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BUTCH COUNTDOWN RADIO

ザ・メシュラン

「ブチカン」から生まれた人気グルメコーナー『ザ・メシュラン』!
パーソナリティ、MC BUTCHと謎のアジア人が、地道に真面目に食べ歩いた福岡のいい店、うまい店をご紹介。
「ブチカン」が総力を結集しておくるグルメ情報です。
※掲載している情報は、取材時のものです。価格等、内容に変更が生じる場合がございます。ご了承ください。

前回の放送 放送日:2020-10-23(金) 地域:博多区

オレズ・マガラズ

TEL
080-5605-1796
住所
福岡市博多区上川端1-10
ジャンル
居酒屋 麺類
オープン日
2020年8月16日
席数
カウンター6席(本来は8席)
営業時間
18:00~24:00(L.O.23:30)
定休日:不定休
調査日
■2020年10月9日 
■天候 晴れ
■時間 20時00分

内容

今日ご紹介するのは、櫛田神社の南門の横の細い路地を入った場所にある蕎麦居酒屋さんです。
お店の外観は、入口の上に店名が描かれた提灯がぶら下がり、真っ赤なガラス戸で、
店内の壁には派手な絵が描かれていて、カウンター席のみです。
ハッキリ言って、外観からは蕎麦屋だとは分かりません。
さらに、店内には金髪の大将なので、謎のアジア人も入るのにかなりためらいました。
実は、元々韓国料理屋さんの居抜きになり、違う意味で入りにくいお店になっています。
ちなみに、「この辺りにお蕎麦屋さんがあると聞いたんですけど、教えてください」と、
尋ねてきたこともあるそうです。
大将の外牧さんは、中村調理製菓専門学校在学中からホテルでアルバイトを始め、
卒業後は、福岡の蕎麦の名店「信州そば むらた」で5年修業し、副料理長にまでなって、独立。
この店をオープンしました。
蕎麦は、十割の手打ちで、蕎麦粉は3日くらいのペースで変わっていきます。
蕎麦粉を変えるのは、丸実のまま寝かせて熟成させたものと、
新しい蕎麦でコンディションの良いものを選び、時には熟成、時には新しいもの、
そして、時にはブレンドするなど、その日に良いものを見極めて使うからです。
当然、使う蕎麦粉により、蕎麦の太さを変えたり、出汁も変えていくので、毎日違う蕎麦が
味わえます。
また、蕎麦以外にもお酒のおつまみになる一品も用意されているので、
お酒を飲みながら最後の締めに蕎麦を一杯でも良し、蕎麦だけを食べても良し、
お店の造りをおつまみにしても良し、様々な使い方ができるお店です。

チェック

基本、アラカルトのみ
コースはなく、要相談。予約で貸し切りも可能で、こちらも要相談。
価格は税込み
ノーチャージ

【青ジソオイル奴】(450円)
大葉、葱、刻んだニンニク、胡麻油、カエシを合わせて寝かせ、薬味にする。
それをソフト豆腐の上にのせ、胡麻を散らして出てくる。
胡麻はそんなに主張せず、うっすら香る感じ。
お酒のアテにぴったりの一品。

【そば屋のポテサラ】(500円)
その日に仕入れた芋によって、全く違うポテトサラダになる。
例えば、昔ながらの様々な野菜が入ったものの時もあり、今風の大人のポテサラになることもある。
この日は、新さつま芋を使い、粗めにマッシュして、燻製したチーズ、調味料と合わせたもの。
これ以外の野菜は入らず、大人のポテサラ。
調味料は、塩胡椒、マヨネーズ、ブラックペッパー、「味噌マスタード」、蕎麦のカエシになる。
「味噌マスタード」とは、マスタード、味噌、カエシを合わせた自家製。
味噌マスタードは、お皿にも添えているので、お好みで追加で混ぜても良い。
さつま芋だが、調味料とのバランスで、甘くなっていない。

【冷たいニラ玉】(400円)
普通のニラ玉を想像していると、出てきてびっくりする。
ニラは湯がいて醤油で地洗いし、絞る。
卵は、黄身のみを冷凍し、カエシと醤油を半々で割ったものに2、3日漬けたもの。
ニラの上にその黄身をのせ、一味唐辛子を振って出てくるので、混ぜて食べる。
黄身の濃厚な旨味がよく、これは美味しい。

【炙り酢もつ】(500円)
いわゆる博多の酢モツとは別物。
牛の上ホルモン(大腸)を処理して開き、炙る。
そこに、葱、一味唐辛子を散らし、自家製ポン酢をかけて出てくる。
これもおつまみにぴったりな一品。

【明太玉子焼】(800円)
普通の蕎麦屋のダシが入った「玉子焼」(550円)もあるが、我々はこれをチョイス。
玉子に蕎麦屋のダシとカエシを加えて、明太子を玉子で巻いたいわゆる出汁巻だが、
明太子は生のままではなく、桜チップと蕎麦茶で燻製することで、生臭さを消している。
食べるとジュワっとダシが広がり美味しい。

【豚軟骨の柔らか煮】(650円)
鹿児島で「トンコツ」と言われる郷土料理。
大将のお父さんが鹿児島出身で、おばあちゃんが作っていたものをアレンジした一品。
豚の軟骨を8時間炊き、その後、ダシを加えて2時間炊いて、味を染み込ませる。
この時、圧力鍋を使わず、普通の鍋で作るのだが、
それは、圧力鍋を使うと、歯にくっつくような感じになるからだそう。
トロトロで、鹿児島の郷土料理よりも甘くなく、お酒に合うように味付けられている。
味噌マスタードが添えられているので、お好みで。

蕎麦
「ざるそば」と「かけそば」の2種類のみで、どちらも650円。
基本的に細めの蕎麦だが、使う蕎麦粉やその状態によって、太さは変えている。
【ざるそば】(650円)
我々は、ざるそばを頼んだ。
この日の蕎麦粉は、北海道新得町(富良野の横)のもの。
蕎麦は、博多ラーメンの細麺くらいの太さだった。
つけダシは、九州に合わせ、また、お酒のつまみや締めにも合うように、
塩辛過ぎず、ダシの旨味を前面に出すようにしている。
細いので、お酒を飲んでいるときにも食べやすく、あっという間に平らげた。

【親子丼】(500円)
「信州そば むらた」の親子丼は有名だが、大将なりの親子丼を作っている。
お酒を飲むお店を前提にしているので、カエシ、甘み、塩分などのバランスも変え、
ダシを多めにし、御飯を少なめにしている。
玉葱と鶏肉の火入れは絶妙。
硬すぎず、柔らかすぎず、とても良い仕上がり。

■■攻略法■■
トイレはノスタルジックな共同です。だから、この店に来る前にトイレに行くべし。
この店をネット検索したら、韓国料理店で出てくるので要注意。

■■チョッチュ■■
居ぬきだからしょうがないんですけど、せめて、蕎麦屋と分かるようにしてほしいです。

■■オススメ店■■
外牧さん 博多区 「冷泉町 いとちん」

■■その他■■
客単価:飲んで食べて 2500~3000円前後

ビールは、生380円から、瓶480円から。
ハイボールは、480円。
焼酎は、グラス380円。
日本酒は、600円。

人気メニュー ベスト3 (蕎麦は圧倒的なので、それ以外のランキング)
3位 : 【そば屋のポテサラ】(500円)
2位 : 【豚軟骨の柔らか煮】(650円)
1位 : 【玉子焼】(550円)

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