BUTCH COUNTDOWN RADIO

放送日:2025-05-30(金) 地域:中央区
天草和牛専門 瑞祥
- TEL
- 092-406-7547
- 住所
- 福岡市中央区春吉3-25-21 プロスペリタ天神1 3-1F
- ジャンル
- 和食
- オープン日
- 2025年3月17日
- 席数
- 20席(カウンター6席、個室有)
- 営業時間
- ランチ 12:00~15:00(L.O. 14:00) /
ディナー 16:30~23:00
(料理L.O. 21:30/ドリンクL.O. 22:30)
定休日:不定休
- 調査日
- ■2025年5月9日
■天候 雨
■時間 19時30分
内容
今日ご紹介するのは、賑わう春吉大通りから横の筋に少し入った場所にある、
天草和牛を中心とした創作料理のお店です。
ビルの1階にあり、歴史を感じる木製の表札がかかり、格子戸を抜けると、
店内は和の雰囲気の中、木の温もりがありゆったり座れるカウンターや掘りごたつ式の個室があります。
店長の山下さんは、高校卒業後に居酒屋で修業をスタートし、
鉄板焼き店の立ち上げをきっかけに、このジャンルへ。
2016年大名で「瑞祥」を立ち上げ、今年、春吉に移転リニューアルオープン。この道32年です。
お店のコンセプトは、天草和牛を中心とした創作料理。
鉄板焼きはもちろん、しゃぶしゃぶ、すき焼き、様々な肉を使った料理が並びます。
牛肉は主に長年付き合いのある生産者から直接仕入れる天草和牛です。
天草和牛は、豊かな自然の中で、愛情たっぷりに真心込めて育てられた、
出荷頭数が少ない、天草のブランド和牛でです。
デートや接待、特別な日などにも良いお店です。
チェック
アラカルトとコース
コースは、6,500円から。前日までの予約で2名様から受付
アラカルトの場合、チャージ800円がある
我々は、「天草和牛ステーキとロブスターグラタン(半身)のコース」(8,500円)を頼んだ
【天草和牛ステーキとロブスターグラタン(半身)のコース】(8,500円)
全9品。
前菜、季節野菜のサラダ、季節の揚げ物、季節のスープ、
ロブスターグラタン(半身)、黒毛和牛ステーキ(+1000円でサーロイン、+2000円でヒレステーキ)、
肉寿司、お味噌汁、デザートになる。内容は仕入れにより変わる可能性あり
【魚の南蛮漬け】
サバ、イサキ、アジは三枚卸にして、片栗粉を薄くまぶし、カラッと揚げる。
玉葱、ニンジン、パプリカを加えた甘酢ベースの南蛮ダレに魚を漬け込み、味をなじませる。
彩り野菜とともに柚子皮が香りのアクセントになり、涼しげな一品。
ほどよい酸味と魚の脂が、食欲を刺激してくれる。
【ヤリイカとフルーツトマトのユッケ】
長崎産ヤリイカの身は鉄板でサッと半生に焼いて、下足は揚げてトッピングにする。
ヤリイカの身と4分の1にカットした持田農園のフルーツトマト、
卵黄入りのユッケだれと和え、彩りで葱を添える。
イカは、強火で短時間の炙りのため、弾力のあるジューシーな食感が残り、香りが良い。
カリッと揚げた下足もアクセントになっている。
トマトとイカの自然な甘さをユッケだれが繋ぐユニークな一品。
【季節野菜のサラダ】
「サラたまちゃん」という瑞々しく辛みが少ない新玉葱は、自家栽培。
それに、レタス、きゅうり、ズッキーニ、パプリカ、ラディッシュなどの季節野菜を添え、
「サラたまちゃん」を使った自家製ドレッシングをかけたもの。
玉葱の甘みが主役で、シンプルだが野菜そのものの味を活かし、
すりガラスのような器に透明感のあるサラダが映える。
【前菜プレート(6点盛り)】
旬の野菜や肉、魚介を使って、平皿に6点を盛り付けて出てくる。
この日は、「蟹真丈」、「トマトのシャンパンコンポート」、「夏野菜の最中」、
「肉寿司の雲丹のせ」、「タコの土佐酢ジュレがけ」、「しめ鯖の炙り」。
「蟹真丈」は、蟹肉と白身のすり身を合わせて成形し、蒸したもの。
