2023年3月のテーマ 筍 ③
この番組では、毎月旬の食材を取り上げ、様々な角度から紹介していきます。
3月の食材は、春の味覚を代表する「筍」です。
中村調理製菓専門学校 黒木晶子准教授にお伺いしました。
中村調理製菓専門学校
福岡市中央区平尾2-1-21
092-523-0411
https://chori.nakamura-s.ac.jp/
筍に多い栄養素は食物繊維とたんぱく質です
たんぱく質には、チロシン、グルタミン酸、アスパラギン酸などの旨味成分が含まれます。
調理のポイント
食物繊維が多いので、茹でる、煮物、炒め物などの加熱調理をしてください。
植物性たんぱく質なので、肉や魚などの動物性たんぱく質と一緒に摂るとアミノ酸のバランスが良くなります。
アク抜きについて
採れたては刺身でも食べられますが、できるだけ早く茹でてアク抜きしたほうが良いです。
アク抜きには、米糠をひとつかみ、そして、唐辛子を1本入れて茹でます。
米糠はでんぷんで旨味が抜けないようにするため、唐辛子はエグみの緩和です。
保存方法
水に入れて冷蔵庫で保存しますが、毎日水を取り替えると、1週間はもちます。