BUTCH COUNTDOWN RADIO
放送日:2024-09-27(金) 地域:城南区
スペイン料理 comedor HIDE
- TEL
- 092-707-4489
- 住所
- 福岡市城南区別府1-21-3
- ジャンル
- 洋食
- オープン日
- 2024年7月8日
- 席数
- 16席(カウンター4席)
- 営業時間
- 17:00~23:00(フード 22:00/ドリンク 22:30)
定休日:月曜日(今後不定休に変更の可能性あり)
- 調査日
- ■2024年9月13日
■天候 晴れ
■時間 20時00分
内容
今日ご紹介するのは、地下鉄「別府駅」を上がってすぐ、別府1丁目の交差点にあるスペイン料理のお店です。
入口は建物の階段の影になってちょっと分かりにくいかもしれませんが、
古いレンガのような外壁と木製の扉に大きなガラスで、中の様子が分かるようになっています。
内装は木の温かみがある雰囲気で、ハイチェアのカウンター席と、
ギンガムチェックのクロスがかかるテーブル席があります。
オーナーシェフの手柴さんは、バーテンダーからスタートし、和食を経て、スペイン料理の道へ。
ここでも紹介したスペイン料理店「Aire(アイレ)」を経て、独立。この道11年。
ここは、店名にスペイン語で「食堂」を意味する「コメドール」を付けているように、
ファミリーでも立ち寄れるような親しみやすい雰囲気を目指しています。
料理は、バスク地方をはじめ、スペイン全土の料理を取り入れ、
日本の食材を使いつつ、季節ごとにスペインのエッセンスを取り入れたものを提供しています。
天神から地下鉄だとたった10分のアクセスで、カジュアルかつリーズナブルにスペイン料理を楽しめるお店です。
チェック
アラカルトのみ
【お通し】(300円)
座ると出て来て、これが席料の代わりとなる。
内容は日替わりで、この日は「生ハム入りポテトサラダ」。
ポテトと卵を合わせた卵多めなポテトサラダに刻んだ生ハムを加え、
スペインの「ピコス」と呼ばれる鳥のくちばしに似たグリッシーニのようなクラッカーを添えて提供。
仕上げにブラックペッパーを振ることで味を締めている。
ちょっとしたつまみにぴったりで安定の味。
【スペインバスクのチーズ(イディアサバル)】(1100円)
カットしたチーズにピコスを添え、オリーブオイルを垂らして出てくる。
バスク地方のハード系チーズで、ゴーダチーズのように周りが茶色く、
強い癖がなくて、比較的食べやすいので、チーズに慣れていない人でも楽しめる。
ワインに合う一品。
【エビとタラのブニュエロ】(650円)
ブニュエロは、スペイン風の一口サイズの揚げ物で、コロッケの一種。
スペインでは甘いデザートになることもあるのだが、これはフィンガーフード的なタパスとして提供。
ジャガイモに、スペインでもポピュラーな食材である海老とタラを加えて作っている。
仕上げに塩を振り、アリオリソース(ガーリック風味のマヨネーズ系ソース)を添えて出てくる。
ホクホクしたじゃがいもの甘みの中に魚介類の旨味が加わり、そのままでも美味しい。
一口サイズで食べやすく、アリオリソースで味の変化も楽しめる。
【ムルシア風サラダ】(1100円)
スペインのムルシア地方でよく食べられるツナを使ったサラダ。
一般的なツナ缶とは異なり、カツオやマグロを使って、
あまり火を通しすぎずにオイル煮した自家製ツナを使っているのでジューシー。
それに、ゆで卵、オリーブ、ベビーリーフやトマトなどの新鮮な野菜を合わせ、
イタリアンパセリ、ニンジンのドレッシングやアリオリソースをかけている。
ゴロッとしたツナが美味しく、ドレッシングも優しいので、お酒のつまみになるサラダ。
【エビとマッシュルームのアヒージョ】(850円)
オリーブオイル、ニンニク、鷹の爪(唐辛子)でエビとマッシュルームをオイル煮したもの。
スペイン料理の代表的なタパスだが、通常パセリを添えるところを、この店では青葱を使用。
海老は頭の部分もオイル煮されているので、全体が食べられるようになっている。
ボリュームがある一品。
【ホタテとキノコ タルタル仕立て】(980円)
ニンニクで炒めたマッシュルームと玉子を使ったタルタルソース。
スライスしたバゲットを焼いて、上にタルタルソースをのせ、鉄板で焼いたホタテを重ねて出てくる。
仕上げにパプリカパウダーを振っていた。
軽いおつまみになる一品。
【ガリシア豚アドボ・バラの串焼2本】(900円)
スペイン北西部ガリシア地方の栗を食べて育つガリシア豚は、イベリコ豚と同様に風味豊かな肉質が特徴。
アボドとは、漬け込むことで、スパイスとニンニクをきかせた漬け地でマリネし、串に刺して炭火焼している。
粒マスタードやアリオリソースを添えているので、お好みで。
炭焼きしたスモーク感や、スパイスのアクセント、豚の甘みが一体となって美味しい。
【ガリシア豚の肩ロース】(980円)
先ほどはバラ肉だったが、これはガリシア豚の肩ロースを炭焼きしたり、薪焼きしたもの。
この日の付け合わせは焼いた南瓜で、青葱を散らしていた。
塩、マッシュルームのクリームソース、レモンを添えているので、お好みで。
ボリュームもあり、豚の脂に甘みがあり、美味しい。
【ミックスパエリア2人前】(3100円)※1人前も出来ます
スペイン・バルセロナで見られる、いわゆる漁師風パエリアで、サフランは使わない。
パエリアパンで生米から調理され、出汁や魚介類、野菜と一緒に炊き上げる。
この日の魚介類は、海老、ムール貝、鯛だった。
仕上げにアリオリソースと青葱を散らしている。
出汁を吸ったお米が美味しく、ちょっとしたおこげも良い。
焼き上げに30分~40分ほど時間がかかるため、注文は早めにすると良い。
■■攻略法■■
ワインはボトルが美味しくてリーズナブルだったので、たくさん飲む人はボトルで頼むべし。
■■チョッチュ■■
福岡とスペインのコラボのような、博多の食材を使った一品を日替わりでもいいので作って欲しいなぁ。
■■オススメ店■■
手柴さん 福岡市南区野間 「焼鳥寛至」
■■その他■■
客単価 : 飲んでた食べて 4000~5000円くらい
料理はお一人でされているので、忙しい時はお待たせすることもあります。
美味しい料理のためなので文句を言わないように。
ビールは、650円から。
ハイボールは、550円から。
ワインは、グラス600円から、ボトル4400円から。
人気メニュー ベスト3
3位 : 【ムルシア風サラダ】(1100円)
2位 : 【ガリシア豚アドボ・バラの串焼2本】(900円)
1位 : 【ミックスパエリア2人前】(3100円)