FM 福岡 FUKUOKA

2023年8月のテーマ シャコ ③

この番組では、毎月様々な食材を因数分解。
雑学からプロに聞く扱い方、簡単レシピを紹介していきます。
今月の食材は、「シャコ」です。


中村調理製菓専門学校 黒木晶子准教授にお伺いしました。

中村調理製菓専門学校

福岡市中央区平尾2-1-21
092-523-0411
https://chori.nakamura-s.ac.jp/

主な栄養素
シャコは海老に似て、低カロリー高たんぱくな食材です。
メインであるタンパク質には、旨味の元となるグルタミン酸、アスパラギン酸、アルギニン、リジン、ロイシンなどのアミノ酸が豊富に含まれています。
その他に、カルシウム、ビタミンE、ビタミンB12も多いです。



調理のポイントとしては、活き物を買ってきた場合は、まず、湯がくこと。
その後の殻剥きは、頭を落とし、尻尾の方から側面に沿って鋏を入れます。
選ぶときは、できるだけ新鮮なもの、大きなものを選ぶと良いでしょう。

先生の地元、八代では、シャコに似たマジャクをよく食べていたそうです。
マジャクは殻付きで唐揚げや天ぷらにしたり、潰して味噌と合わせ「シャク味噌」にしていたそうです。これだとカルシウムも取れます。