BUTCH COUNTDOWN RADIO
放送日:2026-03-06(金) 地域:中央区警固
à côté
- TEL
- 080-3433-9109
- 住所
- 福岡市中央区警固1-1-10
エステートモア警固本通 207
- ジャンル
- 洋食
- オープン日
- 2026年1月10日
- 席数
- 9席(カウンターのみ)
- 営業時間
- 15:00~23:00 (L.O.22:00)
定休日:不定休
(基本は月曜休み、隔週で日曜休みの場合あり)
- 調査日
- ■2026年2月20日
■天候 晴れ
■時間 19時30分
内容
今日ご紹介するのは、大正通り沿いのビルの2階にできた洋食とワインのお店です。
1階に青果店が入っているビルの2階にあり、店内は高さのある天井と打ちっぱなしのコンクリートに
ゆっくりとカーブした深い木目のカウンターが印象的な落ち着いた雰囲気。
シェフの富岡さんは東京出身で、シチリア料理の南青山「トラットリア シチリアーナ・ドンチッチョ」、北イタリア料理店の中目黒「ICARO miyamoto」、六本木「オステリア ナカムラ」など、イタリア料理一筋で修業し、この道11年。
福岡の風土と人に惹かれて移住し、縁あってこの店のシェフに就任しました。
こちらのお店は、同じフロアの隣の隣にあるフレンチの名店
「Le comptoir de TABATA(コントワール タバタ)」の姉妹店になります。
タバタがコースをメインとしたお店なのに対し、こちらはアラカルト中心。
「洋食とワインのお店」になっていますが、エビフライやカニクリームコロッケなどの日本式の洋食ではなく、イタリアの地方料理やフレンチのビストロ料理、発酵やスパイス、アジア的要素まで取り入れ、ジャンルレスで料理を提供し、アラカルトで自由に軽やかにワインと楽しんでもらうのがコンセプトです。
しかも、15時オープンという時間設定で、「レストランで食事をした後、もう少し飲みたい」
「ランチ後のお店がない」という声に応える「大人の二軒目使い」もできます。
ちなみに、お一人でお店を回してますが、手際が良く、料理もスピーディーに出てきて素晴らしいです。
ちょっと立ち寄ってワインを一杯から、しっかり料理を楽しむ人までが満足できる、実力派のアラカルト酒場です。
チェック
アラカルトのみ
お席代 400円
【ウフぬか(ぬか漬けゆで卵)】(250円)
黄身がとろけすぎないくらいのやや固めのゆで卵を作って殻を剥き、
自家製糠床に48時間漬け込んだ一品。
ちなみに、1日では浅く、3日では漬かり過ぎるため2日が最適解とのこと。
半割りにして出て来て、断面の黄身の色が美しく、外側はほんのり糠の色がついている。
糠特有の酸味は穏やかで、発酵香はふわっと香る程度。
卵のコクが増していて程よい塩気があり、ワインにとても合う。
【葉付き玉ねぎ アンチョビバター】(600円)
今の時期だけしかない葉付き玉葱を使ったメニュー。
葉をざっくりと刻んで、玉葱は半分に切る。
フライパンに水を少量入れて蒸し焼きし、火が通ったらアンチョビとバターを加えて和える。
ワインは使わず、水で蒸すことで玉葱の甘味をしっかり味わうことができ、アンチョビの塩気がアクセント。
若い玉葱の繊維は、トロリと崩れて滑らかな舌触りなのに対し、葉のシャキシャキ感のコントラストも良い。
バターはコク付けだけなので重たくなく、素材をきちんと活かした一品。
【ホタテ貝柱のムース ブールブランソース】(1,600円)
タバタで人気だったメニューを復刻させたもの。
生帆立を卵白と一緒にミキサーで撹拌し、生クリーム、ベルモット、
唐辛子などを加え乳化させ、型に入れて蒸し上げる。
皿にプリンのような円錐形のムースを配し、
白ワインとフュメ・ド・ポワソンとバターで作ったブールブランソースをかける。
酸味と色味のアクセントで細かく刻んだトマトを添えて完成。
ホタテ貝柱のムースは、フワッと軽く、プルプルしっとりとした仕上がりで、帆立の旨味を感じる。
その旨味が増すように、バターのコクとワインの酸が重なる。
ムースの白、ソースの黄色、トマトの赤で彩りもキレイ。
【オニオングラタンスープ】(800円)
玉葱は、軽く色づく程度まで炒め、野菜多めのブロード(イタリアの出汁)でじっくり煮ていく。
味の調整でマデラ酒を少量加え、カップに移して刻んだバゲットを加え、
チーズを振りかけて蓋代わりにし、オーブンで焼きあげる。
玉葱の甘さは出ているが重厚感はなく、後味は軽い感じで、こんがりしたチーズのコクも良い。
