2026年3月のテーマ 早生キャベツ ①
ふくおか グルメ手帖。
この番組では、毎月様々な食材を因数分解。
雑学からプロに聞く扱い方、簡単レシピを紹介していきます。
今月の食材は、「早生キャベツ」です。
キャベツは1年中収穫できる多年草の植物で、日本人は1年に10kgも食べていると言われる大人気の野菜です。その中でも早生キャベツは、秋から冬にかけて種をまき、早春から初夏にかけて収穫されるキャベツのことです。葉の巻きがゆるく、柔らかいのが特徴で、内部まで黄緑色をしています。
キャベツという言葉は、ラテン語の頭を意味する言葉から来ていて、まさにその姿から名付けられました。漢字では、「甘藍」と書きますが、これは、当時、丸く巻かなくて葉牡丹のような見た目だったからです。ちなみに、日本に入ってきたばかりのころは、食べるのではなく観賞用でした。
さて、美味しいキャベツを見分けるポイントですが、芯の切り口がキレイなこと、そして、大きすぎず小さすぎず、500円玉くらいの大きさのものが理想です。
半分にカットしている時は、芯の高さを見てみましょう。こちらも、高すぎない方がいいです。
実はキャベツは収穫後も成長していくので、芯が大きすぎたり、高すぎたりしていたら、収穫後に時間があって、ちょっと成長しているものになって、少し苦味が出てきます。
そんなキャベツですが、余すところなく楽しみたいですよね。
丸ごと一玉買って、冷蔵庫に入れる時は、芯をくり抜いて、湿らせたキッチンペーパーなどを詰めて、ラップで包むと鮮度が保たれます。
冷蔵保存する時は、ざく切りしておくと良いでしょう。解凍後は、細胞が壊れて柔らかくなっているので、スープや炒め物などに良いです。
一番外側の葉っぱは、ビタミンCが多く含まれているので、よく洗ってスープや味噌汁、煮物などに使うと良いです。芯は細かく刻んで炒飯などの炒め物に使うと、シャキシャキした食感を楽しめます。
さて、フランスでは、キャベツはちょっと特別な意味を含んだものになります。
フランス語で「Tu es chou(テュ・エ・シュー)」は、直訳すると「あなたはキャベツ」ですが、「あなたって可愛い」「性格が優しい、素敵」という意味を表わします。
「Mon chou(モン・シュー)」は、「私のかわいい人」という意味です。
私もキャベツになれたらいいなって思います。
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