2023年8月のテーマ シャコ ②
この番組では、毎月様々な食材を因数分解。
雑学からプロに聞く扱い方、簡単レシピを紹介していきます。
今月の食材は、「シャコ」です。
プロも頼る「たべごろ百旬館」の鮮魚部門、瀧村さんに、「シャコ」について教えて頂きました。
たべごろ百旬館
福岡県福岡市中央区渡辺通1丁目11-16
TEL:092-731-3014
通常営業時間 8:00 - 21:00
http://100.co.jp/tabegorohyakushunkan/
https://www.instagram.com/tabegorohyakushunkan/
まとめると・・・・
福岡で食べられるシャコの主な生産地は、志賀島、玄界灘、伊崎漁港です。
8月は終わりかけにはなりますが、体が大きくなり、一番美味しい季節です。
シャコとマジャクは似ているようで分類上でも別の生物です
シャコは深い海に住み、底引き網漁で獲るので、大量に出回ります。
マジャクは干潟に住み、手作業で獲っていくので、あまり数が出回りません。
また、シャコの殻は硬く、あっさりとした味ですが、マジャクは殻が柔らかいので、殻付きで食べることも多く、味噌もあって、濃厚です。
シャコを扱う時のポイントは、生きているうちに湯がかないと、酵素で身が溶けてしまい細くなってしまいます。できるだけ早く湯がくようにしましょう。
茹でたら、殻を剥きますが、調理鋏を使って横のトゲを切ると楽です。
瀧村さんの好きな食べ方は、茹でたシャコときゅうり、ワカメを三杯酢で和えた酢の物です。