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放送日:2025-01-03(金) 地域:中央区警固
地酒と瓦そば Dining立花
- TEL
- 092-707-1619
- 住所
- 福岡市中央区警固2丁目15-3 キャナリー本通り 2F
- ジャンル
- 和食
- オープン日
- 2024年12月9日
- 席数
- 18席(カウンター12席)
- 営業時間
- 18:00~24:00(L.O.23:00)
定休日:不定休(1月5日までお休み)
- 調査日
- ■2024年12月12日
■天候 晴れ
■時間 18時00分
内容
今日ご紹介するのは、警固本通りの比較的新しいビルの2階にあるリーズナブルな割烹スタイルの居酒屋です。
店内は、とても広々としていて、自然石のようなタイルが張られ、長くてウッディなカウンター席に飾り棚、
そこに日本の甲冑を飾っていて、箸置きも戦国時代モチーフのもので、ちょっと不思議な雰囲気。
(甲冑は、オンラインゲーム「信長の野望」で日本一になった時の賞品)
店主の岡田さんは山口県出身で、東京で18歳から飲食の道に入り、山口に戻ってからは、
「地酒ダイニングほりおか」や居酒屋などを数店運営。この道25年にして、福岡に初出店となります。
料理は、和食の中にも洋食のエッセンスを取り入れた居酒屋料理や、
山口県の郷土料理「瓦そば」が入ったリーズナブルなコースを提供しています。
食材は、福岡だけではなく、自社農園の新鮮な野菜などを山口県から仕入れています。
アクセスが良い場所にあり、ファミリーからデート、仲間との飲み会にも使えるお店です。
チェック
現在は7700円のおまかせコースのみ (今後、単品メニューも置く予定)
コースは基本的に前日までの予約で、1名様から可。
【宇部蒲鉾刺し】
山口県の名産「宇部蒲鉾」を使った一品で、厚めにカットし、切れ目に山葵を仕込んだ「板わさ」。
醤油も出てくるので、お好みで。
弾力があり、程よい塩加減で美味しい。
【じゃこサラダ】
山口県にある自家農園の野菜を使った一品。
キャベツ、トマト、水菜、ブロッコリ、レッドオニオン、パセリ、紫蘇などの生野菜に、
モッツァレラチーズを添え、和風なオニオンドレッシングをかけ、じゃこをトッピング。
シャキシャキした野菜とじゃこの食感のコントラストが良く、
じゃこの塩味とドレッシングの程よい酸味でさっぱりしている。
【刺身盛り合わせ】
内容は日替わりで、この日は、シマフグと鯛だった。
山口県色を出すためにフグはマストで使いたいと思っている。
山口県では、トラフグ、マフグ、シロサバフグ、シマフグなどの天然物が揚がるので、それを使っている。
新鮮なシマフグは薄造りにして、紅葉卸、刻み葱、山口県のポン酢で食べる。
シマフグはコリコリとした食感で、酢が優しい山口県のポン酢で食べやすく、フグの味もよくわかる。
鯛は厚めに切って、あごだしの粉末と軽く塩を振って出てくる。
塩にあごだしを加えたものなので、魚の旨味が重なり美味しい。
【蒸し野菜】
野菜を蒸籠で蒸して、自家製胡麻ダレで食べる一品。
この日の野菜は、自社農園のものを含み、にんじん、南瓜、じゃがいも、山芋、蓮根、ズッキーニ。
野菜はゴロゴロと大き目にカットされていて、食べ応えがある。
野菜本来の甘みと胡麻ダレの香ばしさがよく合う。
【餅巾着のビーフソース仕立て】
見た目はビーフソースしか分からないので、食べ進んで餅巾着が現れてびっくりする。
ちょっと甘めに仕上げたソースで、具材にえのき茸を使っているのも面白い。
餅のモチモチ感と油揚げの香ばしさが、濃厚なビーフソースに意外と合う。
しっかりとした味付けとボリュームで満足感がある一品。
「蒸し野菜」とあまり時間をおかずに出てくるので、その野菜をビーフソースにつけて食べても良い。
【宮崎県産豚の生ジャーキー】
通常ジャーキーはゴツゴツと硬いものだが、これは干し肉でありながら、しっとりとした食感になっている。
塩分もききすぎず、さっぱりとした脂身とモチモチした赤身が良い。
アクセントにブラックペッパーを振っていた。
【ふぐの唐揚げ】
山口県から仕入れたシマフグの身に衣をつけて揚げたもの。
外はカリカリ、中はふっくらジューシーで、衣には数種類のスパイスを使っていて、後を引く美味しさ。
【黒毛和牛】
この日は、鹿児島県産黒毛和牛のシンシンをヨーロッパの海藻塩のみの味付けでシンプルに網焼き。
シンシンとは、内モモの中心に位置する希少部位で、程よいサキが入るのが特徴。
余計な脂が落ちていながら肉の旨味をしっかり感じる一品。
塩気が足りなければ、海藻塩が出てくるので、お好みで。
そば【瓦そば】
「瓦そば」か「肉そば」か「石焼きカレー」を選択できる。
我々は、「瓦そば」を選んだ。
大きな瓦にのって出てきて、見た目にも豪華。
実は、山口県の瓦そばは、家庭では蒸し麺、お店では乾麺であることが多いが、
この店では、製麵所と共同で開発した八女茶を練りこんだオリジナルの生麺になっている。
蕎麦を湯がいて焼き、熱々にした瓦の上にのせ、別で仕上げた具材をのせて出てくる。
具材は、牛肉、錦糸卵、海苔、葱、紅葉卸。レモンを添えているので、お好みで。
あっさりとしたお澄ましのようなつゆにつけて頂く。
生麺だからこそのもっちりした麺は、香ばしく焼けた部分もあって美味しい。
デザート【わらび餅とクルミ】
クルミを入れ込んだわらび餅。
プルプルしたわらび餅の中に時折クルミの食感があって良い。
■■攻略法■■
オープンしたばかりのため、現在は予約が取りやすい状況です。
焼酎を注文する際、「濃いめで」とお願いするとふ好みに応じてくれるのは嬉しい。
■■チョッチュ■■
クセは恐ろしいもので、山口の方なので焼酎は不得手なので、ソーダ割を間違えたりすることもある。
我々が行ったのがオープン直後だったので、スタッフやオペレーションがまだ整っていなかったなぁ。
優秀なスタッフを募集しているそうです。 。
■■オススメ店■■
岡田さん 中洲 「割烹 味美」
■■その他■■
客単価 : 食べて飲んで10000円前後
お一人でされていることもあり、お待たせすることがあるかもしれませんが、文句を言わないように。
ビールは、生715円から、瓶770円から。
ハイボールは649円から、サワーは605円から。
焼酎は638円から。
日本酒は、1合990円から。