BUTCH COUNTDOWN RADIO

放送日:2025-03-21(金) 地域:博多区博多駅周辺
鮨 さかな
- TEL
- 092-710-7031
- 住所
- 福岡市博多区博多駅東2-17-5 ARKビル B1F
- ジャンル
- 和食
- オープン日
- 2025年1月23日
- 席数
- 25席(カウンター7席、9名個室あり)
- 営業時間
- 16:00~23:00(最終入店21:00)
定休日:火曜日
- 調査日
- ■2025年3月7日
■天候 晴れ
■時間 19時30分
内容
今日ご紹介するのは、博多駅から程近い、合同庁舎そばにあるお寿司屋さんです。
ビルの地下にあり、白い暖簾がかかっているので、すぐに分かります。
店内は、L字型のカウンター席の他、個室も用意。内装はシンプルですっきりしています。
店長の山下さんは、北海道の寿司店で修業し、この店がオープンするにあたり、店長となりました。
この道11年。
魚介類は、信頼できる卸会社が持ってくる長崎や玄界灘を中心にした全国の漁港からの新鮮な魚からチョイス。
魚の種類に応じて熟成を行ったり、昆布締めなどの技法を駆使し、最適な状態で提供できるようにしています。
海苔は、香りと食感を重視した上質な有明産です。
コンセプトは、「カウンター寿司の入門として気軽に楽しめる店」。
コースのみのため、明朗会計でリーズナブルに抑え、寿司から一品料理までしっかりしたものを提供しながら、
高級寿司のような格式張った雰囲気ではなく、
若い人たちや初心者でも楽しめるカウンター寿司を目指しています。
博多駅からも徒歩5分くらいの距離でアクセスもよく、
仕事帰りから仲間との飲み会、ファミリーからデートまで使えるお店です。
チェック
コースのみ。基本前日までの予約で、当日予約も可能な場合あり。1名様から可。
3コースあり、【おまかせコース(全21品)】(6,578円)、【おまかせ上コース(全24品)】(8,778円)、
【おまかせ特上コース(全25品)】(10,978円)となる。100分飲み放題(日本酒別)は、プラス2,750円。
我々は、【おまかせ上コース(全24品)】(8,778円)を頼んだ。
【おまかせ上コース(全24品)】(8,778円)
握り11貫付き24品で、内容は月替わりくらいになる。
【前菜5品】
八寸皿にのってでてきて、内容は替わる。我々の時は、
「鮟肝辣韭和え」
蒸した鮟肝を潰し、刻んだラッキョウと和えたもの。
鮟肝の濃厚な旨味とラッキョウのシャキッとした酸味が絶妙なバランスを生んでいる。
「子持ち蒟蒻酢味噌掛け」
広島産の子持ち蒟蒻に酢味噌をかけたもの。
蒟蒻のプリプリとした食感と、内側のプチプチとした食感のコントラストが楽しめる。
「沖縄産もずく酢」
沖縄から直送された上質なもずくを特製の酢で和えたもの。
酸味の加減が絶妙で、さっぱりとした後味が心地よい。
「蒸しズワイ蟹と蟹味噌和え」
ズワイ蟹の身をほぐし、濃厚な蟹味噌と絡めた贅沢な一品。
仕上げに飛子を乗せ、プチプチとした食感をプラスしている。
「水菜のお浸し」
水菜は出汁で丁寧に仕上げ、すり胡麻をかけていた。
あっさりとした味わいで、次の料理への橋渡し役にぴったり。
これだけで十分にお酒を楽しめる。
旬のお造り【鰆の炙り】
玄海産のメーター級の鰆は、皮面を軽く炙ってすだちを絞ってポン酢にし、大根卸を添えて出てくる。
淡い旨味が良く、さっぱりと食べられる。
旬のお造り【胡麻ブリ】
いわゆる「ごま鯖」の鰤バージョン。
長崎産の鰤に胡麻ダレをかけ、すり胡麻をかけ、山葵を添えて出てくる。
鯖よりも食べ応えがある。
寿司
ネタは、魚種に応じて熟成や昆布締めなどの仕事をする。
シャリは柔らかすぎず適度な粘りのある米を厳選し、赤酢を使用。
シャリの大きさは控えめ、酸味は控えめで、ネタとのバランスをとっている。
基本、煮切りを塗るなどしているので、醤油につけなくて良い。
