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BUTCH COUNTDOWN RADIO

ザ・メシュラン

放送日:2024-01-05(金) 地域:中央区

ジンギスカン やなぎ

TEL
092-731-0194
住所
福岡市中央区春吉2丁目2-11 103
ジャンル
焼肉
オープン日
2023年11月11日
席数
12席(カウンターのみ)
営業時間
18:00~6:00(L.O. 5:00)

定休日:月曜日
調査日
■2023年12月22日
■天候 雪
■時間 19時30分
URL
https://www.instagram.com/genghiskhan_yanagi/

内容

今日ご紹介するのは、春吉2丁目の交差点の近くにあるジンギスカンのお店です。
提灯と白い暖簾がかかり、大きくアルファベットで「GENGHIS KHAN」と書いているので、すぐに分かります。
店内は、カウンター席のみで、昭和レトロな雑貨が飾られ、BGMも昭和歌謡で、とてもノスタルジックな雰囲気です。
ジンギスカンだと匂いが気になる人もいるかと思いますが、ハンガーには洋服のカバーもあります。
大将の柳さんは、焼鳥店や今泉にある「グランドミラージュ」のマネージャーなどを経て、
ラム肉が好きなことと、ジンギスカンでやりたいことがあったので、この店をオープン。この道18年。
ただ、これまでジンギスカンのお店で修業したわけではないので、ルートの確保など問題が山積みだったそう。
羊肉は、ラムもマトンもあり、ラム肉はオーストラリア産を中心に、
マトンはフランス産で独特の香りが少ないものを仕入れています。
また、ハツやタンなどのあまり見かけない部位もあり、全体的にリーズナブルです。
ちなみに、生後1年未満の仔羊がラム肉になり、1年半以上は大人の羊でマトンになります。
そして、大将曰く「羊肉はローカロリーで胃もたれしにくいから
夜中に食べても大丈夫」ということで、なんと、朝6時まで開いています。
お一人様も歓迎で、複数人でも楽しめ、1軒目でも夜中に困ったときの2、3軒目としても使え、
リーズナブルにジンギスカンを楽しめるお店です。

チェック

基本、アラカルト。
ジンギスカンの他に、羊肉料理、羊肉を使わない一品メニューもある。

【お通し】(300円)
座ると出てきて、席料の代わりとなり、さっぱりしたものを出すように心がけている。
内容は日替わりで、この日は「刺身こんにゃくの酢味噌和え」と「小松菜のおひたし」。

【クリームチーズ数の子】(680円)
少し塩を残し気味で塩抜きして刻み、クリームチーズと和えて削り節を振りかけたもの。
数の子の塩辛っぽくなっていてチーズの甘さと合い、お酒のつまみになる。

【とうもろこしのポテサラ(半熟卵のせ)】(680円)
ポテトは粗目に砕き、隠し味の味噌ととうもろこしを加えたもの。
野菜は入ってなく、いわゆる「大人のポテサラ」。
フライドオニオンと乾燥パセリを散らし、燻製した半熟卵をのせて出てくる。
卵を崩して混ぜ、ポテトサラダを完成させて頂く。
卵の燻製香がよく、とうもろこしの甘さが良い。

【ラム肉のたたき】(1100円)
皿の上にオニオンスライスを敷き、その上にたたきにしたラムヒレをのせ、
胡麻を振り、小葱と柚子胡椒を添えて出てくる。
ポン酢が一緒に出てくるので、お好みで。
あっさりしてて、クセもなく美味しい。

【ジンギスカンセット】(1人前 1100円)
この店のジンギスカンのスターターセットになり、ジンギスカンを食べる時は必ず人数分注文する。
セット内容は、ラムヒレ100g、もやし、タマネギ、白ネギ、パプリカ、ピーマン。
すり鉢に入った胡麻が出てくるので、自分ですってタレに合わせる。
タレは、特製醤油ダレと味噌ダレの2種類。
それに、クミンをメインに7、8種類のスパイスを調合した、スパイスの合わせ塩も出てくるので、お好みで。
目の前にセットされたジンギスカン鍋で自分で焼いていく。
焼く前に塗る脂は牛脂ではなく、オリジナルで作った羊の脂。
肉は盛り上がっている部分に置いて、野菜は鍋の周囲の溝に置き、滴ってくる脂で焼いていく。
すると、羊の脂で野菜も甘く仕上がる。
ラムヒレは、スジもなく柔らかく食べやすい。

ジンギスカン追加メニュー
「ラム赤身3種盛り」「ラム肉5種盛り」の他に、肉の単品、「野菜盛り」「キノコ盛り」などがある。

【ラム肩ロース】(1人前980円)
少し繊維質で歯ごたえも良く、脂がある部位。
赤身と脂のバランスがよく、とてもジューシー。

【ラムタン】(1人前980円)
羊なのでタンは小さいため、1人前で1.5匹分になる。
コリコリした食感で、豚や牛のタンよりも肌理が細かく、特有のクセも少なくて美味しい。

【ラムハツ】(1人前780円)
これはあまり見ない部位。
こちらもクセが少なく、あえて大きくカットしていて、サクサクした食感を楽しめる。
弱火でじっくり焼くと良い。

【ラムチョップ】(1本1080円)
とても大きなラムチョップで、これも弱火でじっくり焼き上げていく。
厚さもあるので、周りを焼いたらハサミで刻んで中まで火を通していくと良い。
独特の風味と旨味があり、お酒がすすむ一品。

【マトン(ショルダー)】(890円)
日替わりメニューからチョイス。
実は、フランス産のロックフォールマトンで、高級品。
匂いもなく、ミルキーでコク深く、肉の旨味が濃くて美味しい。

■■攻略法■■
ジンギスカンには追加メニューで肉の盛り合わせがありますが、どれにもラムヒレが入っています。
ラムヒレをお代わりしたくなければ、好きな肉を単品で頼んでバリエーションをつけると良い。

■■チョッチュ■■
ラムチョップは大きくて美味しく、洋酒にとても合います。
ただ、ウイスキーは1種類でワインはカップのみなので、もう少し選択権があると嬉しいなぁ。
ちなみに、ドリンクメニューにのっていない焼酎がカウンターにもあるので、メニュー表を整理して欲しいなぁ。

■■オススメ店■■
柳さん 中央区大名 「大名カレー中村屋」

■■その他■■
客単価 : 飲んで食べて4000円前後

ビールは、生580円から、瓶680円から。
サワーは、グラス580円から、なかのおかわり300円から。
ハイボールは、480円から。
焼酎は、480円から。
日本酒は、580円から。
ワインは、カップ480円。

1月は、定休日以外に、1月9日もお休みです。

人気ジンギスカン単品追加メニュー ベスト3
3位 : 【ラム肩ロース】(1人前980円)
2位 : 【ラムタン】(1人前980円)
1位 : 【ラムハツ】(1人前780円)
※ジンギスカン以外のアラカルトメニューでは、【ラム肉のたたき】(1100円)、
ラムの出汁を使った【ラムの味噌汁】(390円)が人気。

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