2025年11月のテーマ ふぐ ⑤
この番組では、毎月旬の食材を取り上げ、様々な角度から紹介していきます。
今月の食材は、「ふぐ」です。
さて、料理のことはプロに聞け!ということで、今回は、大正通りから少し入った場所にありますふぐ料理のお店、「和野恵」にお邪魔しました。
お話を伺ったのは、店主の井田さんです。
和野恵
福岡市中央区赤坂1丁目1-17 ライフ赤坂 2F
092-724-3965
17:30 -22:00 (完全予約制)
定休日 日曜・祝日
落ち着いた雰囲気の中で、世代を問わず、一年中ふぐ料理をカジュアルに楽しめるお店です。
特に11月から3月は、完全個室のふぐ専門店になります。
◆このお店で扱うふぐについて
取り扱っているのは、トラフグ、マフグがメインになり、下関・唐戸市場の吉田水産、大分県、長崎県などからは、トラフグを活魚で仕入れています。
天然のトラフグの旬は12月から2月、マフグの旬は1月から4月で、これからがまさにふぐのベストシーズンです。
◆おすすめコース
写真はコースの一例
【お料理のみ】梅*ふぐコース〈全7品〉7,200円(プレミアム飲み放題付は、2,800円)
刺身、唐揚げ、鍋に締めの雑炊、デザートまでのコースです。
和野恵オリジナルの冷たいヒレ酒も是非、お試しください。
和野恵オリジナルの冷たいヒレ酒はお土産でも販売しています
◆家庭での「ふぐ」の楽しみ方
おすすめは「ふぐちり鍋」です。
1匹800円前後で販売されているカナトフグで大丈夫です。
カナトフグは、鍋だけではなく、刺身、天ぷら、唐揚げ、味噌汁など様々な料理にも使えます。
基本、無毒のふぐですが、地域や季節によっては毒を持つこともあるので、注意してください。
カナトフグの目利きのポイントは、透明感があり、白くてハリがあるものです。
「ふぐちり鍋」は、前日の晩から鍋に水を張り、昆布を浸しておきます。
カナトフグは大きめにぶつ切りします。
鍋を火にかけ、沸騰し始めたら昆布を取り出し、フグを入れて少し火が通ったら、白菜、にんじん、椎茸、豆腐を入れます。
灰汁が出てくるので、取り除き、春菊を入れて完成です。
紅葉卸、葱、ポン酢などで食べると良いでしょう。
締めは雑炊です。
ふぐのエキスが溶け込んだ上品な旨味のスープにご飯を加え、仕上げに溶き卵を入れて完成です。
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