BUTCH COUNTDOWN RADIO
放送日:2025-10-24(金) 地域:中央区
旭川成吉思汗 大黒屋 福岡西中洲店
- TEL
- 092-715-3593
- 住所
- 福岡市中央区西中洲1-2
ニューガイアビルディング西中洲No.84 3F
- ジャンル
- 焼肉
- オープン日
- 2025年9月26日
- 席数
- 44席(個室3、半個室3あり)
- 営業時間
- 月~木 16:00~23:00(L.O.22:30)/金 16:00~27:00(L.O.26:30)
土 11:00~27:00(L.O.26:30)/日・祝 11:00~23:00(L.O.22:30)
定休日:年末年始
- 調査日
- ■2025年10月10日
■天候 晴れ
■時間 19時30分
内容
今日ご紹介するのは、春吉橋の袂に新しくできたビルの3階にあるジンギスカンのお店です。
店の入口には提灯があり、店内はカウンター席、テーブル席、個室、
比較的広いテーブルの上に、七輪とジンギスカン鍋と上引き式の排煙口を設置しています。
ちなみに、飛んだ脂が服に付かないよう、不織布エプロンもセットされています。
社長の川井さんにお話しをお伺いしました。
北海道にある「旭川成吉思汗 大黒屋」の支店になります。
「旭川成吉思汗 大黒屋」は、旭川で2002年に創業したジンギスカンのお店です。
ガスコンロを使うことが多いなか、七輪とジンギスカン鍋のスタイルが特徴になり、
炭は各支店で吟味した高品質なものを使用しています。
川井さん曰く、「電気やガスでは火力が足りず、羊特有の匂いが残る。
炭火で一気に高温で焼くことで臭みが消え、旨味が閉じ込められるんです。
焦がさず、焼き過ぎず、一瞬で焼き上げるのがポイントです。」とのこと
ラム肉の旨みを最大限に引き出すため、生ラムにこだわり、
使用する肉はすべてオーストラリアから冷凍せずチルド状態で仕入れ、手切りしています。
そして、北海道のメニューをそのまま持ち込んでいて、一品料理やお酒も北海道で出しているものになり、プチ北海道旅行をしている気分になれるのもポイントです。
アクセスが良い場所にあり、ジンギスカンの本場、北海道の味を気軽に楽しめるお店です。
チェック
アラカルトとコース
コースは、90分飲み放題付「羊肉6品 全10品」で、6,490円から。
1名様から、当日可
ノーチャージ
ジンギスカン
ベースとなる「大黒セット」の他に、グランドメニューの単品と数量限定の特選メニューがある。
また、肉に最初から味を付けるタレ漬け派とタレなし派があるが、この店はタレなし派。
だから、鍋に穴が空いていて、余計な脂が落ちるようになっている。
そして、肉を頼むと最初にサービスで野菜(玉葱、ピーマン、にんじん、かぼちゃ)が出てくる。(追加は330円)。
付けダレは、醤油ベースの甘口ダレになる。
旭川本店から受け継ぐ伝統の味で、ラム肉本来の旨みを引き立てるために、
ニンニクや香辛料を強くしすぎないのが特徴。
そして、卓上には2種類のスパイスが用意されている。
「クラッシュレッドペッパー(粗挽き唐辛子)」は、タレに辛味のアクセントを足す時に。
塩胡椒ベースの「オリジナルスパイス」は、肉そのものの味をストレートに味わいたい時に。
追加薬味は、「山わさび」(110円)、「柚子胡椒」(110円)、「味ネギ」(220円)がある。
最初の1回は、スタッフがお手本で焼いていくれるので、身をゆだねるべし。
【大黒セット】(2,970円)
アラカルトで楽しむなら、こちらを頼むのがマスト。
肩ロース、モモ、サーロイン、ヒレの4種類の部位を少しずつ味わえる、「ジンギスカンの見本帳」のようなもの。
少しずつと言っても、大振りにカットした肉が2、3切れずつあるので、ボリュームはある。
鍋に羊脂を塗り、縁に野菜を並べ、煙が立ち始めたら肉を乗せるのだが、立ち上る香りがなんとも芳しい。
「肩ロース」(こちらのお店では、「生ラム成吉思汗」と言うメニュー)(単品1,045円)
もっとも人気の部位で、赤身と脂のバランスが良く、ジューシーで柔らかい。
片面を素早く焼き、軽く焦げ目がついたら裏返してもう数秒焼く。中はほんのりピンク色が理想。
臭みが全くなく、ミルキーで牛のサーロインに近いコクがある。
「モモ」(単品990円)
火力の強い中央で短時間で仕上げる。焼きすぎると硬くなるため注意。
