BUTCH COUNTDOWN RADIO
放送日:2026-06-12(金) 地域:博多区
季節料理 花唄
- TEL
- 092-474-0780
- 住所
- 福岡市博多区博多駅南5-4-1
- ジャンル
- 和食
- オープン日
- 2011年2月
- 席数
- 18席(カウンター6席)
- 営業時間
- 18:00~23:00(L.O.22:30)
定休日:日曜日+不定休
- 調査日
- ■2026年5月29日
■天候 晴れ
■時間 19時30分
内容
今日ご紹介するのは、博多駅南5丁目の交差点から少し入った場所にある和食のお店です。
通常は取材などを受けないのですが、特別にお願いしました。ありがとうございます。
お店の入口の上に大きな木製看板が掲げられているので、すぐに分かります。
店内は、和食らしい簡素な造りの内装で、ゆったり座れるカウンターの上にはネタケースがあり、テーブル席もあります。
ちなみに、設えられた椅子やテーブルは日田の家具屋さんに頼んだオーダーメイド。
亭主の梅木さんは、高校時代から、親族が経営していた日本料理のお店でアルバイトをしながら料理を学び、北九州市門司区の日本料理店「花月」などで修業し、2011年に、この店で独立。
この道30年以上。
コンセプトは、大切な人をおもてなしできるお店。
かと言って、格式張ったものではなく、楽しく食事してもらおうと心がけています。
また、その日の良い素材をお客様の好みに合わせて提供する割烹型日本料理店のような感じでもあります。
グランドメニューもあるのですが、魚を中心とした日替わり食材が圧倒的に多く、
それを、焼いたり揚げたり煮付けにするなど、自分好みの調理法を相談できます。
魚介類の仕入れは長浜を中心に自分の目で確かめたもので、
北九州・藍島物などの産地や鮮度など、非常にこだわっています。
美味しい和食の一品を、大切な人と一緒に楽しめるお店です。
チェック
アラカルトとコース
コースは、8,250円、11,000円、16,500円、22,000円など。前日までの予約。
紹介するメニューの価格は仕入れによって変わります。参考にしてください。
【お通し】(770円)
座ると出てきて、これが席料の変わりとなる。
内容は日替わりで、この日は「筍の木の芽和え」。
茹でた八女産の筍は賽の目切り。
それに、木の芽をすって玉味噌と和える。
玉味噌は、白味噌に卵黄や砂糖、味醂、酒などを合わせて弱火にかけながら混ぜ合わせたもの。
それに、すった木の芽、そして、ほうれん草の緑の色素を合わせて鮮やかな緑色にしている。
ほうれん草の緑の色素は、ほうれん草をミキサーにかけて濾し、火にかけて浮いてきたものを集め、
香りや味があるわけではなく、色見のみを使うために作っている。
白味噌の柔らかな甘味と、木の芽の香り、筍の軽い歯触りがよく、季節を感じさせる一品。
【お造り盛り合わせ】(上 キンキ入り 2人前 8,690円)
お造りの盛り合わせは、ここの看板メニューの一つで、金額は仕入れにより変わる。
この日の並は5,060円で、1皿にだいたい9種2貫ずつで2人前になるが、
我々はキンキを追加した上に、3人前にしてもらった
内容は日替わりで、この日は、長崎産の本鮪(赤身とカマトロの2種)、鯨の生ウネ、アラ(クエ)、水ダコ、
ヤリイカの夢王卵黄のせ、天然車海老、藍島産雲丹(ミョウバン不使用)、北海道産キンキ炙り。
鮪は長崎の160kg級の一本釣りで、さっぱりとしてほんのり酸味を感じる赤身は、釣り物らしい締まりがあり、
マグロのエラの後ろにある「カマ」の部分は、口に入れた瞬間とろけるような濃厚な味わいがある。
鯨のウネは、一般的にはボイルすることが多いが、ここでは生で提供。
やや歯応えがあり、味が濃く、鯨独特の力強い旨味を感じる。
アラは上質な白身の味で、北海道の水ダコは活きた状態で運ばれたものをボイルするので、
身がだれず、適度な張りと柔らかさがあった。
ヤリイカには姫路市のブランド卵「夢王」の卵黄をのせていて、コクが加わり、ねっとり感と甘味が増していた。
車海老は天然で、身を刺身に、頭と尻尾は後から塩焼きにして出てくるので、おつまみにもなる。
藍島産の雲丹は甘味だけではなく、磯の香りがしっかりしていて美味しい。
北海道産キンキは軽く炙ることで香ばしさが加わり、旨味の輪郭を際立っていた。
この店の素材へのこだわりと、その活かし方が凝縮されたメニュー。
【海鮮山芋鉄板】(1,430円)
熱々のフライパンにのって出てきて、見た目はお好み焼き。
すりおろした長芋に出汁や調味料などの下味はつけずにその日の海鮮を合わせる。
この日の海鮮はホタテとタコと海老。
