BUTCH COUNTDOWN RADIO
放送日:2025-12-19(金) 地域:中央区大名
ながしめ
- TEL
- 092-771-8866
- 住所
- 福岡市中央区大名1-8-25 杉の宮マンション 102
- ジャンル
- 居酒屋
- オープン日
- 2025年10月28日
- 席数
- 14席(カウンターのみ)
- 営業時間
- 18:00~24:00 (L.O.23:00)
定休日:不定休(最新情報はInstagramで告知)
年末年始は2025年12月29日~2026年1月4日までお休み
- 調査日
- ■2025年12月5日
■天候 晴れ
■時間 19時30分
内容
今日ご紹介するのは、地下鉄赤坂駅から徒歩約5分ほどの大名にある炭と鉄板の居酒屋さんです。
ビルの横、駐車場の脇を進むと、一番奥に看板と白木戸のお店が現れます。
店内は、キッチンを囲むようにコの字型のカウンター席になっていて、天井も高く、すっきりとしています。
店名でピンとくる方がいるかもしれませんが、2018年1月5日紹介した「永らく」の姉妹店です。
2軒目は隠れ家風の和食店で、この店は3軒目。
店主の糸永さんは、関西10年ほど、福岡では、フレンチ、イタリアンなどの洋食から始まり、
「炉ばた 雷橋」の店長を7年半務めたあと、「永らく」で独立。この道28年。
この店は、母体となる「永らく」が持つ炭焼きの強みを活かしながら、
鉄板という新たな武器を加えた進化形の居酒屋さんになります。
食材によって、炭焼き、鉄板焼き、あるいは組み合わせながら
料理ごとに最適解を選び、ハイブリッドに料理を作り上げていきます。
食材は、「永らく」にも共通するもので、糸永さんが旅先で出会った日本各地の食材や
地元の食材などを取り扱っています。
アクセスが良い場所で、ライブ感もあり、仲間との飲み会に良いお店です。
チェック
アラカルトのみ
【お通し】(300円)
座ると出てきて、これが席料の代わりとなる。
内容は日替わりで、この日は「炭焼き厚揚げ」。
炭火で焼いて表面をパリッと仕上げた厚揚げに、鬼卸と卸生姜、葱を添え、ポン酢をかけた一品。
シンプルながら、炭の香りと大豆の旨みがしっかり立っていた。
【ブラータチーズとトマトのサラダ】(1,650円)
中に生クリームを閉じ込めたブラータチーズに、トマトとルッコラを合わせた一皿。
トマトとルッコラに柑橘を効かせたドレッシングをかけてチーズをのせ、
そのブラータチーズには切れ目を入れ、蜂蜜とフランス産のミネラル感がある塩を振って出てくる。
甘み・塩味・酸味のバランスがとても良く、ちょっとワインが飲みたくなる味。
【屋台風いか焼き】(880円)
スルメイカを鉄板で焼き、甘辛い醤油ダレを絡めて香ばしく仕上げた一品。
一味マヨネーズを添えているので、お好みで。
立ち上がる蒸気で身はふっくらし、タレは煮詰まって屋台焼きならではの香りがたまらない。
ノスタルジックでもあり、テンションも上がる、永遠の超B級グルメ。
【なめろう大葉焼き】(2個880円)
扱う魚は日替わりで、この日はヒラスだった。
ヒラスと味噌と薬味で叩いて作った「なめろう」を大葉で包み、鉄板で蒸し焼きにする。
中心はレア感を残した火加減で、大葉と味噌の香りもよく、食べたあとに心地よい余韻が広がる。
通常2個だが、我々3人の場合のように、人数に応じて一人前ずつ焼き分けてくれる配慮も嬉しい。
【つぶ貝のエスカルゴバター】(1,320円)
つぶ貝はブイヨンで煮た後に、鉄板を使い、ニンニク、パセリを加えたエスカルゴバターで仕上げる。
