FM 福岡 FUKUOKA

2025年11月のテーマ ふぐ ③

この番組では、毎月様々な食材を因数分解。
雑学からプロに聞く扱い方、簡単レシピを紹介していきます。
今月の食材は、「ふぐ」です。


中村調理製菓専門学校 日本料理担当 松永文吾先生にお伺いしました。

中村調理製菓専門学校

福岡市中央区平尾2-1-21
092-523-0411

https://chori.nakamura-s.ac.jp/

◆ふぐの栄養について
主にタンパク質です。他にはカルシウム、マグネシウムなどもあります。
このたんぱく質は筋肉の合成を助け、基礎代謝を高める効果あり、ダイエットにも役立ちます。

◆日本で食べられるふぐの品種による違い、天然と養殖の違いなど
現在日本で食べられるフグの品種は22種類あるといわれています。
わかりやすいところでいえば、やはり、トラフグ、真フグ、クサフグなどがあり、皆さんが良く聞くカナトフグは、正式名称シロサバフグといいます。
天然と、養殖の違いですが、天然の方は身が引き締まっていて歯ごたえがあり、養殖は少し身が柔らかく感じるといわれています。



◆ふぐを料理する時のポイントを教えてください
お店などでは下処理されたふぐが並んでいますのでそちらをご利用下さい。
フグは意外と水気が多いので30分程度でもよいのでさらしや、リードペーパーなどでフグを巻いておいておくと程よく水分が抜けておいしく感じられます。
これからの時期は鍋やお味噌汁、定番のから揚げもおいしいですね。

◆先生からのご注意
特に釣りをされる方にお願いです。フグは結構防波堤などでも釣れますが、持ち帰っての調理はやめてください。小さいフグにも毒はあります。捌いて食べたりすると危険です。

◆今年も、11月14日(金)、15日(土)、16日(日)3日間、中村祭が行われます
レストラン、カフェを開放し、テイクアウト、イートインの他、調理体験、リアルウエディングなど盛りだくさん。
入場無料で楽しめますので、是非、お立ち寄りください。

https://www.nakamura-s.ac.jp/nakamurafest2025/

https://www.instagram.com/nakamura_fes/