BUTCH COUNTDOWN RADIO
放送日:2024-07-19(金) 地域:中央区
ニュー松坂 西中洲店
- TEL
- 092-406-6228
- 住所
- 福岡市中央区西中洲4-17 であい橋ビル2F
- ジャンル
- 洋食
- オープン日
- 2024年5月30日
- 席数
- 41席(個室あり)
- 営業時間
- 11:00~15:00(L.O.14:00) /
17:00~22:00(L.O.21:00)
定休日:不定休
- 調査日
- ■2024年7月5日
■天候 晴れ
■時間 19時30分
内容
今日ご紹介するのは、西中洲のであい橋近くの新しいビルの2階にオープンした鉄板焼きのお店です。
2階に上がり、店内は、入口付近に大きなカウンターと、
中洲の街の明かりと那珂川を眺めながら楽しめるカウンター席、個室があります。
まるでホテルのような豪華な内装で、とても落ち着いた大人な雰囲気です。
ここは、1956年に東大阪で創業した老舗の鉄板焼きのお店が、関西、東京に続き、
7店目として九州初上陸を果たしたお店です。
老舗だけに肉には強く、神戸牛、松阪牛をはじめ、各地のブランド黒毛和牛などを使い、
魚介類や野菜もこだわって仕入れています。
そこにホテルクラスの高級感がある内装とホスピタリティなのに、価格は抑えています。
西中洲店では、1名9900円や15400円、アニバーサリーで2名33000円などのコースがあります。
お話しは、料理主任の小林さんと、ソムリエの西谷さんにお伺いしました。
ここのコース料理は、魚介類や牛のブランド、部位などを
ある程度選ぶことができるプリフィックスのようなシステムになっています。
中には追加料金を支払うことでグレードをアップできるものもあります。
もちろん、単品メニューもあるので、追加注文も可能です。
シェフが目の前で様々な食材を調理していき、贅沢な時間と空間を楽しめるお店です。
チェック
コースとアラカルト
当日でも受け付けることもあるが、席や食材などの関係もあるので、事前予約が望ましい
個室のみ別途部屋代がかかる
我々は、【ニュー松阪コース(ステーキと海鮮)】(9900円)を頼んだ。
【ニュー松阪コース(ステーキと海鮮)】(9900円)
【黒毛和牛サーロインの炙り寿司】
肉はその時の良いものを使うようにしていて、この日は、鹿児島県産の黒毛和牛。
それを分厚く切って、肉叩きで優しく叩いて20cm以上に薄く延ばし、繊維を切って柔らかくする。
寿司飯の上に肉を被せて登場し、目の前で上からバーナーで炙り、
特製のステーキ醤油を鉄板で煮詰めたものを垂らす。
山葵を添えているので、お好みで。
口の中に入れると脂の甘さが広がり、とろけていく。
これは、全コースに共通する一品で、追加注文する人もいる。
【季節の前菜】
この日は、黒ミル貝とブラックオリーブのタプナードソース。
タプナードソースは、ニンニク、アンチョビ、ブラックオリーブなどをペーストしたもの。
黒ミル貝に、トマト、オクラ、水茄子とタプナードソースを和えて出てくる。
洋食でいうカクテル仕立てのマリネのようなもの。
【ニュー松坂名物白菜のソテー】
創業当時からずっと愛されているメニュー。
実は、創業当時が中華料理店であり、その当時に出していた人気メニューの名残り。
白菜を芯や葉などに分けてスティック状に縦にカットする。
味付けは、合わせ塩と白ワインだけの非常にシンプルなものだがクセになる。
これも、全コースに共通する一品。
メイン I
どれかひとつを選ぶ。個人別で良い。プラス価格があるものは追加料金が必要。
【オマール海老のソテー】
【活車海老とホタテ貝柱の鉄板焼】
【鮮魚とホタテ貝柱のポワレ】
【活鮑のステーキ】(プラス4400円)
我々は、【オマール海老のソテー】と、【活車海老とホタテ貝柱の鉄板焼】を選んだ。
【オマール海老のソテー】は、テールだけを鉄板で焼いていき、塩胡椒、バター、白ワインで味付け。
パセリの香草バターソースをかけていて、この香ばしさが海老によく合う。
身がプリプリしていて、食べ応えもある。
【活車海老とホタテ貝柱の鉄板焼】は、活車海老を串に刺してじっくり焼いていき、殻を剥く。
ホタテの貝柱は焼いた後に半分にカット。
海老とホタテには、自家製ソースアメリケーヌをかけていた。
海老の頭と足と尻尾は鉄板に押し当てて煎餅にしているので、お酒のアテにどうぞ。
ソテーしたアスパラ菜とアスパラもどきを添えていた。どちらも福岡県産。
これが意外に単なる添え物以上の美味しさ。
【彩り野菜のサラダ】
