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放送日:2024-02-23(金) 地域:中央区
casual 割烹 弓木野
- TEL
- 092-600-0104
- 住所
- 福岡市中央区清川9-20 アップフェル 2F
- ジャンル
- 和食
- オープン日
- 2024年1月15日
- 席数
- 16席(カウンター10席)
- 営業時間
- 11:00~14:00入店 / 17:00~23:00(L.O. 22:30)
定休日:不定休
- 調査日
- ■2024年2月9日
■天候 くもり
■時間 19時30分
内容
今日ご紹介するのは、那の川1丁目交差点の近くにある、気軽に割烹料理を楽しんでもらうお店です。
大きな看板があるわけではないのでちょっと分かりにくいですが、新しい建物の横にある階段から2階に上がり、
木目を活かしたすっきりした店内には、オープンキッチンのカウンター席とテーブル席があります。
店主の弓木野さんは、鹿児島出身で、京都の料亭「和久傳」で5年、和食のお店で3年修行し、福岡へ。
福岡でいくつかのお店で修業したのち、この店を独立オープン。この道15年。
魚介類は長浜、柳橋などで仕入れ、牛肉は伊万里まで出向いて買い付けるなど、
自分の目で確かめたり、信頼できる業者から仕入れています。
美味しい割烹料理とお酒を気軽にゆったり楽しめるお店です。
チェック
アラカルトは、グランドメニューと日替わりがある
グランドメニューはオープンして間がないので、まだ変わっていく
コースはないは、要望があれば前日まで2名様からで7000円くらいから作ることはできる
【お通し】(500円)
座ると出てきて、これが席料の代わりとなる。
内容は日替わりで、小鉢が2品出てくる。
この日は「小松菜のおひたし」と「蕪の梅肉醤油添え」。
「蕪の梅肉醤油添え」は、蕪を湯通しして出汁で炊き、薄くスライスして皿に盛り付け、梅肉醤油を添える。
最初に和食らしい一品が出てきて、さっぱりと食べられて良い。
【お刺身盛り合わせ】(1人前1100円)
1人前が5種盛りになり、内容は日替わり。
この日は、マグロ(対馬)、カンパチ(鹿児島)、シマアジ(大分)、太刀魚の炙り、鰆の炙り。
山葵、塩を添えていて、醤油もあるので、お好みで。
実は大葉に隠れてシャリ玉もあり、米酢の他に醤油も混ぜているので、少し赤い。
好きな刺身をのせて、自分でお寿司にすると良い。
刺身は魚種によって厚さを変えるなど、魚本来の味わいを楽しめるように工夫していた。
【かぶとミカンのサラダ】(990円)
野菜とフルーツを合わせたもので、季節により内容は変わる。
蕪は薄切りし、ミカンは輪切りして、皿に盛り付け、オリーブオイル、塩を振り、
生ハム、セルバチコを散らして出てくる。
サクサクした蕪の甘味、ミカンの酸味、生ハムの塩気のバランスが良く、
セルバチコがアクセントになっている。
【マスカルポーネチーズと昆布佃煮】(630円)
自家製の昆布の佃煮とマスカルポーネチーズに、山葵を添えたシンプルな一品。
チーズがあっさりしているので、昆布を濃いめに炊いているのがポイント。
チーズと昆布は別々で食べても良いし、一緒に食べると甘じょっぱさがあり良い。
お酒のあてにぴったり。
【茗荷とじゃこのグラタン】(1280円)
牛乳、バター、小麦粉で作った少し硬めなベシャメルソースに、ホタテを加えて甘味を引き出し、
香味野菜の茗荷、旨味のじゃこを加えてさらに練って、グラタン皿に入れてグリラーで焼く。
仕上げに刻み茗荷、揚げたじゃこ、千切りした大葉を盛り付け、食感の変化を出す。
茗荷とじゃこのシャキシャキした食感が良く、ホタテの旨味が味をまとめている。
パッと見た目はグラタンに見えない、ちょっと面白い一品。
【鶏と山椒のクリームコロッケ】(2個880円)
砂ずりのミンチを使い、山椒の実の醤油炊き(有馬山椒)、
ベシャメルソースで練り上げて、衣をつけて揚げたもの。
塩、粉山椒を添えているので、お好みで。
有馬山椒はアクセントくらいなのでそんなに辛くはないが、山椒の香りが口に広がる。
鶏ミンチの粒粒した食感も良い。
粉山椒をたっぷり振ると、さらに美味しい。
ベシャメルと山椒がこんなに合うとは思わなかった。
【ピスタチオの天ぷら】(780円)
ピスタチオに衣をつけて揚げ、カレー塩をまぶしたシンプルな一品。
最初はしっとりしているが、ちょっと時間を置くと、サクサクとした食感に変わるのも面白い。
クセになる味で、お酒のあてにぴったり。
【ウニドッグ】(2200円)
【トロタクドッグ】(1650円)
いわゆる手巻き寿司だが、完全に巻かない形で出てくる。
有明産の海苔の上に米酢と醤油を混ぜたしゃりをのせ、
その上に具材がのって、手巻き寿司用の木製スタンドで出てくる。
ウニドッグには、北海道のウニをたっぷりのせていた。
トロタクドッグには、直接仕入れた対馬産鮪と沢庵を細かく刻んで、いくらをたっぷりかけていた。
しゃりに醤油の味が付いているが、足りない人は醤油も出てくるので、お好みで。
見た目よりもしっかりしたボリュームがあり、〆でもちょっとした小腹が空いた時でも良い。
■■攻略法■■
予約時にカウンター席をお願いするべし。
■■チョッチュ■■
メニューをカテゴリー別にして、もう少し分かりやすくして欲しいなぁ。
せっかく「和久傳」で修業したので、もうちょっと京都っぽいメニューがあってもいいかなぁ。
■■オススメ店■■
弓木野さん 福岡市南区 「和ごころ 野内」
■■その他■■
客単価 : 飲んで食べて 6000~7000円くらい
ビールは、生660円から、瓶660円から。
ハイボールは、550円から。
焼酎は、グラス550円から。
日本酒は、1合1000円から。
人気メニュー ベスト3
3位 : 【出汁巻き玉子と鶏スープ】(900円)
2位 : 【タイフライ タルタルいくらのせ】(1600円)
1位 : 【トロタクドッグ】(1650円)、【ウニドッグ】(2200円)