「トマトのシャンパンコンポート」は、シャンパンで軽く煮て、そのまま漬け込み、酸味も程よい。
「夏野菜の最中」は、刻んだ夏野菜を白和えにして一口サイズの最中に詰め、フィンガーフードに。
「肉寿司の雲丹のせ」は、一口サイズだが贅沢な一品。
「タコの土佐酢ジュレがけ」は、茹でたタコに爽やかな土佐酢をジュレにしてさっぱりと。
「しめ鯖の炙り」には、紅葉卸を添えてアクセントにしていた。
多種多様な食材と調理法でバラエティに富んだ一皿に仕上がり、お箸がドンドン進む。
【メヒカリとカマスの唐揚げ】
卸して一口サイズの切り身にしたカマスと頭を取ったメヒカリに、薄塩をして片栗粉で唐揚げ。
素揚げしたしし唐、雪塩を添えているので、お好みで。
衣が軽やかでサクサクしてて、軽く絞ったレモンも香りも良く、ふわっとした身とのバランスが素晴らしい。
【牛テールと肉団子のスープ】
牛テールを野菜と一緒に6、7時間煮込んでスープに仕上げる。
牛挽肉、タケノコ、黒七味で作った肉団子を落とし、白葱を添えて出てくる。
ピリッとした黒七味がアクセントになり、牛肉の甘さや旨味を引き立てる。
【ロブスターグラタン】
ロブスターは半分にカットし、身を外して鉄板で軽く火を入れ、再び殻に戻す。
ホワイトソースは、フュメ・ド・ポワソンを使い、あっさりした味わい。
ロブスターの上にホワイトソースをかけ、グラタン風に焼き上げ、アスパラガスを添えて出てきた。
香ばしい焼き色が食欲をそそり、重たくなりがちなグラタンが、魚の旨味を活かしたソースで軽やかに。
【天草和牛ステーキ】
眼の前の鉄板で焼かれる、音・香り・湯気が食欲をそそる。
この日は、モモ肉の一部であっさりとした脂と濃厚な赤身の味のバランスが良いランプを使用。
鉄板で表面を香ばしく、中はレアに近い火入れを行い、食べやすくカット。
一緒に鉄板で焼いた蓮根、ズッキーニ、ニンジン、ニンニクチップなどを添えて出てくる。
薬味として、山葵、天草の岩塩、芥子醤油、卸しポン酢が出てくるので、お好みで。
ランプ特有のしっかりした肉感を楽しめ、薬味と合わせて食べ飽きない仕掛けが嬉しい。
【肉寿司3貫】
天草和牛のタン芯の炙り、特上赤身の炙り、ローストビーフを使った3貫。
酢飯は、肉に合うようにワインとバルサミコを使用。
タン芯には大根卸を、特上赤身には山葵とカイワレ、ローストビーフには卸生姜を添えていた。
ガリを添えているので口直しに。
一緒に出てきた漬物は、山芋と、青唐辛子と一緒に漬け込んだピリ辛きゅうり。
それに、味噌汁が出てきた。
酢飯と合わせる牛肉はまた違った味わいで、満腹感が上がる締めになっている。
【シャーベットとパンナコッタ】
デザートも自家製。
「はるか」という品種のミカンの果汁と皮入りのシャーベット、和三盆と黒糖のパンナコッタ、
フレッシュな苺とパイナップルが出てきた。
シャーベットは、皮の苦味が上品なアクセントになっていた。
和三盆と黒糖のパンナコッタは、低温でゆっくり火入れし、自然な甘さの余韻がある。
■■攻略法■■
鉄板焼きを満喫したいなら、カウンター席一択!接待やデート、プライベート利用には個室も良い。
■■チョッチュ■■
創作メニューが多いので、料理を提供する際に説明があると嬉しいなぁ。
■■オススメ店■■
山下さん 南区高宮 「お肴菜 稲花」
■■その他■■
客単価 : コースを頼んで、プラス飲んだだけ 10,000円前後
コースを頼む方が多い
生ビールは、680円から。
ハイボールは、600円から。
焼酎は、グラス580円から、1合1,100円から。
日本酒は、1合780円から。
ワインは、グラス680円から、ボトル3,300円から。
人気コース ベスト3
3位 : 【和牛の会席コース】(8,000円) 肉好きにはたまらないメニューになっている
2位 : 【天草和牛ステーキと人気の海鮮ステーキのコース】(7,500円)
1位 : 【天草和牛ステーキとロブスターグラタン(半身)のコース】(8,500円)