FM 福岡 FUKUOKA

2025年8月のテーマ イカ ⑤

この番組では、毎月旬の食材を取り上げ、様々な角度から紹介していきます。
今月の食材は、「イカ」です。

さて、料理のことはプロに聞け!ということで、今回は、川端商店街にあります大人気のお店、「中洲鷹勝本店」にお邪魔しました。


お話を伺ったのは、鷹勝カレントの社長、田中さんです。

中洲鷹勝 本店



福岡市博多区上川端11-8川端中央ビル2F・B1F
092-283-7788
17:00 - 23:00 (オーダーストップ22:30)
定休日 日・祝祭日・お盆・年末年始
https://www.takasho-k.jp/



中洲鷹勝本店は最大300人を収容する大型店舗で、店内には生け簀が8つもあり、サバやアラ、イカなど、九州の地魚を新鮮なまま提供しています。もともと焼き鳥店からスタートしたこともあり、居酒屋メニューも充実し、幅広い客層に対応しています。
なかでも目玉は「活きイカ」。お客様のほとんどが「透明なイカの生きづくり」を目当てに訪れますが、鷹勝では刺身だけにとどまらない多彩な調理法でイカを楽しめるのが最大の特徴です。

【イカの活き造り】(数量限定 サイズにより5,000円から)

この店の名物です。
透明感ある身はコリコリとした食感で、噛むほどに広がる甘みが印象的です。
耳・軟骨・下足など、部位ごとの食感や味わいの違いも楽しめるのがこの店の特徴。
一般的には、刺身で食べて後造りですが、鷹勝では、ある程度の大きさのイカの場合、最初から「イカのフルコース」のような感じで味わえます。

その内容は、刺身から始まり、握り寿司、天ぷら、塩焼き、煮付け、バター焼きまでと、バリエーションも豊富なので、食べ飽きません。
刺身は、身、下足、軟骨、それぞれを味わえました。
握り寿司は、酢飯との相性が抜群で、シンプルながらも絶品でした。
天ぷらは、サクサクの衣に包まれたイカのプリッとした食感がよく、甘みと香ばしさが調和していました。
塩焼きは、火を通しすぎない絶妙な焼き加減で、イカ本来のやわらかさと甘みを最大限に引き出していました。
煮付けは、鷹勝オリジナルの「煮つけの素」を使った一品。甘辛ダレがイカのプリプリ感と絶妙にマッチしています。
バター焼きは、バターのコクとイカの歯ごたえがよく、お酒がすすむ一品です。

【鷹勝サラダ】(1,500円)

お刺身にも使える鮮度抜群のイカのバター炒め、ホタテ、海老などの魚介類に、
ミニトマト、レタス、玉葱などの冷たい野菜、生ハム、茹で卵、フライドポテトなどの洋風食材、湯葉やワカメなどの和風素材を合わせて、明太ドレッシングをかけたものです。ボリューム満点で、様々な味を一度に楽しめてお得感があります。

【イカ明太シューマイ】(3ケ1,500円)

イカのミンチをタネに使い、焼売の皮を細切りにして周りに貼り、蒸し上がったら、明太ソースをかけて出てきます。
ホクホクと弾力のあるイカの甘味がたまりません。

◆田中社長が語る「イカの魅力」
イカは部位によってまったく違う味と食感があるので、下足のはじけるような弾力もぜひ楽しんでほしいとのことです。

◆家庭での「イカ」の楽しみ方

おススメはイカの煮付けです。
近所でよく売られている1匹500円前後のイカで良く、身・耳・下足を一口大にカットします。
鍋に酒・醤油・みりんを合わせ、火にかけて煮付け用のタレを作ります。
辛味が欲しい場合は鷹の爪を加えてください。
タレが沸騰したら、カットしたイカを一気に投入して、再沸騰したら1分以内で引き上げます。
後は、お皿に煮汁ごと盛りつけて完成です。
イカは加熱しすぎるとボロボロになるので、火を通しすぎないのが最大のポイントです。
これだと、イカの身のプリプリ感も残り、短時間に出来上がります。
タレを作るのが面倒な場合は、鷹勝オリジナルの「煮つけの素」を使っても良いです。
詳しくは、鷹勝の公式サイトをご覧ください。