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BUTCH COUNTDOWN RADIO

ザ・メシュラン

「ブチカン」から生まれた人気グルメコーナー『ザ・メシュラン』!
パーソナリティ、MC BUTCHと謎のアジア人が、地道に真面目に食べ歩いた福岡のいい店、うまい店をご紹介。
「ブチカン」が総力を結集しておくるグルメ情報です。
※掲載している情報は、取材時のものです。価格等、内容に変更が生じる場合がございます。ご了承ください。

前回の放送 放送日:2025-02-07(金) 地域:中央区

しらいし酒飯

TEL
092-753-6120
住所
福岡市中央区六本松4丁目11-26 ビバーチェ橋本 1F
ジャンル
居酒屋
オープン日
2024年7月8日
席数
16席(カウンター8席)
営業時間
15:00~27:00(L.O. 26:00 くらい)

定休日:木曜日
調査日
■2025年1月20日
■天候 晴れ
■時間 17時00分
URL
https://www.instagram.com/shiraishisyuhann

内容

今日ご紹介するのは、別府橋バス停前にある、「定食居酒屋」スタイルのお店です。
ビルの一番奥にありますが、白木の真新しい入口が現れるので、すぐに分かります。
店内も木目を基調にしていて、L字型のカウンターとテーブル席、そして、コート掛けがあります。
店主の白石さんは、田中田グループの本店や系列店に21年勤務して、この店を独立オープンしました。
この道26年。
このお店はお昼の15時から開いていて、多彩な一品料理で昼飲みできるだけではなく、
プラス500円で定食セット(ご飯・味噌汁)の追加も可能な、定食居酒屋となります。
一品のポーションを少なくすることで、様々な料理を楽しめるようになっているので、
お一人様にも優しく、2軒目利用もでき、お酒を飲まない人も楽しめるようになっています。
食材は、信頼関係のある業者から仕入れています。
アイドルタイムがなくて営業時間も長く、自分のライフスタイルに合わせて、様々な使い方ができるお店です。

チェック

アラカルトのみ。グランドメニューとホワイトボードの日替わりメニューがある。
全メニュー、+500円でご飯、味噌汁を付けられる
ノーチャージ
日替わりメニューの価格は、変わるので参考にしてください

【ふぐぶつポン酢】(980円)
トラフグは、最初の1日で軽く塩をあてて脱水処理を行い、3日間寝かせて旨味を引き出す。
身と皮は厚切りにしてポン酢をかけ、ザックリ切った高等葱、紅葉卸、橙を添えて提供される。
しっかりと寝かせることで甘味や旨味が増し、通常のふぐ刺しのような薄造りではなく、
厚切りなので、しっとりと程よい弾力があってよい。ポン酢も出汁で割って優しい味。

【和牛アキレ酢】(630円)
和牛のアキレス腱を5時間じっくり炊いて、冷ましたあと、適度な大きさにスライスする。
注文が入ってから温め直し、刻み葱、鬼卸、紅葉卸を添えて出てくる。
コラーゲンが豊富で、ゼラチン質のなめらかな舌触りと、プルプルとした弾力のあるアキレスを楽しめる。
ポン酢の酸味が脂の甘みを引き立て、さっぱりとした風味ながらも、噛むごとに旨味が広がる。
お酒のアテにピッタリのメニュー。

【まぐろ刺】(1,680円)
この店は「マグロ」が売りなので、色々な一品で食べてみた。
仕入れによって異なるが、この日は、愛媛県の「だてまぐろ」。
赤身・中トロ・トロの3種類を厚切りにして盛り合わせていた。
鮮度が良い生マグロを使用していて、血なまぐささがなく、脂の質も良い。
赤身はしっとりとして濃厚な旨味が感じられ、中トロは程よい脂のノリで、
トロは甘みが強く、脂が舌の上でとろける。

【まぐたく】(1,600円)
こちらは、マグロの赤身・中トロ・トロをそぎ切りし、同じように刻んだ沢庵、大葉と和える。
板海苔を添えているので、包んで食べる。
マグロの脂と沢庵の塩気が絶妙なバランスで、海苔による磯の香りも良い。
マグロのとろけるような食感に、沢庵のカリカリ感がアクセントとなっている。

【トロあぶり刺】(1,600円)
中トロと大トロを軽く炙って、山葵を添えて出てくる。
噛むとサラリと流れ出てくる脂の旨味が、炙ることで増している。

【ホタテあぶり刺】(980円)
刺身にする新鮮なホタテの貝柱を軽く炙って、山葵、カボスを添えて出てくる。
炙ることで表面が軽く締まり、中はレア気味で、プリッとした食感が残っていて良い。

【海老とすり身春巻き】(850円)
海老のぶつ切りとすり身、魚のすり身や刻んだ大葉などの野菜をあたって、
春巻きの皮で巻き、カリッと揚げたもの。
和芥子を添えているので、お好みで。
外はパリパリ、中はふわっと仕上がっていて、クリーミーな食感と、海老のプリプリ感が楽しめる。
海老の甘味とコクも良い。

【昔ながらの塩鯨(酒のあて)】(740円)
塩抜きをし、適度な塩味を残して拍子木切りし、同じくらいの大きさに切った大根を添えて出てくる。
塩抜きしているので、昔ほどは塩辛くなく食べやすい。
それでも塩辛かったら、お湯が出てくるので、自分で洗う。
お酒のアテとして抜群の一品。

【名物 和牛ホルモン味噌煮】(990円)
新鮮な和牛の小腸、大腸、アキレス、センマイ、蜂の巣などは部位ごとに分けて下処理して、煮込む。
それらを合わせ、こんにゃく、揚げ豆腐などを加えて、トータル5時間ほどかけて、味噌味に仕上げた一品。
ホルモンの旨味がしっかり出ていて、味噌の甘味とコクも加わり、生姜は控えめで美味しい。
ちなみに、これをご飯にかけて「飯塚オート風ホルモンぶっかけめし」として食べることもできる。

■■攻略法■■
いつも賑やかなお店ですが、17時くらい、20時くらいは客足もちょっと落ち着いているので、狙い目。

■■チョッチュ■■
生野菜も含めた野菜のメニューがもっとあると口直しにもなるかなぁ。

■■オススメ店■■
白石さん 中央区高砂 「LILLET (リレ)」

■■その他■■
客単価 : 飲んで食べて 4,000~5,000円

ビールは、生550円から、瓶770円から。
ハイボールは500円から、酎ハイは530円から。
焼酎はグラス440円から。
日本酒は150mlで770円から。
ワインは、グラス880円から、ボトル5,800円から。

人気メニュー ベスト3
3位 : 【屋台の豚バラ串】(880円) 縁日で提供されるような大ぶりな豚バラ串
2位 : 【刺身盛り合わせ】(1人前 1,700円)
1位 : 【名物 和牛ホルモン味噌煮】(990円)

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