FM 福岡 FUKUOKA

BUTCH COUNTDOWN RADIO

ザ・メシュラン

放送日:2025-02-28(金) 地域:博多区

PETRO

TEL
070-9003-1964
住所
福岡市博多区上川端町1-8 古賀ビル102
ジャンル
洋食
オープン日
2024年10月11日
席数
17席(カウンター10席)
営業時間
月・水・木・金 17:00 - 23:00 / 
土 15:00 - 23:00 / 日 15:00 - 22:00

定休日:毎週火曜 + 不定休 
(3月の休み: 4日, 11日, 12日, 18日, 19日, 25日)
調査日
■2025年2月14日
■天候 晴れ
■時間 19時30分
URL
https://www.instagram.com/petro__2023/

内容

今日ご紹介するのは、櫛田神社の裏手にあるビストロです。
飲食店が並ぶ細い路地の中ほどになり、緑色の壁が目印です。
店内は、長いカウンターの先に、カウンターテーブルや、小さなテーブル席もあります。
マネージャーの陶山さんは、元々エンジニアでしたが、飲食業界へ転職。
「CAFE OTTO」では、店舗マネージャーや本部勤務を経験し、
ワインと料理の親和性を意識したメニューなども勉強して、この店のマネージャーになりました。
この道13年。
この店は、イタリアンをベースにフレンチ要素も取り入れたビストロスタイルですが、
若い世代へのワインや洋食のハードルを下げたいということで、
2人でシェアするのに丁度良いポーションにして、抑えた価格で提供しています。
と言いながらも、意外と一品一品のボリュームはあります。
アクセスもよく、価格もリーズナブルなので、ちょっとしたワインバー的な使い方から、
がっつり食事、または、ワイン入門、気軽なデートなどにも良いお店です。

チェック

アラカルトのみ
チャージは、1名300円。ただし、5,000円以上の会計で無料。

【季節フルーツとブラータチーズ】(1,380円) +350円で生ハムトッピング
季節のフルーツはその時で変わるが、今はイチゴ。
イチゴを適度な大きさにカットして、皿に盛り付け、北海道産のブラータチーズをのせ、
ペッパー、塩、オリーブオイルをかけている。
我々は、+350円で生ハムトッピングをしたが、これはオススメ。
スペイン産ハモンセラーノがたっぷりのっていた。
色鮮やかなイチゴとハムに、チーズの白さのコントラストもよく、
生ハムの塩気にクリーミーなチーズのコクとフルーツの酸味・甘味が絶妙。
結構なボリュームがあり、ワインにもよく合う。

【オムレツとパルミジャーノ】(950円)
卵本来の風味を活かすため、塩のみの最小限の味付けにしている。
卵4つを溶きほぐして軽く塩を加え、バターを熱したフライパンに流し入れ、ふんわりと焼き上げる。
卵を皿に移し、仕上げにパルミジャーノをたっぷりと削りかけて提供。
シンプルながら奥深い味わいで、チーズの風味が贅沢な一品。

【鴨のパテドカンパーニュ】(900円)
鴨のもも肉、鶏レバー、豚の肩肉、腕肉を粗目にミンチにして、
塩をうって粘り気を出し、スパイスを加えて型に詰め、
湯煎しながらオーブンでじっくり火を通して、冷蔵。
オーダーが入って厚めに切り分け、この日はキャロットラペを添えて出てきた。
鴨の風味を活かした肉の濃厚な旨味がよく、クミンの風味も良い。
ワインとの相性が抜群。

【自家製ロースハムとマスカルポーネムース】(S 800円、M 1,200円)
我々は、3人でMサイズを頼んだ。
豚肩ロースを塩漬けにし、3日間寝かせる。
塩抜きしたあとに、65度の低温で3時間ボイルし、冷まして出来上がり。
注文が入ってからロースハムを薄切りして皿に盛り付け、
マスカルポーネムースを添え、オリーブオイル、ブラックペッパーを軽くかけて出てくる。
マスカルポーネムースは、マスカルポーネと泡立てた生クリームを合わせ、塩などで味を整えたもの。
低温調理でしっとり仕上がったハムの旨味と、クリーミーでまろやかなチーズのムースがよく合う。
軽やかで口当たりが柔らかな一品。

