FM 福岡 FUKUOKA

MORNING JAM

問題です!

バックナンバー

2020-11-27(金)

嬉しい時、悲しい時、辛い時、感動した時。

涙は必ず、両眼から出ます。

片方の眼、だけから涙を出したい時、

どうすればいいでしょう?

答え:鼻毛を抜く

鼻毛を抜いた時に、涙が出ることがあるが、
その時は、必ず、抜いた側の眼から涙が出る。
これは、「反射」を司る、蝶形口蓋神経の働き。
この神経は、片方にしか反応しない。
そのために、片方の涙腺だけが反応して、片方だけ涙が出る。

 ・鼻毛の処理の文化は古く、10世紀、平安時代の
  書物に登場している。当時から毛抜きで抜いていた。

 ・鼻毛を抜くのは、本来はいいことではない。
  毛穴から、ばい菌が入り込み、化膿するおそれがある。
 (脳にも近いので、最悪、死に至る場合もある)

 ・鼻毛の処理は、消毒したハサミやカッターで切るのが好ましい。

 ・鼻毛で有名なのは、夏目漱石。抜いて、原稿に植えていた。
  鼻毛抜き原稿は、弟子の内田百閒が保管していたが、
  第2次大戦で焼失してしまった。現存しない。

 ・バカボンのパパが鼻の下に生やしているのは、鼻毛ではなく、
  ヒゲ(らしい)。本人が「これは鼻毛ではなくヒゲですのだ」と明言。

答えはこちら

2020-11-26(木)

クイズ!古事記関連(最終回だョ!全員集合SP)

古事記の冒頭、イザナギとイザナミが生まれるもっと前、

天地創造のお話。

宇宙が初めて立ち現れて、動き出した時、

天上界に三柱の神が現れました。

そのうちの二柱である「創造の神」が

起源となっている食べ物、何でしょう?

答え:おむすび

宇宙が初めて立ち現れて、動き出した時、高天原を率いるアメノミナカヌシノカミ(天之御中主神)と、創造神タカミムスヒノカミ(高御産巣日神)、カムムスヒノカミ(神産巣日神)が天上界に現れた。
この三柱の神様は、古事記で数々出てくる神様の中でも特別な神様(ビッグ3)。現れてすぐ宇宙に溶け込むように姿を隠し、存在のみになった。
そして創造神であるタカミムスヒノカミとカムムスヒノカミに共通するのが「ムスヒ(産巣日)」。これは天地万物を生み出す神霊、またはその霊妙な力を意味している。
また古来、日本人は山を神格化していた。その山の神の力を授かるために米を山型(神の形)にかたどって食べたことが「おむすび」のはじまりと言われている。その為、形は三角形でなくてはならない。

・おにぎりの由来は「にぎりめし(握り飯)」の転じたものと言われている。ただ、明確な違いはなく同じものを指す。最古は弥生時代から食べられていたとされる。
・江戸時代の国学者本居宣長(もとおりのりなが)は、この二柱の名に表れる「ムス」は、「うむ(生む、産む)」「むす(苔が生す)」「うぶす(産す)」など、生成をあらわす語とし、むすこ(息子)、むすめ(娘)なども、そこから派生した語と考えた。

答えはこちら

2020-11-25(水)

クイズ!すごすぎた男、南方熊楠。(早すぎた男外伝)

明治から昭和初期にかけて、生物学や民俗学で

数々の功績を残した、南方熊楠。

社会に属することを嫌い、定職に就くことも拒んだ。

熊楠が、1906年頃、ある「国の政策」に大反対。

知識人や文化人を集めて、反対運動を起こしました。

人々の文化を守り、自然を守るために行った、

国の合理化政策に対する反対運動。

何の合理化だったでしょう?

