この番組では、毎月様々な食材を因数分解。
歴史雑学からプロに聞く扱い方、簡単レシピを紹介していきます。
今月の食材は、「アスパラガス」です。


中村調理製菓専門学校　黒木晶子准教授にお伺いしました。

中村調理製菓専門学校

福岡市中央区平尾2-1-21
092-523-0411
https://chori.nakamura-s.ac.jp/


主な栄養素
アスパラガスには、アスパラギン酸が多く含まれています。
アスパラギン酸は、体内のエネルギー、乳酸菌の分解などの役割があり、疲労回復や肩こり解消などに良いとされているアミノ酸の一種です。

アスパラガスの穂先には、その他にもたくさんの栄養素があります
例えば、血管を強くするルチン、骨を強化するビタミンＫ、貧血を予防する葉酸などです。
そして、ほのかな甘みはオリゴ糖です。
善玉菌の餌になる栄養素なので、腸の中を綺麗に整えることになります。

調理するときに注意すること
調理する時は、うまみ成分や水溶性の栄養素が流れないように、茹でる時はたっぷりのお湯で短時間、その後、冷水にとって冷ます時も水にさらすのは短時間にしましょう。

和洋中何でも使える万能選手です
茹でてサラダ、西洋料理の付け合わせ、中華料理の炒め物など、さまざまな料理に使えます。