BUTCH COUNTDOWN RADIO

放送日:2025-08-15(金) 地域:中央区今泉
ジンギスカン。あまみむすび
- TEL
- 070-4430-4599
- 住所
- 福岡市中央区今泉2-2-24 なか庄 103
- ジャンル
- 焼肉
- オープン日
- 2025年7月14日
- 席数
- 26席(カウンター4席、小上がり、テーブル)
- 営業時間
- 月~金 17:00~24:00(L.O. 23:30) /
土・日・祝日 16:00~24:00(L.O. 23:30)
定休日:不定休
(オープンから3か月間は休みなしの予定)
- 調査日
- ■2025年7月29日
■天候 晴れ
■時間 18時30分
内容
今日ご紹介するのは、薬院六つ角から少し入った場所に新しくできたジンギスカンのお店です。
ちょっと細い路地を入ると、モダンな建物が現れ、その一番奥にお店はあり、ちょっと隠れ家な感じです。
全面ガラス張りで、店内は、入口付近にカウンター席、奥に、テーブル席と掘りごたつ式の小上がりがあります。
床や腰壁には木目がふんだんに使われ、ちょっとした奄美の装飾があり、物産の販売もしています。
店主の東郷さんは奄美出身で、焼鳥店、焼肉店などで経験を積み、「羊の和」で4年修業し、独立。
この道13年。
このお店のラム肉は、オーストラリア・タスマニア産で、ジンギスカンなどのラム肉料理だけではなく、塩やイノシシ、もずくなど奄美産食材を積極的に使い、故郷奄美の魅力も発信しています。
街中にありながら閑静な住宅街でアクセスもよく、ヘルシーなラム肉と奄美の一品を楽しめるお店です。
チェック
アラカルトとコース
コースは、飲み放題付5,500円と6,600円の2種類
厳選ラム肉(特上肩ロース、ラムタンなど)を中心に、野菜やサイドメニューがセット
2名様からで当日可
我々は、アラカルトで頼んだ
お通し【奄美産もずく】(330円)
座ると出てきて、これが席料の代わりとなる。
奄美大島北部で採れた細めの糸もずくで、舌触りは非常に滑らか。
磯の香りがやさしく広がり、酢の酸味は控えめで、口の中をさっぱりさせてくれる。
【チョレギサラダ】(693円)
レタス、サニーレタス、玉葱、ニンジン、きゅうり、トマトなどを、
胡麻ペーストがベースの濃厚ドレッシングで和え、白髪葱をのせ、唐辛子を散らしたサラダ。
ボリュームもあり、シャキシャキの野菜に、胡麻のまろやかさが絡んで、口直しにぴったり。
【ラムタンポン酢】(572円)
タンの芯ではなく、外側のコリコリした部分を使用し、茹でずに鉄鍋で一気に高温焼きで、臭みを飛ばす。
塩、胡椒、ガーリックパウダーを振りながら焼き、軽く焦げ目をつけ、香ばしさを出す。
器に盛り込みポン酢をかけ、刻みねぎを散らして出てくる。
柚子胡椒を添えているので、お好みで。
外は香ばしく、中はジューシーで、弾力があり、噛むごとに旨味が溢れてくる。
さっぱりポン酢で後味はすっきり。
ジンギスカン
「ジンギスカン4種盛り合わせ」(1,848円)セットの他に、単品で10種類ほどの肉がある。
「ジンギスカン4種盛り合わせ」は、特上肩ロース、ねぎ塩ロース、旨辛ロース、ラムタンのセット。
単品の肉は追加の他、アラカルトで最初から頼むことができる。
初回のみ100円で「野菜盛り合わせ」を付けられる。(追加は638円)
野菜は、もやし、キャベツ、玉葱、ニンジン、ピーマン。
我々は、肉を単品で頼み、100円で「野菜盛り合わせ」を付けた。
目の前にカセットコンロが出てきて、ジンギスカン鍋に野菜をのせて出てくる。
ジンギスカン鍋の中央に牛脂を塗って肉を焼き、出てきた脂で周りの野菜を焼く。
つけダレや薬味は、奄美の粗塩、自家製の味噌ベース、ポン酢+柚子胡椒があるので、お好みで。
奄美の粗塩は、シンプルに肉の味を引き出してくれ、脂の甘みを感じたい部位に最適。
