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ザ・メシュラン

放送日:2024-11-22(金) 地域:南区

アヒル食堂

TEL
092-600-4000
住所
福岡市南区高宮1丁目4-10 LINO高宮1階B
ジャンル
洋食
オープン日
2024年8月1日
席数
24席(カウンター8席)
営業時間
ランチ 11:30~15:00(L.O. 14:00) / 
ディナー 17:00~23:00(L.O. 22:00)

定休日:日曜日 
(週によってはプラス不定休もある)
調査日
■2024年11月8日
■天候 晴れ
■時間 19時30分
URL
https://www.instagram.com/ahirushokudou/

内容

今日ご紹介するのは、高宮通り沿い、高宮2丁目の交差点の近くにあるカジュアルなフレンチ食堂です。
ビルの1階にあり、背の高い木製の扉を開けると、
打ちっぱなしのコンクリートの壁に囲まれた天井の高い広々とした空間が現われます。
店内には、スチールと木製にまとめたテーブル席と、
とても長いモンキーポットのカウンターテーブル、観葉植物が点在し、モダンな造りです。
店主の幸さんは、高校卒業後、大分県の懐石料理店、ふぐ料理店で和食を学び、
福岡に来てからは、名店「ビストロ ミツ」で12年間修業し、独立。
今年この店をオープンしました。この道25年です。
お店のコンセプトは、フレンチやビストロ料理をベースにしつつ、
和の要素を融合させた「カジュアルなフランス食堂」。
特に高価な素材を追求するのではなく、
身近な市場や業者から入手できる新鮮な食材を工夫して料理することをテーマにしていて、
ハンバーグやフライドチキンといった親しみやすい料理に洗練されたフレンチの技法を取り入れるなど、素材本来の味を引き立てるシンプルな調理法を大切にしながら、
フレンチ特有の濃厚なソースや和の繊細な技術を加えることで、この店独自の料理を生み出しています。
「食堂」という言葉が示すように、一人でも気軽に訪れることができて、
敷居が高くなく、肩肘張らない雰囲気で、ワンランクアップされた料理を楽しめるお店です。

チェック

基本、アラカルト
予約や要望があればコースにも対応(要相談、5000円くらいから)

【テーブルチャージ】(330円)
モロパン製バゲットが料理の途中で出てくる。
食事をしない方には、お通しのようなちょっとしたつまみに変更している。

【カリカリベーコンポテトサラダ】(990円)
ポテトは茹でて潰し、カリカリに焼いたベーコンと
半分にカットした茹で卵、薄くスライスしたきゅうりをトッピング。
マヨネーズとマスタードをベースのソースをかけ、少量の塩コショウで味を調えている。
混ぜずに立体感がある高さを出した盛り付けで出てきて、自分で混ぜて完成させる。
マヨネーズ控えめで、軽やかに仕上がり、ベーコンの食感がアクセントとなり、
シンプルながら洗練された味わい。

【ムール貝の白ワイン蒸し】(1650円)
エシャロットとニンニクをバターで炒めて香りを出す。
そこにアイルランド産ムール貝を加え、白ワインを注ぎ、蒸し上げた一品。
仕上げにバジルとイタリアンパセリを散らしていた。
ムール貝の自然な旨みと白ワインの香りがよく合い、
バゲットでスープを余すところなく楽しめ、お酒のつまみにぴったり。

【サンマのコンフィと梨】(1870円)
サンマはエラだけ外して、塩、砂糖、ローズマリーなどのハーブでマリネ。
60~70度の低温のオリーブオイルで2、3時間ゆっくり火を通す(コンフィ)。
オーダーが入ったら表面に軽く焼き色をつけて、皿に盛り付け、
賽の目に刻んだ梨ときゅうり、ディルやタイムなどのハーブを添え、
レモンドレッシングとバジルオイルをかけて出てくる。
サンマの身が驚くほど柔らかくジューシーで、骨まで食べられる。
サンマの頭も香ばしく仕上がり、美味しい。
梨の甘みとレモンドレッシングの酸味がサンマの旨味と重なり、上品な味わいになる。