【雲丹手巻き】
いきなり雲丹が手巻きで登場。
この日の雲丹は、北海道産のバフン雲丹。
板海苔の上にシャリ、雲丹をのせ、開いたまま渡されるので、自分で巻いて食べる。
雲丹の濃厚な旨味が口いっぱいに広がり美味しい。
【朝〆真鯛】
愛媛産の真鯛は軽く締めているので旨味が凝縮され、シャリとの相性も良い。
プリプリの食感も楽しめる。
【熟成本鮪赤身】
長崎産の鮪の赤身は、短めに3日間熟成させたもので、しっとりとしていて、
あっさりした味で、程よい弾力も楽しめる。
【熟成本鮪中トロ】
同じく長崎産を3日間ほど熟成させた中トロ。
脂の甘みがあって、とろける感じ。
【蛤の酒蒸しと旬菜】
寿司の途中で出てきた、春を感じる一品。
プリプリの蛤には、ほんのり苦みがあるハナッコリーを添えていた。
【アオリイカ】
再び寿司に戻る。
細切りした身をまとめて握る。
優しい味の淡雪塩をのせ、軽く絞りかけた酢橘の爽やかさが良い。
【鯖棒鮨】
シャリの中に刻み山葵と大葉を混ぜていて、締め鯖と押して棒寿司にする。
食べやすく1貫ずつに切り分け、手でもって食べられるように海苔を巻いて出てくる。
山葵と大葉がアクセントになっていて、食べ応えがある。
【銀鱈西京味噌焼き】
ここで、一品料理が出てきた。
銀鱈を、自家製の西京味噌に一晩漬け込み、ゆっくり焼き上げたもの。
皮目は香ばしく、中はふっくらと仕上がり、鱈の甘みとほのかな味噌の香りが広がる。
添えられた大根卸と酢橘と一緒に食べると、味わいにさっぱりとしたアクセントを加える。
【季節の茶碗蒸し(アスパラ、筍入り)】
出汁の風味を活かした滑らかな茶碗蒸し。
この日はメインの具材に、旬のアスパラガスと筍を贅沢に使用。
椎茸、三つ葉、はんぺんを加え、食感と味わいのバランスを整えている。
優しい味わいの中に、アスパラの青い香りと筍のシャキッとした食感が楽しめる。
【いくら赤酢カクテル】
再び寿司に戻る。
デザートグラスに入って出てきて、山葵を添えた小丼。
2、3口分くらいのボリュームで、シンプルにいくらの美味しさを感じることができる。
【真鯵】
長崎産の真鯵の上に「あたり葱」をのせて出てくる。
「あたり葱」は、葱を粘りが出るまで擦って生姜の絞り汁、煮切りを加えて作る。
これがいいアクセントになっている。
【活北寄貝】
苫小牧産の活き物を生のまま使っているので、コリコリとした食感と濃厚な旨味を感じる。
【釜茹でレア活車海老】
この日は、鹿児島産。
カウンタ―の場合、目の前に釜を用意して茹でるところから見ることができる。
茹でたてで頭と尻尾、殻を取り除き、毬寿司のように軽く握って出てくる。
プリプリの食感と甘味が良い。
後から頭は素揚げしたものが出てきて、カリカリサクサクでおつまみにぴったり。
【煮穴子】
ふっくらと仕上げた煮穴子は、軽く炙ってツメを塗って出てくる。
汁物【あおさの味噌汁】
昆布と鰹出汁で仕立てた上品な味噌汁に、風味豊かな鹿児島産あおさ海苔をふんだんに使用。
味醂と薄口醤油を加え、ほのかな甘みと旨味を引き出している。
デザート【苺】
季節ごとに変わるフルーツ。この日は甘みと酸味のバランスが絶妙な完熟苺だった。
■■攻略法■■
「回らない寿司入門編」なら、席はカウンターを選ぶべし。
■■チョッチュ■■
途中で口直し系の野菜があると嬉しいなぁ。スティック野菜とかでもいいので。
■■オススメ店■■
山下さん 小倉南区 ラーメン「石田一龍 本店」
■■その他■■
客単価 : コースと飲んだだけ 16,000?18,000円くらい
ビールは880円から。
ウイスキーは715円から、サワーは660円から。
焼酎はグラス715円から。
日本酒は、90cc 800円から。
ワインは、グラス1,000円から。
【100分飲み放題】(2,750円)ビール、ウイスキー、サワー、ジン、ワイン、焼酎、ソフトドリンク。日本酒は別料金。
【おまかせ上コース(全24品)】(8,778円)が一番人気