内容

今日ご紹介するのは、大池通りと若久通りの分岐の近くにある炭焼き屋さんです。
大通りに面した建物の1階にあり、全面ガラス張りで大きな暖簾がかかっているので、すぐに分かります。
店内は、木をふんだんに使っていて大きなカウンターとテーブル席があり、いつも活気に溢れています。
ここは、大宮の人気店「焼き鳥の軍ぞう」の2号店です。
通常の焼き鳥店が、焼鳥オンリーなのに対し、こちらは焼き鳥の他に、低温調理や炭火焼
おでんや揚げ物などの一品物もメニューに並び、つまみのバリエーションが豊富なことが特徴です。
店長の久保田さんは、寿司店で1年修行後、福岡の有名焼鳥店で5年、その後「焼き鳥の軍ぞう」で11年。
そして、6年前にこの店を任せることになりました。この道18年です。
鶏はブランドよりも鮮度を重視して仕入れています。
焼鳥と一品料理を味わいながら、仕事帰りやちょっとした集まり、ファミリーでも良い、
リラックスして和気あいあいを食事とお酒を楽しめるお店です。

チェック

アラカルトとコース

【お通し】（385円）
座ると酢ダレがかかったキャベツを盛った大皿と小鉢が出てきて、これが席料の代わりとなる。
小鉢はだいたい2、3品用意して、人数に合わせて出てくる。
この日は、「ばい貝の旨煮」と、「鴨ロースのスモーク」。

【国産牛の牛ハツ刺し（低温調理）】（748円）
まずは、一品物から注文。
ハツは、スチームコンベクションを使い、60度で2時間ほど調理したもの。
クセも少なくなり、とてもジューシーに仕上がっている。
葱、卸生姜、鹿児島の黒糖醤油があるので、お好みで。
この醤油が甘くてコクがあり、ハツにも合う。

【フワットロ　穴子ポテト】（638円）
ある日、穴子の上にバターをのせた寿司を見た時に閃いた一品。
穴子は、一度蒸しているので、フワッとしている。
バター強めのマッシュポテトを作り、その上に寿司ネタのように穴子をのせて、
焼鳥のタレをベースにした詰めを塗り、山葵をのせて出てくる。
ポテトが意外にも味の邪魔をせず、バターのコクが穴子と合う。

串物
串物は、全般的に大きい。
備長炭を使って近火の強火で焼き、炭床に火の弱い場所を作って調整するなどして仕上げる。
単品での注文の他に、「おすすめ5本セット」などもある。

【和牛サガリ】（638円）
大きめにカットしたサガリの間に、玉葱、ミニトマト、しし唐を刺して、タレ焼きしたもの。
和芥子を添えているので、お好みで。
サガリは厚めだが、とても柔らかい。

【とり肝】（165円）
ゴロゴロ大きくカットしたとり肝の間に玉葱を刺してタレ焼きしたもの。
和芥子を添えているので、お好みで。
肝は大きいが中までしっかり火も通り、柔らかい。

【砂ズリ】（165円）
ゴロゴロ大きくカットした砂ズリの間に玉葱を刺して塩焼きしたもの。
余分なものを切り落として食べやすくしている。
コリコリした食感と砂ズリ特有の旨味が良い。

【むね身】（198円）
皮なしのむね身を串に刺して塩焼きしたもので、ジューシーな仕上がり。
塩が引き出した旨味もしっかり感じる。
柚子胡椒を添えているので、お好みで。

【モッツアレラ生ベーコン巻き】（275円）
モッツアレラも生ベーコンもしっかり大きめで、串に刺し、胡椒を振って焼いたもの。
トロッと溶けたチーズとベーコンの相性がよく、お酒にぴったりな一品。

【手作りつくね】（220円）
鶏肉のミンチにヤゲン軟骨を砕いたものを混ぜ、串に握って貼り付けて丸く成型。
それをタレ焼きしたもので、和芥子を添えているので、お好みで。
フワッとした中にある軟骨の食感がよく、ボリュームもあってこの価格は安い。

【とり皮】（165円）
60～70gほどの首の皮が刺さっている。
皮なので焼いて多少は縮まるが、それでも4、5本食べたらステーキ1枚並みのボリューム。
それをタレ焼きしたもので、和芥子を添えているので、お好みで。
カリッと香ばしい部分もあり、お酒に合う。

【大きな赤エビ】（1尾352円）
炉端焼き系は、旬の食材を使い、ホタテやサザエなどの海鮮や野菜で8種類ほどある。
その中からのチョイス。
足をカットして、殻付き、頭付きで串に刺して焼いたもの。
結構な大きさがあり、頭の中に味噌もたっぷり入っていて美味しい。

【いか焼き】（528円）
炉端焼きと言えば外せない一品。
生のスルメイカの半身を炭火で炙って出てくる。
一味マヨネーズを添えているので、お好みで。
適度な歯ごたえがあり、やっぱり酒飲みにぴったり。
これがあれば、しばらく飲める。

【特製アジフライ】（748円）
刺身用アジ半身を使ったフライは、食べやすいようにカットして出てくる。
紫蘇のタレを添えているので、お好みで。
このタレは、甘めの三杯酢に梅肉と紫蘇を加えて作ったもの。
カリッと揚げ、中はレアめなので、アジの風味もしっかり感じる。

【山芋の竜田揚げ】（605円）
山芋を、ダシ、醤油、味醂、砂糖などで作った竜田地で甘辛く炊いて、冷やして味をしみ込ませる。
注文が入ってから、それを揚げて、自家製タルタルを添えて出てくる。
このタルタルは、どちらかというと「たまごサラダ」のような感じ。
サクサクした山芋にはしっかり味が染み込み、タルタルを加えることで洋風になるのも面白い。

■■攻略法■■
一品メニューと焼鳥メニューをバランスよく頼むべし。

■■チョッチュ■■
ワインの種類は多いけど、日本酒や焼酎などの和酒が少ないので、もう少し増やして欲しいなぁ。

■■オススメ店■■
久保田さん　博多区住吉　「ゴーサイン食堂」

■■その他■■
客単価　：　飲んで食べて　4000～5000円くらい

年末年始は、12月31日、1月1日が休み。1月2日は定休日。それ以外は通常通りの営業。

ビールは、生605円から、瓶660円から。
ハイボールは495円から、サワーは605円から。
日本酒は、グラス770円から、1合825円から。
焼酎は、グラス495円から。
ワインは、グラス660円から、ボトル3300円から。

人気一品メニュー　ベスト3
3位　：　【特製アジフライ】（748円）
2位　：　【フワットロ　穴子ポテト】（638円）
1位　：　【国産牛の牛ハツ刺し（低温調理）】（748円）

人気串メニュー　ベスト3
3位　：　【和牛サガリ】（638円）
2位　：　【とり肝】（165円）
1位　：　【バラ】（220円）