【マカロニチキングラタン】(1430円)
バター、小麦粉、牛乳でベシャメルソースを作り、
たっぷりの生クリームでソースを伸ばし、チキンとマカロニ、玉葱を絡める。
スキレットに流し込み、グリュイエールチーズをたっぷりかけてオーブンで焼く。
仕上げにイタリアンパセリとブラックペッパーを散らしている。
たっぷりの生クリームを使いながらも軽やかに仕上がっている、
濃厚でクリーミーなホワイトソースがチキンとよく合って、シチューぽくもある。
焦げたチーズの香ばしさもあり、マカロニが入っていて、ちょっと懐かしさを感じる一品。

【ホタテ貝柱のソテー アメリケーヌソース】(2200円)
アメリケーヌソースは、オマール海老の頭を炒め、白ワインとトマトペーストで煮詰めて作る。
ホタテの貝柱は軽く塩を振り、フライパンでソテー。
ブロッコリー、オクラ、ヤングコーン、紅芯大根、プチトマト、
ズッキーニなどの季節の野菜を、ホタテと共に皿に盛り付ける。
スプラウトやハーブなどを散らし、アメリケーヌソースをかけて出てくる。
サラダ仕立てになっていて、野菜のサックリした食感とホタテ貝柱の食感のコントラストが良い。
ホタテの甘みとアメリケーヌソースの濃厚な旨みが贅沢な一品。

【骨付きフライドチキン】(1980円)
鶏もも肉は、塩と数種類のスパイスで下味を付けておく。
コーンスターチ、小麦粉、牛乳で衣を作り、鶏肉にまとわせ、180度の油でカリッと揚げる。
ビネグレットを振った葉物野菜のサラダ、マスタードが出てくるので、お好みで。
外はカリッカリ、中はジューシーで、スパイスが効いていて、お酒がすすむ一品。
ボリューム満点なので、マスタードを使って味変すると良い。

【きなこ豚肩ロースのグリル】(2420円)
ハーフポンド(225g)ほどなのでボリュームがある一品。
肩ロースは、グリルで両面を焼き固め、オーブンでじっくり中まで火を入れる。
ソースは赤ワインとポルト酒、フォンドボー、トリュフで作り、バターで仕上げたもの。
普段はマスタードソースなのだが、前の料理でマスタードを使っているので変更してくれた。
しっかり煮込んだラタトゥイユを添えて出てきた。
柔らかな豚肉の旨味にトリュフの香りが重なり、食欲が増す。
ラタトゥイユの優しい酸味が良い箸休めになっていた。

【ステークフリット】(2860円)
こちらもハーフポンド(225g)ほどなのでボリュームがある一品。
US産アンガス牛リブロースを、ニンニクの香りをうつしたオイルを使って、フライパンでソテー。
表面を焼き固め、オーブンで中までじっくり火を通し、ブラックペッパーをしっかり振って出てくる。
フライドポテトを添えていた。添え物でカジュアルさが出ていて、良い。
塩、マスタード、粒マスタードがあるので、お好みで。
赤身の旨味をしっかり感じて食べ応えがある。

■■攻略法■■
ポーションが大きいので、2、3人で来て取り分けると良い。

■■チョッチュ■■
懐石やふぐなどの和食店に勤めていたので、和の食材を使った面白い一品があると嬉しいなぁ。
例えば、ふぐをフレンチで料理したり。

■■オススメ店■■
幸さん 中央区薬院 「ビストロ ミツ」

■■その他■■
客単価 : 飲んで食べて 7000~8000円くらい

お一人で料理しているので、混むとお待たせすることがあります。
美味しい料理のためなので、文句を言わないように。

ビールは、770円から。
ハイボールは770円から、カクテルは880円から。
ワインは、グラス880円から、ボトル5500円から。

人気メニュー ベスト3
3位 : 【牛ホホ肉の白ワイン煮込み】(3300円)
2位 : 【前菜盛り合わせ】(2200円)
1位 : 【マカロニチキングラタン】(1430円)

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