フライパンの上に流し込み、上に湯葉のせて、チーズをたっぷりかけ、コンロ上で蓋をして蒸し焼き。
仕上げにお好み焼きソースを塗ってマヨネーズをかけ、青海苔と削り節を散らして出てくる。
長芋のトロリとした食感、チーズのコク、魚介の旨味が重なり、湯葉の食感も良いアクセントになっている。
どこか洋の要素を感じさせる一品で、こういうものを間に挟むと口が変わって良い。
【山芋チーズ茶わん蒸し】(770円)
使用する卵は、「たまごかけごはん祭り」で3年連続で日本一に輝いた姫路市のブランド卵「夢王」。
飼料にはトウモロコシやパプリカ、海藻、緑茶、ヨモギなどが使われ、黄身の濃さと旨みが特徴。
この卵に出汁と山芋と溶かしたチーズを合わせて玉地にし、具材は、しめじ、三つ葉と控えめ。
蒸した後に、バラ海苔をのせて出てくる。
卵の濃厚な味とチーズのコクが重なり、和食の茶碗蒸しでありながら、洋風のニュアンスを感じる。
口当たりは滑らかで、個性が溢れた創作系茶碗蒸し。
【あゆの塩焼】(1,210円)
この日は岐阜の養殖物で、亭主曰く「養殖なら岐阜が一番美味い」。
天然物よりかなり大振りでサイズ感があり、過度な脂もなく、養殖ならではの安定感がある。
それを串打ちし、塩焼きしていて、鮎らしい香りと苦味、淡い旨味を感じる。
添えられていたのは、出汁醤油、大根卸、柑橘と、「うるか」。
鮎の内臓を発酵させた珍味で、鮎の身につけると美味さが増し、そのままおつまみにしても良い。
鮎がほんの少し真子を持っていたのはラッキーだった。
【真あじレアフライ】(1枚550円)
注文は2枚から。
粗めの生パン粉を使っているが、一般的なトンカツのような厚衣ではない。
ちなみに、パン粉はその日の素材によって細かさを変え、魚の旨みを邪魔しないよう調整している。
高温の短時間で一気に揚げ、中心部に火を入れすぎず、レア感を残している。
それを食べやすい大きさにカットして出てきて、断面の色も鮮やか。
衣はサクサクと香ばしく、中はしっとりして脂がのっていて、真あじの旨味がうまく閉じ込められている。
自家製タルタルとソース、岩塩が添えられているので、お好みで。
こちらで使っているのは、栃木の「ユニオンソース」で、やわらかな酸味と優しい甘味が特徴。
タルタルは、卵、マヨネーズに、いぶりがっこ、ラッキョウなどを加えて作っていて、香りと食感に奥行きがある。
口直しにドレッシングをかけた葉物野菜を添えている。
【岩ガキ(天草)特大 天ぷら】(1ヶ1,980円)
この日の岩ガキは天草産で特大サイズ。
この岩ガキをどのように料理するのかリクエストでき、我々は天ぷらにしてもらった。
山葵塩を添えていたので、お好みで。
特大サイズならではの身の厚さで食べ応えもあり、噛んだ瞬間に広がる磯の香りと濃厚な旨味。
天ぷらにすることでさらに牡蠣の甘味が引き立ち、山葵塩を付けると後味が引き締まる。
【金星豚のトンテキ】(塩1,870円、タレ1,980円)
塩焼きとタレ焼き、他に、生姜焼き、トンカツなどが選べて、我々はタレ焼きをチョイス。
「金星豚」は、佐賀県のブランド豚で、豊かな自然の中でストレスを与えず、のびのびと育て、
脂身がギュッと締まり、きめ細かな肉質が特徴。
その肩ロースでも頭に近い部分は、1頭から約1kgしか取れない希少部位で、
脂と赤身のバランスが良く、旨みが強い部分。
しっとりと仕上がった肉そのものに力強さがあり、噛み締めると豚の脂が甘く、赤身の旨みも濃い。
タレは、生姜焼きのタレの生姜の変わりに玉葱とリンゴを加えたもので、
甘辛さの中に酸味があり、豚の旨味に華を添えてくれる。
味変のマヨネーズと、口直しの葉物野菜を添えていた。
■■攻略法■■
メニューに書いていなくても、食材は好みの調理法を頼めるので、積極的に亭主と相談すると良い。ということで、亭主と仲良くなるべし。
■■チョッチュ■■
揚物などに添えているものが同じような感じのものでした。
和食らしい炊いたものなどを出せる技量があるお店なので、そういった部分にも凝ってくれたら嬉しいなぁ。
■■オススメ店■■
梅木さん 博多区住吉 「ゴーサイン食堂」
■■その他■■
客単価 : 飲んで食べて 12,000~13,000円くらい
ビールは、生660円から、瓶880円から。
ハイボールは、825円から、チューハイは770円から。
焼酎は、グラス660円から、ボトルあり。
日本酒は、1合990円から、4合瓶あり。
ワインは、ハーフボトル2,600円から、ボトル4,800円から。
人気メニュー ベスト3
3位 : 【生あおさのおみそ汁】(495円)
2位 : 【とろなす田楽】(2ヶ1,100円)
1位 : 【お造り盛り合わせ】(並・2人前 5,060円)