脂が少なく、赤身の繊細な旨味を堪能できる部位で、あっさりとしていながらも旨味が強い。
赤身好きにはたまらない部位で、タレとの相性も抜群。
「サーロイン」(単品1,045円)
肩ロースよりも脂が多いので、ゆっくり火を入れると良い。
脂の香りがふくよかで、贅沢感があり、脂の甘味が口の中でとろけ、コクのある味わい。
「オリジナルスパイス」で食べると、しっかり楽しめる。
「ヒレ」(単品1,045円)
牛と同じく最上級の赤身になり、筋がなく、柔らかい肉質。
じっくりと焼き、表面がしっとりしたら食べ頃。
噛むと肉汁が溢れ出てきて、羊肉の濃厚な旨味を堪能できる。
追加野菜【もやし】(330円)
最初にサービスで出てくる野菜に、我々は「もやし」を追加して、これは太もやし。
鍋を伝って落ちてくる羊の脂で野菜を焼くが、羊の旨味が移って美味しくなっている。
もやしは、水分が多いのでシャキシャキした歯ごたえを保ちながらクセがないので、脂の旨味を楽しめる。
特選数量限定メニューから4品を追加した
【極上肩ロース】(1,650円)
「グレインフェッド(穀物飼育)ラム」の肩ロース。
脂のノリがよく、臭みが少なく、甘みが強く食べやすくなっている。羊肉本来の味を楽しめる。
「生ラム成吉思汗」(肩ロース)と食べ比べができるのも面白い。
【ネギ塩ラムタン】(1,045円)
最初に食べるより、途中に頂く方が向いている部位。
羊の舌を使った希少部位で、スライスして塩を振って出てくる。
その横には、胡麻油と塩で和えた斜め薄切りの葱を添えていた。
タンと葱を一緒に焼いて、葱をしんなりさせて食べても良いし、タンだけ焼いて葱はあとのせしても良い。
牛タンより軽く、上品な旨味で、ラム特有の香りは全く感じない。
噛むとジュワッと甘い脂が溶け、葱の香りが良いアクセントになっている。
【ラムサガリ】(825円)
ホルモン系の横隔膜にあたる部位。
こちらは、味付きで出てきて、しっかり焼き切ると良い。
外は香ばしく、中は弾力のある噛み応えがあり、香りが食欲をそそる。
下味がしっかりしており、そのまま食べても十分に美味しい。
【厚切りラムチョップ】(1,650円)
骨付きの特大カットで、手の平くらいの大きさ。
まずは、両面をじっくり焼き、次いで側面を焼いていく。
最後は、食べやすい大きさにハサミでカットして、お好みで仕上げると良い。
外はカリッ、中はしっとりジューシーで、脂の甘さも感じる部位。
骨の周りは特に美味しいので、ワイルドにかぶりついて欲しい。
サイドメニュー
【山わさびきゅうり】(418円)
北海道産のフレッシュ山わさびを店内ですりおろし、浅漬けの胡瓜と合わせたもの。
ツンとくる辛味がクセになり、ジンギスカンの脂をリセットしてくれる。
【インカの目覚めのフライドポテト】(660円)
北海道産の小ぶりな「インカの目覚め」を皮付きのまま素揚げ。
甘くてホクホクで、まるでスイートポテトのような味わい。
塩気と甘みのコントラストがよく、お酒がすすむ一品。
【白菜キムチ】(418円)
北海道から取り寄せた出汁の効いたタイプで、辛さ控えめで、旨味とコクがある。
■■攻略法■■
「大黒セット」は頼むべし。初心者はここから入れば間違いない。あとは気に入った部位を単品で注文。
謎のアジア人曰く「もやしは絶対頼むべし」。羊の脂をしっかり吸って美味しい。
途中、肉の焼き方で分からないことがあればスタッフに聞くべし。親切に教えてくれるか、焼いてくれる。
西中洲という立地もあり、週末夜は埋まりやすいので、予約をするべし。
■■チョッチュ■■
もっと北海道らしさが出るメニューが欲しいかなぁ。ドリンクも面白いものが多いので。
色々野菜を使ったメニューはあるのだけれど、もっとシンプルにサラダ系があってもいいかなぁ。
■■オススメ店■■
川井さん 名古屋市 「チャイニーズバル FARO /花楼」
■■その他■■
客単価 : 飲んで食べて 5,000円~6,000円くらい
ビールは、生605円から。
ハイボールは605円から、酎ハイ・サワーは605円から。
北海道焼酎は、グラス605円。
旭川の日本酒は、990円から。
ワインは、グラス605円から、ボトル3,520円から。
人気メニュー ベスト3
3位 : 【ハーブラム】(1,067円) ハーブと岩塩を振って出てくる
2位 : 【生ラム成吉思汗】(1,045円)
1位 : 【大黒セット】(2,970円)