BUTCH COUNTDOWN RADIO

放送日:2025-01-17(金) 地域:中央区薬院
酒楽Masa
- TEL
- 092-406-8498
- 住所
- 福岡市中央区薬院2丁目4-35
エステート・モア・シャートー薬院 105号
- ジャンル
- 和食 居酒屋
- オープン日
- 2024年7月1日
- 席数
- 14席(カウンター6席)
- 営業時間
- 16:00~22:30(L.O. 22:00)
定休日:日曜・祝日
- 調査日
- ■2024年12月27日
■天候 くもり
■時間 19時30分
内容
今日ご紹介するのは、地下鉄「薬院大通駅」近くにある和食のお店です。
マンションの1階、手前が駐車場になっていて、
飲食店が並んでいる中にありますが、入口に大きな看板を掲げています。
店内は、和食らしいとてもシンプルな内装で、オープンキッチンのカウンター席の他、テーブル席もあります。
店主の森田さんは、大阪の料理専門学校を卒業後、北九州プリンスホテル、加茂川京風味処、
ホテルニューオータニ博多で研鑽を積み、韓国・釜山で寿司職人として活動したあと、
ホテルニューオータニ熊本、ドイツの和食レストランで6年間勤務ののち、
西中洲の「表邸」で修行して、この店を独立オープン。この道36年。
魚介類はなるべく天然物を仕入れるようにしていて、野菜もいくつか回って自分の目で確かめたものを使っています。
これまでの経験を活かした懐石料理をコースではなく、単品でも味わえ、
お一人様でも気軽に立ち寄れて、日本酒と共に料理を楽しめるお店作りを目指しています。
お酒は日本酒に特化した品揃えなので、店主に相談しながら料理との相性を楽しむと良いです。
アクセスもよく、ホッとする雰囲気で、ちょくちょく立ち寄りたくなるお店です。
チェック
アラカルトとコース
アラカルトは、グランドメニューの他に日替わりメニューがある
コースは、7,700円からで、料理のみでデザートまで合わせて11品くらい。
ノーチャージ
【長崎産生マグロ刺し】(1,600円)
鮮度にこだわり、我々の時はラッキーなことに中トロの部分が出てきた。
薬味で山葵、紅蓼、茗荷、大葉を添えているので、お好みで。
ケンを添えずに薬味のバリエーションを増やしているのが良い。
マグロの濃厚な旨味と脂が口の中で広がり、薬味がさっぱりとしたアクセントを加えてくれる。
値段以上の満足感を得られる一品。
【低温調理柔らかマグロ山椒煮】(1,200円)
これまでのマグロの山椒煮とはまったく違う一品。
マグロは、山椒を効かせた特製出汁を使い、60℃で2時間加熱する真空調理。
マグロは煮ると筋張ってしまうが、低温調理することでしっとりと柔らかな食感になっている。
ほんのりと山椒が香り、マグロの味もしっかり感じられる。
【鰻のてり焼き】(1,300円)
鰻は一度白焼きして真空保存。
注文が入ってから蒸し、自家製タレを使って焼き、仕上げに粉山椒を振って出てくる。
鰻はくさみもなく、タレも薄味で軽やかな味わい。
身はふっくらと仕上がり、お酒にもよく合う。
【柔らかスペアリブみそ煮】(1,500円)
表面を焼き固めた豚のスペアリブを圧力調理で2時間くらいかけて柔らかくする。
それを、香味野菜と共に味噌で煮込み、真空パックに入れて、味を染み込ませる。
大ぶりのスペアリブが皿に豪快に盛られ、糸唐辛子を添えて出てきた。
ホロホロと崩れる柔らかさで、味噌の風味が豚によく合う。
お酒のつまみにピッタリ。
【たこ真丈あげ包み煮】(1,200円)
粗目にしたタコと魚のすり身、山芋、卵白などを混ぜて真丈を作り、
銀杏、生きくらげ、お餅などと一緒に、油揚げの中に詰めて、鰹出汁で煮込んだ一品。
素材の味を活かした味付けで、優しい味の出汁をたっぷり吸っていて、
フワフワの真丈が温かくて美味しい。
【佐賀牛リブロース焼きしゃぶ】(1,800円)
水菜、えのき茸、白葱を佐賀牛のリブロースのスライスで巻き、黒胡椒を振ってオーブンで焼く。
それを食べやすい大きさにカットして皿に盛り付け、葉物野菜、ミニトマト、一口サイズのポテサラ、
青紫蘇ベースの玉葱ドレッシングを添えて、小葱を散らして出てきた。
佐賀牛のジューシーな旨味を取りこぼさないように野菜が吸っていて、噛むと口いっぱいに広がる。
ソースの酸味が肉の脂っぽさを中和してくれ、肉料理でありながら重たさを感じさせず、バランスが良い。
【海老の天ぷら えびみそ添え】(1,100円)
海老は頭をとって殻を剥き、背ワタを取って天ぷらにする。
「えびみそ」は、海老の頭を焼いて、調味料と共に炊いて濾した、和風ビスクのようなもの。
天ぷらはシェアしやすいようにカットして皿に盛り付け、「えびみそ」をかけ、小葱を散らして出てくる。
サクサクと軽い感じの天ぷらは、海老の味がしっかりしているが、「えびみそ」を添えることで旨味が増す。
和食の技法を活かしながら、洋風のアクセントを加えているのが面白い。
【博多一番鶏焼き 肝ソース】(1,200円)
「はかた一番どり」は、在来種の地鶏「さざなみ」と、
「ホワイトプリマスロック」を交配させて誕生した福岡県産銘柄鶏。
皮付のモモ肉をフライパンで焼き、食べやすい大きさにカットして皿に盛り付け、
葉物野菜とミニトマトを添え、特製肝ソースをかけて出てくる。
この肝ソースは、鶏の肝を山椒、醤油、酒、みりん、生姜、砂糖などで甘辛く炊き、
裏ごしして滑らかに仕上げたもの。
肝のくさみもなく、滑らかで上品な仕上がりで、鶏肉のジューシーな旨味を引き立てている。
ほんのりと山椒の香りがするのも良い。
■■攻略法■■
小人数先鋭でやっているお店の上、座席数が少ないので、予約がオススメ。
■■チョッチュ■■
日替わりのメニューがあるのですが、メニュー表の数が少なく、気付きにくいかも。
一つ一つのグランドメニュー挟めるくらいに数を増やしてほしいなぁ。
■■オススメ店■■
森田さん 西区姪浜 「寿司割烹たつき」
■■その他■■
客単価 : 食べて飲んで 6,000~7,000円
ビールは、生700円から、瓶800円から。
ハイボールは、700円から。
焼酎は、グラス700円から。
日本酒は、900円から。
ワインは、グラス900円から。
人気メニュー ベスト3
3位 : 【低温調理柔らかマグロ山椒煮】(1,200円)
2位 : 【佐賀牛リブロース焼きしゃぶ】(1,800円)
1位 : 【天然魚の刺身】(刺身盛り合わせで、3,000円から。内容は仕入れによる。5種、2、3貫ずつくらい)