BUTCH COUNTDOWN RADIO
 
放送日:2024-02-16(金) 地域:南区
天ぷら なすび
- TEL
- 092-521-0030
- 住所
- 福岡市南区大楠2-17-5
- ジャンル
- 和食
- オープン日
- 2021年6月16日
- 席数
- 32席(カウンター8席)
- 営業時間
- 11:30~14:30(L.O. 14:00) / 
 17:30~21:30(L.O. 21:00)
 
 定休日:水曜日
- 調査日
- ■2024年2月2日
 ■天候 晴れ
 ■時間 19時45分
内容
今日ご紹介するのは、那の川のサニーの近くにある天ぷら屋さんです。									
白壁に木の看板、黄色の暖簾がかかっているので、すぐに分かります。									
	店内は、入口付近にカウンター席、奥にテーブル席があり、内装は伝統色を使った和の装いです。								
店主の柿本さんは朝倉出身で、関東に住んでいた頃に、									
		関東にはない福岡ならではの大衆天ぷらが面白いと思い、天ぷらの修行をスタート。							
	くうてんの「銀座 天一 博多店」で2年、「博多天ぷら たかお」での6年間を経て、この店を独立オープン。								
	この道11年です。								
この店は、江戸前の高級店と大衆店の中間のような天ぷらの楽しみ方ができます。									
	天ぷら粉は冷凍庫で冷やしたり、粉を溶くにも冷水を使うなどの基本はしっかり守り、								
	幅広い食材を扱い、大衆天ぷらならではな感じで予約をしなくても入れ、								
	夜でも定食を食べたり、お酒を楽しんだり、思い思いの使い方ができるお店を目指しています。								
	例えれば、フラッと立ち寄れる焼き鳥屋さんのような感じです。								
魚介類は、身内がいる柳橋で仕入れ、野菜は福岡のものを中心に、特に地元・朝倉のものを仕入れています。									
また、揚げ油はキャノーラ100%です。									
あまり気取らずに、美味しいお酒と食事を楽しめ、一人から仲間と、家族でも通えるお店です。
チェック
アラカルトとコース									
コースは4900円で、要前日予約になり、1名様からの受付									
	コースの内容は、小鉢、対馬産炙り穴子刺し、旬の天ぷら9品、〆のお食事。								
ノーチャージ								
							
									
【活〆対馬産炙り穴子刺し】(980円)									
	使用する対馬産の穴子は500gほどの大きなもの。								
	それを活け締めして皮目を炙り、刺身にする。								
	もちろん、中骨は取り除くが、骨切りはしない。								
	皿の上に、こんもりと卸ポン酢を盛り付け、それを覆うように刺身を並べ、								
	彩で花穂紫蘇、山葵を添えて出てくる。								
	卸ポン酢を崩しながら穴子と一緒に頂く。								
	大きな穴子を使っているので、身が厚く、食べ応えがある。								
	この大きさの穴子を骨切りをしていないのに、骨を全く感じないのが不思議。								
									
【さっぱり浅漬】(400円)									
	自家製の浅漬けで、野菜を一晩くらい漬けたものになる。								
	野菜は季節によって変わり、この日はキャベツ、蓮根、にんじん、ミニトマトなどだった。								
	口の中がさっぱりして口直しに良いので、1つ頼んでおくと良い。								
									
天ぷら									
	単品は魚介、肉、野菜、変わり揚げなどで30種類ほど、								
	本日のおすすめで10種類ほど、それに盛り合わせがある。								
	全体的に衣はきちんとしているが、軽い仕上がり。								
	夜は揚げたてを1貫ずつ、目の前の皿に出すスタイル。								
	テーブルに岩塩、カレー塩があり、天つゆと大根卸が出てくる。								
		天つゆ、大根卸は結構使ってもお替わりできる。							
									
