの茎には沢山産毛のような細かい毛が
生えていて、粘液を含んでいる。
羽虫など、小さな虫はこの毛に絡めとられ、
死ぬのを待って地面に落とされる。
最終的に土の養分となる。
・虫がトマトの葉をかじると、その痕から毒ガスを発射。
これが合図となり、周りのトマトも一斉にガスを発射して、
周囲の虫は全滅。これも土に落ちて分解され、養分になる。
この様な性質はトマト以外に
トマトととても近いジャガイモや、ナス、キャベツなども持っている。
(間接的に虫を摂取しているが、自分の体内で消化するわけではないので、
「食虫植物」には含まれない。)

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2020-06-22(月)

縁日などで売られている、

空気より軽い「ヘリウム」入りの風船。

でも、1日経つとしぼんでしまいます。

そんな「ヘリウム入り風船」の中に、

「空気で膨らませた小さい風船」を入れます。

時間が経つと、どんな状態になるでしょう?

答え:中に入っている小さい風船が膨らむ

ヘリウムを入れた風船が時間が経つとしぼむことから、ヘリウムは空気に比べて風船の膜を簡単に通り抜けることができる。ヘリウム風船の中に入っている、小さい風船の膜に対しても同じ。小さい風船の中には空気しかないので、ヘリウムがとても入り込みやすい。一方、空気が風船の膜を通り抜けるのは、ヘリウムほど簡単ではないので、小さい風船の中は、空気とヘリウムとでどんどん膨らんでいく。

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2020-06-19(金)

なぞなぞです。

全く泳げない

漢字の部首って、

なーんだ?



(原案:T&Yなぞなぞサイト)

答え:うかんむり

「うかんむり」は、浮かん、無理...

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2020-06-18(木)

現存する日本で最も古いものは、

奈良時代、751年に作られた、

「田んぼ」に関するもの。

現存はしていませんが、奈良時代の僧・行基が

作ったとされるものは、その後、

江戸時代まで使われていました。

これ、何でしょう?

答え:地図

・現存する日本最古の地図は、東大寺正倉院に保管されている、「東大寺開田図」(751年)。
東大寺が開墾した田んぼの状況を記録したもの。
このような田んぼにまつわる地図は、645年の大化の改新後、班田収授(田んぼの収穫にもとづく租税)のために作られるようになったとされる。
・日本で最も古い「日本地図」は、行基(668-749)が作ったとされる「行基図」。(だが、現存はせず、本当に行基が作ったかは不明)
これが、日本地図の原型として模写・転用され、江戸中期に伊能忠敬らが測量で地図を作るまでは、ずっと「行基図」が使われていた。(現存する最古の「行基図」は、1305年、鎌倉時代のもの)
・行基は、仏教の布教が禁じられた時代に、寺院だけでなく、ため池や堀、橋などのインフラを各地で整備した人物。
朝廷から度々弾圧を受けたが、民衆の圧倒的な支持を得た。最終的には聖武天皇の信を得て、東大寺建立の実質的な責任者となった。

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2020-06-17(水)

クイズ!アリジゴクの謎

砂にすり鉢状の穴を掘り、

アリが落ちてくるのを待ち続けるアリジゴク。

ただ、元々地面には、いろんな大きさの石があって、

細かい砂ばかりではありません。

アリジゴクはどうやって、細かい砂だけでできた

穴を掘るでしょう?

答え:放り投げて遠くに捨てる

アリジゴクの巣穴はサラサラの砂。
だから、アリはハマると登れなくなる。
アリジゴクはアゴが強く、物を投げることができる。
そこで、ひたすら、身の回りのものを投げる。
すると、大きな石は遠くへ飛び、細かい砂は近くに落ちる。
その作業をひたすら繰り返すことで、サラサラの砂だけでできたすり鉢状の巣穴ができあがる。

・壁も平気で登るアリだが、砂はふんばりが効かない。
・それでも、登って逃げようとするアリがいるが、アリジゴクは砂を投げつけて妨害する。
・アリジゴクは、アリを食べるのではない。つかまえたアリの体液を吸いつくし、干からびたアリは遠くに投げ捨てる。
・アリも賢いので、そんなに罠にかかるわけではない。1か月に数匹程度。それをひたすら待っている。
・アリジゴクは2~3年かけて養分を蓄え、サナギとなり、成虫のウスバカゲロウになる。(1か月ほど生きる)
・アリジゴクは一度も糞をしない。成虫になってすぐ、2年分をまとめて排出する。
・尿もしないと思われていたが、2010年、日本の小学4年生が尿を発見した。

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2020-06-16(火)

今から220年前の西暦1800年に完成。

1814年に、戦争で焼失してしまいましたが、

3年後に建て直し。

その時に、焼け焦げた壁を、今の色に

塗り替えました。

この建物、何でしょう?

答え:ホワイトハウス
アメリカの大統領官邸ホワイトハウス。
その名前が付いたのは1817年の再建の時に
白(クリームホワイトという、黄みがかった白)に塗られた事から。
元々、1800年に建てられた時は、グレーだった。
1814年の米英戦争で焼失。残った部分を利用して建て直された。
当時の焼け焦げた壁の一部は今も保存されている。
・中央の「エグゼクティブ・レジデンス」は、地上3階地下3階。
床面積5100平米。134室。洗面所は35カ所。
・プールや映画館、ボウリング場、ビール醸造所などがある。
・色が真っ白でなく、クリームホワイトなのは、
太陽光で変色しにくいため。(白だと色焼けしやすい)
(また、転機がいい日は、白は青みがかってしまうが、クリームホワイトは
色が変わらない)

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2020-06-15(月)

スポーツの問題です。

最初にルールが適用された時は「9」。

徐々に少なくなり、「3」が提案されたこともありましたが、

現在は「4」です。

何でしょう?

答え:(いわゆる「フォアボール」の)「ボール」の数

野球のルールで、ストライクゾーンに入らない、いわゆる「ボール」が3ストライクまでに4つ重なると
1塁へ進塁できる「フォアボール」。日本では「四球」とも表現されるが、大リーグでは「Base On Balls」または「Walk」。なぜなら、進塁できる「ボール」の数は変化してきたから。
1876年、今のMLBの前身である「ナショナルリーグ」発足時、3ストライクに対して「ボール9つで1塁へ進塁」だった。
当時のピッチャーは下手投げ。バッターが投手に高め低めなどコースの要求もできた。
そこから、時間短縮を意図して、徐々に「ボール」の数が減っていく。

1876年 「9ボール」  
1880年 「8ボール」
1882年 「7ボール」
1884年 「6ボール」  ← この時、投手の「上手投げ」が認められる 
1886年 「7ボール」  ← 上手投げにより「walk」が増加、7ボールに戻される
1887年 「5ボール」
1889年 「4ボール」

・・・と、変化して、今の「3ストライクに4ボール」に落ち着いた。
ただ、MLBでは「4ボール」も見直しが検討されてきた。
「3ボールだとさらに時間短縮するのでは?」をいう提案もあってキャンプなどで試験的に運用されたが、「Walk」が多くなってかえって時間が長くなり、採用されることはなかった。
「3ストライク4ボール」は、絶妙なバランスで成り立っていると言える。

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