バゲットを添えているので、好みで。
コリッとした歯切れとバターのコクがよく、お酒がすすむ一品。
【和牛サーロインステーキ】(80g /2,190円)
炭火で仕上げるステーキ。
アルミを使って休ませながら火を入れロゼに仕上げ、炭の香りをまとわせている。
一緒に焼いた菜の花、パプリカ、椎茸などの季節の野菜を添えて出てくる。
薬味は、塩、山葵、ニンニクのたまり醤油漬け。
炭焼きすることで余計な脂が落ち、程よいコクとサックリした弾力のある歯ごたえ、炭の香りが良い。
シンプルに肉の味を楽しむなら塩で、山葵だと後味がすっきりし、
ニンニクのたまり醤油漬けは、香りと濃厚な旨味が加わる。
【蓮根つくね焼】(660円)
「永らく」で人気のつくねをアレンジした一品。
生の蓮根を輪切りし、つくねにくっつけて、まずは鉄板でじっくり火を通す。
仕上げに炭焼きへと移し、タレを塗り、コクと香ばしさを出しながら、中まで火を通す。
蓮根がもっちりして、つくねのボリューム感も良く、タレの香ばしさが食欲をそそる。
【和牛ホルモンのピリ辛味噌炒め】(990円)
ホルモンは丸腸を使用。
一口サイズにカットした丸腸とエリンギを
白味噌とコチュジャンをベースにした自家製ブレンド味噌を使って鉄板で炒める。
辛さは調整可能なので、リクエストすると良い。この日は程よいピリ辛。
ホルモンの脂の甘さが辛味のお陰で引き立てられ、エリンギの噛み応えが加わるのも良い。
下に敷いているもやしも味噌が絡んで良いつまみになる。
【お好み焼き 海鮮MIX】(ふつう1,540円、小さめ990円)
ここのお好み焼きが面白いのは、具材が玉から飛び出していること。
粉は最小限にして生地も薄目で、キャベツをつなぐ程度にして焼いている。
そのお好み焼きの玉にソースを塗り、マヨネーズをかけ、青海苔と削り節を散らし、
別でソースを絡めながら焼いた大きな海老とイカの下足をトッピング。
こうすることで、見た目にも具材を認識しやすく、とりわけするのにも便利。
ソースは自家製ブレンドで、関西・広島のどちらにも寄らない独自路線。
キャベツは適度な歯ごたえを残してお好み焼きはふっくらとした仕上がり。
つまみでも、締めでも成立する一品。
【ボラ白子のムニエル】(1,320円)
旬のボラの白子に粉を打ち、鉄板でムニエルに仕上げ、
ポン酢ベースのケッパーなどを入れたバターソースをかけて出てくる。
表面はカリッと、中はトロリとして、ソースは重さを感じさせない。
和と洋を組み合わせた店主の独創性が光る一品。
■■攻略法■■
炭火焼き、鉄板焼きなどのメニューを織り交ぜて注文するべし。
■■チョッチュ■■
口直し用に季節の生野菜を使ったあっさり系のメニューがあったらなぁ。
季節の野菜を炭火焼きや鉄板焼きしたものがあってもいいかなぁ。
■■オススメ店■■
糸永さん 今泉 「Tacos Stand」
■■その他■■
客単価 : 飲んで食べて 5,000円前後
ビールは、生660円から、瓶770円から
ウイスキーは、615円から
酎ハイは、550円から
焼酎は、グラス440円から
日本酒は、1合1,100円から、4合瓶あり
鮎の骨酒は、1合1,760円、つぎ酒1合880円
ワインは、グラス715円から、ボトル4,070円から
人気メニュー ベスト3
3位 : 【炭焼きの魚各種】 キンキ姿焼き、のどぐろなど
2位 : 【各種ステーキ】(80g2,190円から)イチボ、ハラミ、サーロインなど
1位 : お好み焼き【海鮮MIX】(ふつう1,540円、小さめ990円)【豚玉】(ふつう1,320円、小さめ880円)