スープだが、しっかりワインのつまみになる。
【いろんな牛モツの煮込み サルサヴェルデ】(1,600円)
フィレンツェのストリートフード「ランプレドット」をアレンジしたメニュー。
「ランプレドット」は、モツを野菜やハーブと煮込んでパンに挟み、サルサヴェルデをかけたもの。
モツは仕入れによって変わり、この日は、ギアラ、ミノ、センマイ、小腸。
モツは掃除などの下処理をしっかりして、部位ごとに時間を変えて下茹で。
水に野菜を加えて沸いたらモツを加えて、野菜が溶けて、スープが煮詰まるまで煮込んでいく。
注文が入ってから深めの皿に盛り、胡椒をかけて出てくる。
別皿で、サルサヴェルデとハリッサが出てくるので、お好みで。
モツは大きめにカットしているので、食べ応えがあり、
小腸の脂の甘味が溶けだして全体を包み込んでいる。
クセはないので、モツが苦手な人でも食べられる(と思う)。
【イワシフライ シチリア風】(1尾700円)
イワシは一度開いて中骨を抜き、塩と砂糖でマリネして余計な水分を抜いた後に酢で再度マリネ。
開いたイワシは元の魚の形に戻してパン粉を付け、揚げる。
紙で包んで出てくるフィンガーフード。
手間を惜しまない下処理のおかげで臭みはなく大胆に食べられ、外サク、中しっとり。
【クネル アメリケーヌ (鯛・ホタテ)】(1,800円)
クネルは、フランス・リヨン地方の伝統料理で、魚や肉のすり身を使ったハンペンのようなもの。
この日は鯛とホタテをミンチにして卵白と合わせて撹拌し、生クリームを加えて乳化させ、
ラグビーボールのような形に整え、ブロード(野菜の出汁)を使い、低温でじっくり煮る(ポシェ)。
浮き上がってきたら、鍋から取り出し、皿に盛り付け、
オマール海老で作ったアメリケーヌソースをかけて、オーブンで焼いて出てくる。
淡泊になりがちなクネルをアメリケーヌソースと合わせることで、魚介の旨味の相乗効果が出ている。
【4種のお肉のラビオリ セージバター or インブロード】(1,400円)
ラビオリは、薄いパスタ生地で肉などを包んだ、イタリアの伝統的な詰め物パスタ。
4種のお肉は、牛、豚、猪、鴨。
それぞれをミンチにし、パスタ生地で包んで茹でる。
セージバターかインブロードを選べて、インブロードはスープ仕立てになる。
我々は、セージバターを選んだ。
フライパンで、セージとバターを加えて弱火で加熱し、パスタを加えて絡める。
皿に盛り付け、パルミジャーノを削りかけて出てくる。
野性味溢れる肉の旨味に、セージの爽やかで少しほろ苦い風味が合う。
【イカとオレガノのラグー カヴァテッリ】(1,400円)
カヴァテッリは、指で押しながらくぼみを作る南イタリアのショートパスタで、この店で手作りしている。
イカのラグーは、みじん切りしたイカにオレガノ、玉葱やトマト、白ワインを加え、じっくり煮ている。
ラグーとパスタを絡め、皿に盛り付け、ちぎったイタリアンパセリを散らして出てくる。
パスタはモチッとしていて、ソースをのせて食べる感じ。
イカの旨味が凝縮されていて、オレガノの香りも良い。
【豚足ファルシ・パネ】(1,200円)
ファルシ・パネとは、ファルシ(詰め物を)して、パネ(パン粉を付けて焼き上げ)るフランス料理。
この店では、豚足で詰め物にしている。
豚足を茹でて骨を抜き、豚肉ミンチを豚足に詰めて俵状に成型し、粉をつけて揚げる。
すりおろした林檎とマスタードなどを混ぜた、リンゴマスタードソースを皿に敷き、
その上に豚足ファルシ・パネを配して出てくる。
トロトロの豚足と豚ミンチでボリュームもあり、豚足の脂の甘味と林檎とマスタードの酸味の相性が良い。
■■攻略法■■
ワインバー的な使い方をする人が多いのですが、料理が美味しいので、是非堪能して頂きたい。
■■チョッチュ■■
瓶ビールファンとして、瓶ビールがあると嬉しいなぁ。
■■オススメ店■■
冨岡さん 鹿児島市 イタリア郷土料理店「わがえ」
■■その他■■
客単価 : 飲んで食べて 7,000~8,000円 昼飲みやワインバー的で4,000~5,000円
生ビールは700円から。
ハイボールは、700円から。
ワインは、グラス880円から、ボトル5,800円から。
人気メニュー ベスト3
3位 : 【タラ白子じゃがいも包みトマトソース】(1,600円)
2位 : 【4種のお肉のラビオリ セージバター or インブロード】(1,400円)
1位 : 【お野菜総菜盛り】(1,000円)