FM 福岡 FUKUOKA

BUTCH COUNTDOWN RADIO

ザ・メシュラン

放送日:2024-12-27(金) 地域:中央区

神戸焼肉 大山

TEL
092-711-5929
住所
福岡市中央区西中洲1-4
プロスペリタ西中洲Ⅱ 1F B
ジャンル
焼肉
オープン日
2024年9月20日
席数
12席(カウンターのみ)
営業時間
17:00~24:00(L.O.23:30)

定休日:無休(年末年始も営業)
調査日
■2024年12月13日
■天候 くもり
■時間 19時30分
URL
https://www.instagram.com/kobe_yakiniku_ooyama/

内容

今日ご紹介するのは、西中洲でも那珂川に近い場所にあるハイクラスな焼肉のお店です。
国体道路からビルの奥へと進むと大きな「但馬太田牛 神戸牛」の木製看板があるのですぐに分かります。
中は明るすぎず落ち着いた雰囲気になっていて、
無煙ロースターを仕込んだ広いカウンター席はゆったりとした間隔です。
この店は、すぐ目の前にある「神戸焼肉かんてき 春吉店」の姉妹店で、
かんてきグループ17店舗の中でも一番ハイクラスです。
ということで、太田牛や神戸ビーフを使用していますが、
目の前のロースターでスタッフが1枚ずつ焼いてくれる、フルアテンドになっています。
使ってる器も幕末から明治時代にかけてのものを中心に揃えていて、非常に趣があります。
ちなみに、150年もキレイに残っている器は運が良いということで、
その運をおすそ分けするという意味合いもあります。
神戸ビーフは、兵庫県内で生まれ育てられた但馬牛を素牛として、熟練の生産者が高度な技術で肥育したものです。
肥育日数や歩留等級、肉質等級などの基準を合格したものに与えられる称号です。
太田牛は、兵庫県但馬地方の太田牧場で飼育されている独自ブランドです。
神戸ビーフと同じ牧場で育てられており、神戸ビーフに劣らない品質の牛肉です。
オーナーである大山さんは、福岡の飲食店で修業後、東京へ移り、「神戸焼肉かんてき」三軒茶屋本店にて8年間修業。
福岡へ戻り「焼肉ホルモン人生 大ちゃん」をオープンしましたが、今回、この店もみることとなりました。
この道13年になります。
アクセスもよく、美味しい肉を絶妙な焼き加減で提供してくれる、デートや記念日、接待にもぴったりで贅沢なお店です。

チェック

アラカルトとコース
コースは、「お任せ10品コース」(14300円)と、「お任せ13品コース」(16500円)の2種類が基本
それ以外に、希望を取り入れる時価のコースもある
ノーチャージ
サービス料は5%

我々は、「お任せ10品コース」(14300円)を頼んだ

【お任せ10品コース】(14300円)
内容は、焼肉に韓国料理を織り交ぜたものになり、一品料理、
上タン、神戸ビーフと太田牛の塩焼きとタレ焼き、本日の〆、デザートなど。
仕入れにより異なる場合もある。

前菜【キムチとナムル】
この日は、白菜キムチとオイキムチに、ズッキーニのナムルだった。
程よい辛さと酸味が特徴のキムチは、特有の発酵の香りが心地よく、食欲を引き立てる。
ズッキーニのナムルは自家製で、軽く塩とごま油で和えただけの素材の風味を生かしたシンプルな味付け。
ズッキーニのシャキッとした食感とごま油の香りが良い。
一気に食べるのではなく、この後の焼肉の箸休め的にすると良い。

【薬膳スープ】
ナツメ、高麗人参などの薬膳食材を使った参鶏湯ベースのスープに松の実を加えたもの。
鶏の旨味が凝縮されており、体が温まる一品。
薬膳特有の香りは控えめで飲みやすく、寒い季節にぴったり。

【白センマイ刺身】
白センマイは、牛の第3胃袋になる。
黒い皮をはいでキレイにし、湯引きして氷で締める。
チョジャンダレ(韓国の唐辛子酢味噌)と、胡麻塩ダレが出てくるので、お好みで。
さっぱりとした味わいとコリコリした食感が良く、タレの酸味とも合う。

【日替わりの一品】
太田牛のたたき、炙りユッケなど、その日によって変わる。

【キャノンボールの酢の物】
キャノンボールという食用クラゲを、白髪葱と和えて、さっぱりとした酢の物に仕上げて出てきた。
クラゲ特有のコリコリとした食感が楽しめ、酸味が口直しとして最適。
これも一気に食べるのではなく、焼肉の間の口直し的に残しておくと良い。