【スパイシーチキンとカブのグラタン】(1,550円)
鶏もも肉は、オリジナルスパイスでマリネし、古野農場の蕪は軽くボイルして、カット。
耐熱皿に毎日作り立てのベシャメルソース、チキン、蕪を合わせたものを入れ、
チーズで蓋をし、オーブンで焼き色がつくまで火を通す。
仕上げにパセリを散らしていた。
チキンはスパイスでマリネしていて、カブの甘味との対比が面白い。
そこにクリーミーなホワイトソースが加わり、深い味わいとなっている。
チーズの香ばしさとスパイシーなチキンがやみつきになる一品。
ソフトフランスが添えてあるので、のせて食べると良い。足りなければ、【バゲット】(350円)を別で頼む。

【糸島豚のカツレツ(200g)】(1,900円)
ミラノ風カツレツのように薄く伸ばしたものではなく、厚切りにして日本のトンカツに近い感じ。
糸島豚の肩ロース肉は塩胡椒で下味をつけ、
小麦粉、卵、細挽きしたパン粉をつけて、フライパンで揚げ焼き。
食べやすい大きさにカットして皿に盛り付け、フレッシュなミニトマトをのせ、
わさび菜などの葉物野菜を添え、パルミジャーノをたっぷりと削りかける。
レモン、塩、マスタードを添えているので、お好みで。
軽い衣はサクサクで、中はジューシーな仕上がり。
ミニトマトと一緒に食べることで旨味と酸味がプラスされ、また違った味わいになる。

【ポルケッタ】(1,850円)
ポルケッタは、ヴェネツィアの郷土料理で、肉にハーブなどを巻き込んで作るもの。
この店では、日本の食材を活かした独自のアレンジを加え、
この日は糸島豚のバラ肉を、みじん切りしたパセリ、大葉と共に巻き込んで、低温調理。
皿の上に葉物野菜を敷いて、
提供する直前に焼いて余計な脂を落としたポルケッタをのせ、レモンを添えて出てくる。
しっとりした豚肉は脂の甘みが感じられ、大葉の香りが食欲をそそり、軽い後口になる。

【ケチャップナポリタン】(1,180円)+300円で大盛
パスタは4種類ほどあり、その中からこれをチョイス。
宗像市にある山田製麺所の生パスタを使った、モチモチのナポリタン。
麺の太さなどはその時で変わるが、この日は、ちょっとタリアッテレっぽい平麺だった。
大きめにカットしたベーコン、ピーマン、玉葱などの野菜を炒め、
ケチャップや、様々なものを加えて煮詰めてトマトソースにする。
フライパンの上で、茹でた生パスタに、ソースを絡めて軽く火を通し、皿に盛り付ける。
半熟の目玉焼きをトッピングして、パルミジャーノを削りかけて出てくる。
懐かしい味わいだが、ケチャップだけでなくトマトソースを加えることで深みを出している。
卵を崩すと、より味がまろやかになる。

■■攻略法■■
2人で4、5皿オーダーしてワインを飲んで丁度良いボリュームに設定されている。
【季節フルーツとブラータチーズ】(1,380円)の+350円での生ハムトッピングはマスト。
カウンター奥のカウンターテーブルは、3名くらいからなら良いポジション。

■■チョッチュ■■
日替わりで良いので、博多らしい魚介系のメニューがあると嬉しいなぁ。

■■オススメ店■■
陶山さん 京都市下京区 ビストロ「TONA (トナー)」

■■その他■■
客単価 :  飲んで食べて 4,000~5,000円

お一人で料理しているので、混んでいる時はお待たせするかもしれませんが、文句を言わないように。

ビールは、瓶630円から、クラフトビール1,000円から。
サワーは650円から、ハイボールは600円から。
ワインは、グラス780円から、ボトル6,000円から。

人気メニュー ベスト3
3位 : 【海老のクリームパスタ】(1,380円)
2位 : 【ポルケッタ】(1,850円)
1位 : 【季節フルーツとブラータチーズ】(1,380円) +350円で生ハムトッピング

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