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2013年8月23日 (金)

メシュラングルメ研究所 8月23日

今は、蕎麦について研究中です。

先週まで、「多め勢」の店主、田口さんに蕎麦の歴史、

蕎麦粉についてお話をお伺いしました。

そして、今週、蕎麦打ちの指導をして頂きました。

まずは、師匠が蕎麦を打ちながら解説してくれました。

 

多め勢

福岡市早良区室見1-5-9

092-846-3001

営業時間/11:30-20:00 定休日/水曜日

 

蕎麦粉の準備

通常、蕎麦8に対し強力粉2だが、打ちやすいように7:3に変更。

今回、500gの粉に対し、200ccほどの水を用意。

 

水回し

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水を入れ、ボールに入った粉が均等になるように手でかき回す作業。

手の形は、猫手。(ガチョーンのような形?)

また、ぐるぐる回るようにするのではなく、「Z」の字にかき回す。

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用意した水を半分(100cc)だけ入れ、1回目の水回し。

さらに半分(50cc)入れ、2回目の水回し。

次に水を入れるタイミングは、ダマを潰した時に、水が出てこなくなったら。

サラサラだった粉が少しずつ大きな塊になっていきます。

色の変化、香りの変化も見逃さないように。

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最後のほんの10ccほどの水の加減が難しい。

ちなみに、温度、湿度によって水の量、生地の硬さも変えています。

 

こねる

まずは、陶芸と同じように、「菊練り」する。

垂直に立てて、少し手前に押し倒すことを繰り返す。

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次に、「絞り」という工程。

綺麗に折り重なった部分を寄せて、「きのこ」のような形にしていきます。

すると、「へそ出し」が完了。

その生地を横に倒し、円錐形にします。(「くくり」という作業)

円錐形になったものを、ねじりながら押さえていきます。

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これで、しわをなくしてしまいます。

 

打つ

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ここからの作業は、スピードが求められます。

まずは、丸く伸ばしていきます。時計で言う「5分」ずつ生地を回しながら。

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次に四角く伸ばします。60cm角ほどの大きさになります。

生地の厚さは1.5mm。

 

切る

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伸ばした生地を折りたたみ、駒板を添えて、包丁で押し切り。

駒板は、包丁で押していくようにずらします。

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幅は厚さと同じ1.5mm。

500gで5人前の蕎麦ができあがります。

 

いかがでしょうか?

蕎麦は奥が深い!

来週は、いよいよ蕎麦打ちにチャレンジ!

お楽しみに。