味噌ベースの自家製ダレは、まろやかでコクがあり、甘みと旨味のバランスが良い。
ポン酢+柚子胡椒は、さっぱりした仕上げになるので、。タンやイノシシに合う。
自家製ダレやポン酢も良いが、肉の味を知るために、まずは、塩から試して欲しい。
【特上肩ロース】(968円)
脂の入りが美しく、肉質はしっとりして、脂の甘みと赤身の旨味がバランス良く、クセはほぼない。
少し厚めにカットしているので、食べ応えもある。
焼きすぎると脂が抜けてパッサリするので注意。
脂はあっさりしていて、ラム特有の香りと甘みが楽しめる部位。
【ねぎ塩ロース】(968円)
特上肩ロースに塩ダレと刻み葱を絡めて出てくる。
味がついているので、焼けたらそのまま食べられる。
葱の香りと塩ダレの塩気で、あっさりかつジューシーな味わい。
【厚切り上ラムタン】(1,298円)
1頭からごくわずかしか取れない希少部位(1皿で3頭分)で、タン元になる。
厚切りのため、やや時間をかけて、両面にしっかり焼き目をつける。
中心がほんのりピンク色くらいの焼き具合で、ジューシーな仕上がり。
とても和らかな肉で、噛むと肉汁が溢れる感じ。
【奄美産琉球イノシシ 焼き物(1,650円)
琉球イノシシは、本土のよりも小ぶりで、奄美の親戚の猟師からの直送になる。
この日は、もも肉を厚く大きくカットして出てきた。
脂身が少なく筋があるため、やや強めの火で短時間で焼きあげる。
歯ごたえはしっかりしていて、野性味ある香りに、赤身の旨味が凝縮されていて、味が濃い。
【ラムチョップ】(1本880円)
結構な大きさなので、焼くのにちょっとコツがいる。
最初、鍋の縁で周りをじっくり焼いて脂を落とし、その後、中央で表裏をしっかり焼く。
ハサミがあるので、食べやすいようにカットしても良いし、そのまま豪快にかぶりついても良い。
ボリュームもあって、ラム独特の香りがして脂の甘みと骨周りの旨味が抜群。
これはリーズナブル。
【ラム上ヒレ】(1,408円)
筋はほぼなく、軽めにサシが入った最も柔らかい赤身。
火が通りやすいので、軽く表裏を焼くだけで良い。
非常にあっさりしていて食べやすく、赤身好きにおすすめ。
【石焼ラムユッケビビンバ】(1,188円)
締めの一品として注文。
石鍋の底にコチュジャンを塗って、白御飯をのせ、
具材で細かく刻んだラムタン、ほうれん草、ニンジン、もやしのナムル、キムチ、卵黄をのせ、
特製タレを回しかけて出てくる。
卵黄を潰し、全体を混ぜてから食べると良い。
この時、鍋肌でお焦げを作ると香ばしさが増す。
辛みは控えめで、タンのコリコリ食感と野菜のシャキシャキ感が楽しい。
■■攻略法■■
匂いをつけたくないものがある時は、ビニール袋を用意するべし。
ジンギスカンで肉が焼けるまでに時間がかかるので、一品物を頼んでおくべし。
ジンギスカンを食べる時に、つけダレと塩を使い分けると、飽きがこなくて良い。
■■チョッチュ■■
折角なので、もう少し奄美色を出したらいいかなぁ。例えば、鶏飯といった奄美を感じる一品などです。
■■オススメ店■■
東郷さん 奄美市 「郷土料理 春」(お父様のお店。創業20年)
■■その他■■
客単価 : 飲んで食べて 5,000~6,000円くらい
お盆は開いています。(現在、休みなしで営業中)
ビールは、生605円から、瓶715円から。
ハイボールは550円から、サワーは550円から。
奄美黒糖焼酎は、550円から。
焼酎は、グラス440円から、ボトル2,970円から。
日本酒は、グラス660円から。
ワインは、グラス550円から、ボトル2,750円から。
人気メニュー ベスト3(【ジンギスカン4種盛り合わせ】(1,848円)は除く)
3位 : 【ラムチョップ】(1本880円)
2位 : 【厚切り上ラムタン】(1,298円)
1位 : 【特上肩ロース】(968円)