答え:神社

明治39年(1906年)、西園寺内閣が、「神社合祀」の
政策を発表。
これは、神社の数を減らして経費を抑え、
また、残った神社に経費を集中させて、神社の力を強くしよう
とする政策。
氏子などから散発的に反対はあったが大きな力にはならなかった。
そこで、立ち上がったのが、変わり者の学者、南方熊楠。

神社の合祀によって、神々が宿る森の伐採が進み、
自然が失われる。そこに住む菌類の絶滅を招くとして、
反対運動をはじめる。
色んな学者、文化人、財界人に声をかけ、世論を動かし、
10年に及ぶ活動の結果、合祀政策を中止に追い込んだ。
(ただし、その間にも、多くの祭礼や習俗が失われてしまった)

・熊楠はそれまで、一切、お金を稼いだことがなかった。
 「オレぐらいの学者ならパトロンがいて当然」と、酒屋を経営する
 弟にお金を出してもらっていた。
 しかし、この合祀反対運動の資金を作るために、初めて本を書いた。
(それで有名になり、昭和天皇の目に止まることになった)
・世界遺産の熊野古道や高野山の自然が守られたのは、
 合祀反対による、熊楠の功績といえる。

答えはこちら

2020-11-24(火)

計算問題です。

こうじくんは、『お笑いショーケース』のチケット発売まで時間があるので、

パソコンに向かって、「1」から「2020」までの数字を

順に打ち込むことにしました。(12345678910…)

全部で何回、キーボードを打てばいいでしょう?

答え:6973回

1~9は1回
10~99は2回
100~999は3回
1000以降は4回キーボードを打つ。
(それをそれぞれ数えるのは間違いやすいので)
10の位がないのは1~9の9個
100の位がないのは1~99の99個
1000の位がないのは1~999の999個

すべて4ケタと仮定すると、数字は、2020×4=8080個
ここから、それぞれの位がない個数を引けばよい。
8080-(9+99+999)=6973回。

答えはこちら

2020-11-23(月)

毎年11月の第3木曜日に解禁となるのは、

「ボージョレー・ヌーボー」。

では、戦前の日本で、

11月23日に解禁されていたもの。

何でしょう?

答え:新米

11月23日は1948年に制定された「勤労感謝の日」
「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう日」と制定されている。
由来となるのは、日本では古くから執り行われている「新嘗祭(にいなめさい)」。
天皇が初穂(新米)などの収穫物を神々に供えて感謝し、自らも初穂を食する祭事。

もともと新嘗祭は、旧暦11月の二回目の卯の日(11月13日 - 11月24日の間)に行われていたが、
暦を旧暦から新暦に改めた1873年(明治6年)に、新暦の11月23日に行われ、
同時に「新嘗祭」という名の休日として制定された。
その休日が第二次大戦後の1948年、名称が変更されて「勤労感謝の日」となった。

天皇はこの「新嘗祭」で初穂を食することで、その年の新米を初めて食べる。そのため、
天皇以外の人々が新米を食べるのは、新嘗祭の後に食べることが習慣だった。
この風習は、第二次世界大戦後に衰退した。

答えはこちら

2020-11-20(金)

なぞなぞです。

「コーラ」を、なぜか

「とうもろこし」に見間違えたこうじくん。

見間違えた理由って、なーんだ?



(原案:T&Yなぞなぞサイト)

答え:裸眼だったから

「らがん」だったので、
「コーラ」が「コーン」に見えた。。。

答えはこちら

2020-11-19(木)

クイズ!古事記関連

天の岩戸や天孫降臨のエピソードに登場する、

芸能の女神、アメノウズメ。

彼女が、怒って口を裂いたのがきっかけで

口が水平に向いている海の生き物、

何でしょう?

A . ナマコ(海鼠)

天の岩戸に隠れたアマテラスを引き出すために、胸をさらけ出して踊った芸能の神、アメノウズメ。
彼女はニニギの天孫降臨の際にも、同伴する神々の一人として登場。
地上まで道案内をしてくれたサルタヒコを無事故郷まで送り届けたアメノウズメは、伊勢湾に出る。そして、海に棲むすべての生き物を呼び集め、神の御子(ニニギ )に仕えるかどうか尋ねた。すると、皆「お仕えします」と答えるが、ナマコだけは沈黙していた。アメノウズメは、「この口は答えぬ口か」と怒り、懐から短剣を取り出して、ナマコの口を切り裂いてしまう。これがナマコの口が横に裂けているゆえん。

・古事記が書かれた当時は「海鼠」と書いて「コ」と読んでいた。「ナマコ」とは本来は調理をしていない(生の)「コ」を指す言葉であった。この名残が、前述の「このわた」(「コ」の腸)、「いりこ」(煎り「コ」)、「このこ」(「コ」の子)という語に残っている。
・一部のナマコ(食用になるマナマコなど)は、敵の攻撃を受けると腸管を肛門や口から放出する。吐き出した内臓は1〜3ヶ月ほどで再生される。

答えはこちら

2020-11-18(水)

クイズ!早すぎた男

1867年、和歌山生まれ。粘菌やキノコ類の

研究で知られ、生物学、民俗学、人類学など、

幅広い分野で功績を残した、南方熊楠。

18か国語を操り、ネイチャー誌に、51の論文を発表。

そんな熊楠が、日本で初めて使ったとされる英単語。

日本では2000年頃からやっと定着した、「思想」を表す言葉

何でしょう?

