fmfukuoka

2012年12月アーカイブ

皆さん初めまして。

と言っても、僕ここに投稿するの3回目なんですけど、どうもうまくUPされなくて
僕担当の放送日を過ぎてしまうと言う、なんとも間の悪い感じになってしまいました。

これの前の2回の投稿はそれはそれは長文で、がっつり「宮崎滔天」の魅力に迫っていたんですが、残念な限りです。

次回から、出来るだけその、前2回の投稿に近付く様、そして、リスナーの皆さんが漢(おとこ)宮崎滔天に興味を持っていただけるようガンガン投稿していきたいとおもっております。

因みに、本編では宮崎滔天の声もやっております。

あ、ここ、もうちょっと強調するべきだった。

第9章担当の前原です

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はじめまして。第9章『革命奔走記』の台本を担当しました、前原です。

『絆よ、悠久なれ?孫文と九州人?』の執筆メンバーの中で、唯一の女性作家。
女性ということを生かした章にしてほしいとのリクエストをいただいて挑んだ今回の執筆・・・

主人公は、宮崎滔天の妻、宮崎ツチです。
書くにあたって、いろいろと文献を読んだのですが、もう身の回りの人々、出来事が面白くて、どのエピソードを選ぶか、非常に迷いました。

普段は劇作が主なので、ラジオドラマという聴取者を意識した台本づくりも初めての体験で、不安ではありましたが、監修の阿久根さんのお力をお借りして、どうにか作品を仕上げることができました。

先日、収録しましたが、非常に楽しかったです。
このドラマには珍しく、女性色の強い章になっています。お楽しみにぃー♪


第6章、ポッドキャスト配信

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2012年12月16日放送
第6章「浪曲『革命を成す』」を配信します。
以下をクリックしていただくと、
聴くことができます。
今回は冒頭部分、いきなり浪曲風な作りになっていますので、
少し戸惑う方がおられるかも?
あとは、面白い展開になりますので、お楽しみに。

企画、構成、作曲担当:大塚和彦

絆よ、悠久なれ6章121216放送podcast.mp3

【その8】辛亥革命について

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どうも、お久しぶりです。
監修の阿久根です。

このシリーズも只今、9章まで録り進めて参りました。

辛亥革命の章の収録も終りまして、少し気持ちはラクになってきました。

編集している大塚さんに対してのダメだしも、
この頃、なんか優しくなってきたなーと自分では思っているんですけども...

えー...

第8章の
『辛亥革命』
って、このスペシャルドラマシリーズのヤマ場だったりしまして、
今までの章の主役たちが、それぞれの目線でこの革命を見、
それぞれの立場で、この革命を語るようになっているんですね。

しかし、ヤマ場っつっても、
辛亥革命って偶然に勃発して、そのまま地崩れ的に中国各地でバンバン蜂起して、
あれよあれよで清朝政府を倒しちゃったので、主役である孫文とか九州人たちが
軸にいなかったりするんですよね。

孫文はアメリカに行っちゃってるし、日本でも、度重なる革命蜂起失敗で、
「もうムリなんじゃね」的、雰囲気が漂ってしまってて、
日本人志士たちも距離を置き始めたりしてましたし...
日本の中国に対する政策も、だんだんダークサイドに行っちゃったりしてるし...

しかも、孫文と、黄興らの革命組織が大同団結して成った中国同盟会も、
意見の対立で分裂しかかってたし...

そんな流れの中での辛亥革命勃発でした。

実は、孫文ってですね、清朝政府という巨木に絶えず斧を振りおろして、
ずっと小さな傷は付け続けていたんですよね。

そこに、九州人たちも協力して刀を振って傷を付けてみたり、
孫文に栄養ドリンクの差し入れしたりして、更に黄興や宋教仁たちも、
孫文の付けた傷の箇所に、ノコギリやナタを入れ始めて...

巨木過ぎて多少の傷ではビクともしないと思われてたんですけど、
実は、その巨木が内部で腐ってて、あっと言う間に倒れちゃったんですよね。
孫文がヨソにお出掛けしている間にね(笑)

まあ...そんなところを描いたのが第8章でした。

宮崎滔天の妻、ツチの姉である、前田卓子(つなこ)も出てきます。

彼女は夏目漱石の『草枕』に出てくる那美のモデルになった女性ですけど、
実は、中国同盟会の機関紙を発行する民報社の編集室に寝泊まりして、
中国人留学生の革命志士たちの面倒を見てたという方です。

宋教仁の日記によく出てきますけど、本当に親切な革命おばちゃんだったようです。

ドラマに出てくる卓子は、その親切な革命おばちゃんイメージと、
夏目漱石の草枕に出てくる那美の男を翻弄する女性イメージを足して描いてみました。

明治という時代の女性は地位が低く、人権が無いに等しい状態でしたので、
そんな世に反発する卓子は異端視されるんですけど、
その異端視具合が草枕の那美と重なるんですよね。

卓子は、孫文が書いて編集室に掲げた『平等居』という書が好きだったらしいので、
総ての人間は等しくあるものという革命の理想は、
男女等しくありたいという彼女の理想に直結していたのでしょうね。

孫文は中国南部の僻地でばかり革命蜂起していましたけど、
黄興と宋教仁は、中国の中央の物流の要衝で革命を起こそうとしていました。

まあ...それが成功したんですけども、黄興と宋教仁の側にいて、
彼らに大きな影響を与えたのは、前田卓子であったと思います。

なので、辛亥革命の章では卓子に登場してもらいました。

「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい」

草枕の冒頭にはこのような文が出てきますけど、これって当時の孫文に聞かせたいくらい。
聞いてたら身に沁みたろうなあ、と思いますね。

頭良さげにもっともらしく発言しても、ホント角が立つもんね。
もー、バカでいるのが一番よ。

って、言ってあげたい。


あ...長くなりました。

じゃあ、また。

監修 阿久根知昭

第5章、ポッドキャスト配信

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2012年12月2日放送
第5章「玄洋社の躍動」を配信します。
以下をクリックしていただければ、
聴くことができます。
MP3配信のため放送より音質は落ちています。
ご了承ください。

企画、構成、作曲担当:大塚和彦

絆よ、悠久なれ121202放送分Podcast.mp3

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