生野菜サラダで、サニーレタス、フリルレタス、水菜、玉葱、紅くるり大根に
りんごベースのドレッシングをかけて、まとめている。
酸味をきかせているので、脂が多い肉料理の前の口直しに良い。
【焼き野菜3種】
メインの肉の前に焼き野菜が出てくる。
この日は、肥後の赤茄子、ズッキーニ、デストロイヤー、じゃがいもの練り物。
赤茄子はバター焼きし、ズッキーニは香りを邪魔しないようにシンプルに油のみで焼く。
デストロイヤーは、皮が赤いジャガイモの品種で、一度蒸したものを、目の前の鉄板でバター焼き。
それに、円筒状に成型したじゃがいもの練り物が出てくる。
メイン II
どれかひとつを選ぶ。個人別で良い。プラス価格があるものは追加料金が必要。
【黒毛和牛ステーキ(サーロイン100gまたはフィレ70g)】
【A5ブランド牛ステーキ(サーロイン100gまたはフィレ70g)】(プラス2200円)
【神戸牛ステーキ(サーロイン100gまたはフィレ70g)】(プラス6600円)
【松阪牛ステーキ(サーロイン100gまたはフィレ70g)】(プラス6600円)
数量限定【シャトーブリアン70g】(プラス3300円)
数量限定【A5ブランド牛シャトーブリアン70g】(プラス5500円)
数量限定【神戸牛シャトーブリアン70g】(プラス9900円)
数量限定【松阪牛シャトーブリアン70g】(プラス9900円)
我々は、【黒毛和牛ステーキ(サーロイン100g)】、A5ブランド牛ステーキ(サーロイン100g)】、
【松阪牛ステーキ(サーロイン100g)】をチョイスして、食べ比べした。
最初に肉のプレゼンテーションがあり、この日の黒毛和牛は佐賀牛、A5ブランド牛は仙台牛。
焼き方は、ミディアムレアにした。
薬味として、ガーリックチップ、山葵、黒胡椒のペースト、
マルドンの塩、ヒマラヤのブラック岩塩が出てくるので、お好みで。
黒胡椒のペーストは、生の黒胡椒を塩漬けして潰したもので、香りが良い。
黒毛和牛(佐賀牛)は、結構脂があり、ずっしりとした味わいで、余韻がある。
A5ブランド牛(仙台牛)は、脂がねっとりして肉質がしっかりした味わい。
松阪牛は、脂の量が多く、サラッとしていたが、肉質はとろける感じで旨味がしっかりしている。
こうやって食べ比べできるのは、楽しい。
お食事
どれかひとつを選ぶ。個人別で良い。プラス価格があるものは追加料金が必要。
【白ご飯(赤だし・香の物)】
【鉄板焼きロールパン】
【焼きパスタ】(プラス550円)
【特製ガーリックライス(赤だし・香の物)】(プラス550円)
【黒毛和牛のだし茶漬け(香の物)】(プラス550円)
我々は、【鉄板焼きロールパン】、【焼きパスタ】、【特製ガーリックライス(赤だし・香の物)】をチョイス。
【鉄板焼きロールパン】は、バターをたっぷり染み込ませて、表面がカリッと仕上がっている。
【焼きパスタ】は、茹でたパスタを焼きそばのように、ほうれん草、もやし、
黒毛和牛の切り落としなどと一緒に鉄板で焼いて、仕上げに目玉焼きをのせる。
パスタはちょっと太めの2mmを使い、味付けは白ワインとバターがベースで、家庭的な味。
【ガーリックライス】は、玉子を鉄板に落として、その上にご飯を広げて、ガーリックオイルで炒めていく。
具材は、葱と黒毛和牛の切り落とし、ガーリックチップで、仕上げに醤油を垂らして味付け。
香ばしさが良く、牛肉の旨味も感じ、締めにぴったり。
赤だしと香の物も一緒に出てくる。
【本日のデザート】
季節によって変わるが、この日は、黒蜜とヨーグルトのグラッセ。
それに、シフォンケーキ、ブルーベリー、アメリカンチェリー、パイナップルを添えていた。
【コーヒー又は紅茶】
■■攻略法■■
2、3人だとコースの中の肉は別々のものを頼み、食べ比べすると良い。
予約時に、席の指定、シェフの指定もできるので、少人数なら川が見える席を取るのも良い。
■■チョッチュ■■
我々は、肉のプリフィックスで3種の肉をチョイスしました。そこで、肉をどの順番で焼くのかを確認して欲しいなぁ。
■■オススメ店■■
小林さん 西中洲 「原価焼肉 げん 西中洲店」
■■その他■■
客単価 : コースを頼んで飲んだだけ
ビールは、生880円から、瓶990円から。
ウイスキーは、880円から。
日本酒は、880円から。
焼酎は、880円から。
ワインは、グラス1430円から、ボトル6600円から。
コースは、【ニュー松阪コース(ステーキと海鮮)】(9900円)を頼む人が多い。
次に多いのは、黒毛和牛を堪能できる【和牛づくしコース】(12100円)。