答え:エコロジー

南方熊楠(1867-1941)が、研究者として活躍し始めた頃は、
西洋の近代文明をどんどん取り入れて、強くなろう。という時代。
しかし、熊楠は、帝国主義には何の価値も見出さなかった。
熊楠は自然界と人間には深いつながりがあると考え、
お互いに共存するべきだとして「エコロジー」という言葉を
日本で初めて広めようとした人物。
結局、日本で定着するまで100年を必要とした。

☆南方熊楠はエピソードが多い人物。別名「日本のレオナルド・ダ・ヴィンチ」
 ・天文学、自然科学、民俗学、宗教学などの論文をネイチャー誌に
  51本発表。個人としては、今も最高記録。
 ・大学の研究室などには一切属さず、1人で研究したフリーランス。
 ・8才の時、全105巻の百科事典を、人の家で見て覚え、
  家に帰って書き起こすという方法で、全てコピーした。
 ・18か国語に精通。その土地の居酒屋で会話を聞き、
  あとは、本を1冊読めば、マスターできたという。
 ・下ネタが大好きで、性の話抜きの人間観は信じなかった。
 (しかし、39才まで童貞だった。結婚後はすべての行為を記録した)
 ・昭和天皇に講義(進講)を行った。何の地位もない
  研究者が行うことはまれで、昭和天皇の学問への情熱が伺える。
 ・自在に胃の中身を吐ける特技を持ち、ケンカでは負けなかった。
 ・夏は何も身に着けず、すっぽんぽんで過ごした。

答えはこちら

2020-11-17(火)

メスは同じ大きさのものが

2列、綺麗に並んでいるけど、

オスは、大きさがバラバラ。

ところどころに大きなものがあるのが特徴。

そして、オスは先っぽにそれがついていないことがあります。

これ、何でしょう?

答え:タコの吸盤

タコのオスとメスは、吸盤を見ればすぐに区別がつく。
メスは、同じ大きさの吸盤が2列、整然と並んでいる。一方オスは、繁殖期に、他のオスと闘う、その武器として大きな吸盤を持っている。バラバラの大きさの吸盤が並んでいると、それはオス。
そして、オスの脚の1本は、先っぽが生殖器になっている。そのため、その脚だけ先っぽには吸盤がない。
ちなみに、タコにとって生殖は、人生に一度の大イベント。他のオスとの闘いに勝ち、メスに認められたオスは、ゆっくりと時間をかけてその儀式を行い、それが終わると力尽きて生涯を終える。
一方メスは、岩のすき間などに卵を産みつけ、それから卵がふ化するまで(種によるが、1か月~10か月)、卵から一時も動かず、卵を守りつづける。そして、無事ふ化すると、メスは力尽きて生涯を終える。

答えはこちら

2020-11-16(月)

スペースXの宇宙船「クルードラゴン」に乗って

国際宇宙ステーションへと旅立った宇宙飛行士の野口聡一さん。

日本の宇宙飛行士選抜試験の面接で出された課題の1つが

「一発芸をやってください」

野口さんは、何をしたでしょう?

答え:物まね

スペースX社の宇宙船「クルードラゴン」で
国際宇宙ステーションに長期滞在する宇宙飛行士の野口聡一さん。 
彼も受験したのが、世界一厳しいといわれる日本の「宇宙飛行士選抜試験」。
書類審査の後、第1~3次試験まで、
1年間かけて心身共に徹底的に審査が行われる。
中でも極め付けが、度々行われる「一発芸」の課題。
野口さんはその「一発芸」の審査で「伝説」を残した。
「一発芸を見せて」と面接官の毛利衛さんに突然言われた野口さんは、
目の前にいる本人=毛利さんの物まねをして見せるという“大勝負”に出た。
野口さんは、「毛利さんが宇宙飛行を終えて帰還後、手を振りながらさっそうと歩く場面」
を再現すると、面接官らは大爆笑したという。

答えはこちら