FM 福岡 FUKUOKA

2025年10月のテーマ 鮭 ②

この番組では、毎月様々な食材を因数分解。
歴史雑学からプロに聞く扱い方、簡単レシピを紹介していきます。
今月の食材は、「鮭」です。


プロも頼るたべごろ百旬館渡辺通本店の塩干部門、矢野さんに、「鮭」について教えて頂きました。

たべごろ百旬館



福岡県福岡市中央区渡辺通1丁目11-16
TEL:092-731-3014
通常営業時間 8:00 - 21:00
http://100.co.jp/tabegorohyakushunkan/
https://www.instagram.com/tabegorohyakushunkan/


◆福岡県で食べられる鮭の主な産地
北海道産の白鮭が多く、今の時期に獲れるものを特に秋鮭と言います。
養殖では、ノルウェー産の銀鮭が多いです。他にもチリ産などの銀鮭も入荷します。



◆鮭とサーモンの違いは?
最近では、生食用に加工された養殖のものがサーモンと呼ばれ、天然のものが鮭と呼ばれることが多いです。つまり、白鮭、紅鮭は天然です。ただし、銀鮭は養殖になります。



◆鮭の目利きや扱い方
身の色が鮮やかで張りがあるもの、皮にツヤがあるものが良いです。
部位によって脂ののりも違うので、料理によって使い分けると良いでしょう。
頭からお腹にかけては脂がのっていて、そこから尾までは脂が少なくさっぱりとした味になっています。脂が多くジューシーなものは、ムニエルにしたり、刺身によく、尾に近い部分は繊維がしっかりしているので、シチューやフライに適しています。また、背中の部位は、脂よりも旨味重視な焼物や煮物にぴったりです。
また、無塩、低塩などもありますので、どんな料理を作るかで、選ばれると良いでしょう。
塩焼き、バター焼き、ホイル焼きなど、様々な料理で楽しんで下さい。

◆矢野さんのおススメ料理
シンプルに塩焼き、バター焼きが好きです。