【天ぷらおまかせ5種】(1300円)									
	内容は日替わりで、この日は、海老、ブロッコリ、大根、白子、ささみ大葉だった。								
	海老 : バナメイエビ。最近のバナメイエビは美味しくて、身もふっくら仕上がっていた。岩塩が合う。								
	ブロッコリ : 糸島産のスティックセニョールという品種で、葉と茎を切り分けて揚げていた。								
		火を通すことで甘さが出て青臭さが少なくなる。葉もそうだが、パキパキした茎が美味しい。							
	大根 : 鰹出汁で薄く炊いて天ぷらにしたもの。								
		衣は立っているが、中は柔らかく、噛むとジュワッと出汁がしみ出してくる。							
	白子 : 北海道昆布森産の真鱈の白子。クリーミーでクセがなく美味しい。岩塩が合う。								
	ささみ大葉 : ささみをスライスして大葉で巻いて衣を付けて揚げたもの。								
		ささみは火の通りが早く、揚げ加減が難しいが、ジューシーに仕上がっていた。カレー塩が合う。							
	これだけ食べてこの値段はお得。								
									
【穴子】(580円)									
	こちらも活け締めに使っているのと同じ、対馬産の500gほどの大きな穴子。								
	骨切りはしていないが、骨はまったく感じない。								
	大きくて身はふっくらして食べ応えがある。								
	肉肉しいので、カレー塩が合う。								
									
【鱚(小サイズ)】(450円)									
	姪浜で揚がったもの。								
	大きさは仕入れによって変わり、まだ旬前だったので、少し小ぶりだった。								
	身はふわっとしていて、小ぶりでも美味しい。								
	岩塩が合う。								
									
【赤茄子】(250円)									
	熊本産の赤茄子に衣をつけ、天ぷらとしてはかなりの長時間、								
			ゆっくりと火を入れることで、中がトロトロになっていた。						
	それを天つゆにつけて食べると、「茄子の揚げ出し」のような感じになる。								
	サクッとした衣の中のトロトロの茄子が非常に美味しい。								
									
【牡蠣】(390円)									
	広島産の牡蠣を使った天ぷら。								
	皿の上に置いた牡蠣殻に盛り付け、レモンを添えて出てくる。								
	レモンを絞って、岩塩で食べると良い。								
	フライと違い、天ぷらは衣の主張が強くないので、より牡蠣の味が分かる。								
									
【椎茸海老づめ】(490円)									
	海老は、ゴロゴロした食感を残す程度にたたいて少し練り、								
	椎茸の傘の裏につめて、衣を付けて揚げ、食べやすいように4つにカットしたもの。								
	そのままでも十分だが、お物足りない方は岩塩をどうぞ。								
	椎茸が肉厚でジューシーな上、ゴロッとはっきり分かる海老の旨味が堪らない。								
									
【海老天むす】(490円)									
	天むすというと、名古屋名物の三角おにぎりをイメージするかもしれないが、全く違う。								
	広げた海苔の上に、少量の御飯、大葉、海老の天ぷらを重ねて、自家製天丼のタレをかけて出てくる。								
	それを自分で手巻きして食べるというスタイル。								
	御飯が少ないので、食事というよりお酒のアテのような感じ。								
	柴漬けも添えてあった。								
	パリパリの海苔の風味がよく、ちょっとしたしのぎにもなる。
■■攻略法■■								
【天ぷらおまかせ5種】はお得なので、まずはコレを頼み、足りない分は好みで単品を頼むと良い。									
【海老天むす】は、がっつり食事系ではないけれど、最初に小腹が空いた時頼むのも良い。									
セコイですが、大根卸を天つゆに浸すとおつまみになる。ちょっと七味をかけるとさらに美味。		
■■チョッチュ■■							
天ぷらだけではなく、炙りものももう少し多いといいかなぁ。つまみのバリエーションが増えます。									
揚物がメインになるので、酸味が利いたものや生野菜系の一品があると嬉しいなぁ。							
■■オススメ店■■
柿本さん 春吉 「とりかわ 宝家」	
■■その他■■	
客単価 : 飲んで食べて 5000円前後									
									
ビールは、生450円から、瓶700円から。									
ハイボールは500円から、サワーは450円から。									
焼酎は、グラス400円から、二合1200円から、ボトル2500円から。									
日本酒は、グラス550円から、一合1000円から。									
ワインは、グラス600円から、ボトル4000円から。									
									
人気天ぷら単品メニュー ベスト3									
	3位 : 【穴子】(580円)								
	2位 : 【大根】(150円)								
	1位 : 【鱚(小サイズ)】(450円)