焼肉
特製つけダレ、卸酢ダレ、仙人スパイス(生胡椒の塩漬け)、ニンニクの醤油漬け、
山わさびの醤油漬けなどが出てくるので、お好みで。
卸酢ダレは、さっぱりとした風味が特徴で、厚切りタンなど脂の乗った肉と相性抜群。
仙人スパイスは、独特の香りと塩味が楽しめ、ブリスケやハラミに良い。
ニンニクの醤油漬けは、旨味が凝縮されていて、サーロインやザブトンに合う。
山わさびの醤油漬けは、脂の多い部位の肉と相性が良いです。

【特上厚切りタン】
タンは、程よく脂がのって柔らかい元の部位を厚切り。
強火で表面をカリッと焼き、中はジューシーに仕上げて提供。
厚切りならではの弾力とサックリとした歯ごたえがある。

【薄切りタン】
薄切りしたタンは強火で軽く炙る感じにしたもの。
葱をたっぷり乗せて、さっぱりと食べても良し、仙人スパイスの、スパイシーなアクセントを楽しむも良し。

まずは、塩焼きが出てきた
【和牛上ハラミ】
一口サイズのステーキ感覚の肉。
牛の横隔膜の背中側の薄い部分で、弾力があり、程よい脂としっかりとした味わいが特徴。
ミディアムレアくらいの焼き加減で提供され、凝縮された赤身の旨味と程よい脂の上品な味わい。

【神戸ビーフのブリスケ】
肩バラ肉の一部で前足の内側、胸にあたる部位になる。
肉質がやや硬めなので、弱火でじっくり焼き、柔らかさを引き出している。
脂の甘みが口の中で広がり、噛むほどに深い味わいを楽しめる。

【上ミスジ】
牛の肩甲骨周辺の希少部位で、脂が適度に入り、柔らかさと旨味が特徴。
ミディアムレアで焼き上げられ、濃厚な味わいとジューシーさが際立っていた。
サラッとした脂は癖がなく、後口もしつこくなく切れが良い。

焼き野菜【茄子】
オリーブオイルと塩で軽く味付けしたものをロースターで焼いて提供。
ジューシーでとろける食感で、口の中の脂をオイルで洗う感じになって良い。

【青唐辛子 塩ミノ】
塩もみした牛の第1胃袋、ミノに青唐辛子の輪切りを混ぜたもので、結構刺激的。
辛味が苦手な人は、唐辛子を外せばよい。
コリコリとした歯ごたえと独特の風味のミノに、唐辛子のアクセントがきいている。

【牛テールのとろとろ煮込み】
牛テールは、圧力鍋で瞬時に煮込んで旨味を閉じ込めている。
酒、味醂、醤油、砂糖で和風な味付けに仕上げていた。
柔らかくトロトロで、コクもある。

続いてタレ焼きが出てくる
【太田牛のサーロイン】
薄切りしたものの表面を軽く焼き、特製ダレで頂くすき焼き風の一品。
特製ダレは、卵黄、大根卸、葱、胡麻、焼肉のタレを混ぜたもの。
普通のすき焼きよりサッパリめに食べられ、まろやかな卵黄とタレが肉の旨味を引き立てる。

【神戸ビーフのザブトン】
真ん中に筋が入っていたので、ミスジかと思ったらザブトンだった。
ザブトンは、肩ロースのあばら骨側にある希少部位をミディアムな焼き加減で提供。
柔らかく濃厚な脂の甘みが特徴で、口の中でとろける感じ。

【焼きセンマイ】
こちらは、白センマイの皮をはぐときに出る部位で、鮑のような食感。
塩とごま油で下味をつけ、軽く焼いて出てくる。
香ばしさもあり、コリコリした食感も残っていて、噛むほどに旨味が感じられる。
刺身とは違った風味を楽しめる。

【参鶏湯】
小さな鶏を使用した薬膳スープだが、身はほぐしてお碗で出てくる。
鶏肉、お米の他に、高麗人参や松の実が入り、程よい塩加減で、体が温まる。

デザート【バニラアイス】
アイスかかき氷になり、我々の時はこれが出てきた。
もっちりしていてバニラの甘さと相まって、上品なデザートとなっている。
それにコーン茶が出てくる。

■■攻略法■■
カウンター12席しかないので、基本的に予約するべし。1名様から受け付けます。
大ちゃんがサービス精神旺盛で性格がとても良いので、記念日には事前に打ち合わせすると色々対応してくれる。

■■チョッチュ■■
口直しで野菜スティックなどの生野菜系があるといいなぁ。

■■オススメ店■■
大山さん 福岡市東区 「らーめん屋 たつし」

■■その他■■
客単価 : コース+飲み物。 我々のように【お任せ10品コース】(14300円)を頼んで20000円いかないくらい

韓国語が堪能なので、海外のお客様にも対応可。

ビールは715円から。
ハイボールは605円から、酎ハイは605円から。
焼酎は550円から。
マッコリはグラス550円から、ボトル1980円から。
ワインなどもある。

ザ・メシュラントップに戻る