今回は「声の秘密」と題して、声帯の専門家の
先生にお越し頂きました。コンシェルジュは耳鼻咽喉科医師で音声言語医学専門
李庸學(リ・ヨウガク)さんです。耳鼻咽喉科の一般診療に加えて、
声の異常である、音声障害の診療を専門としています。
「声がかれる」「声が出にくい」などの声のトラブルはもちろん、
「声」を生業とする、歌手や俳優、アナウンサーなどのボイスユーザーの
対応も行っています。
声(声帯)について、色々とお話し頂きました。
声はどこから出ているの?良く「お腹から声を出して!」と
言いますが、それはウソ。お腹にマイクを当てたって声が聞こえる
わけじゃない。声は「声帯」から出ているのです。
声って言うのは健康にも影響していて、悪い声っていうのは
声帯にも喉にも負担をかけるので、正しい使い方をすればするほど
喉が健康になります。すると、声帯炎とかになりにくくなる、
すなわち声が良くなると、喉が健康になる、と言う事が言えます。
李庸學(リ・ヨウガク)さんの好きな、気になる声の持ち主・・・
それは明石家さんまさん。元々ハスキー声が気になるそうですが
さんまさんのハスキーは、ハスキーだけど声が通る、しかもその声を
聞けば「さんまさん」と分かる、って言う所がスゴイそうです。
声で体調も分かったりするそうです。
声や声帯を見て、声以外の病気が見つかる事もあるそうです。
声のケア方法として、きちんと加湿することが大事。
水を飲むでは加湿にならないそうです。空気そのものを加湿してあげる事が
声帯に良いそうです。