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ザ・メシュラン

放送日:2023-10-27(金) 地域:中央区

神戸焼肉かんてき春吉店

TEL
092-707-2629
住所
福岡市中央区春吉3丁目16-41 RAGAZZA春吉2F-E
ジャンル
焼肉
オープン日
2023年9月14日
席数
40席(カウンター有)
営業時間
17:00~25:00(L.O. 24:00)

定休日:不定休
調査日
■2023年10月13日
■天候 晴れ
■時間 19時30分
URL
https://www.instagram.com/kobe_yakiniku_kantekifukuoka

内容

今日ご紹介するのは、春吉の那珂川沿いにある焼肉店です。
黒い建物の2階にあり、階段を上ると赤い暖簾がかかっているので、すぐに分かります。
店内は、カウンターとテーブル席があり、パテーションも現れるので、プライベート感もあります。
内装は、オシャレな感じで、ロースターと上引式の排煙口がなければ、焼肉店と思わないくらいです。
この店は、関東を中心に展開する「焼肉かんてき」の福岡第1号店です。
「焼肉かんてき」は、2010年12月24日に東京・三軒茶屋からスタートし、
現在では、焼肉で12店舗、関西では、とんかつ店、洋食店を展開し、
来年、さらに1店舗、フィリピンでは3店舗開業予定など、とても勢いがあるグループです。
社長は、神戸の長田出身ですが、福岡に住んでいた時には大東園で働いていたこともあり、
思い出の地である福岡に出店することとなりました。独立して繁盛店になり、戻って来た感じです。
この店の特徴は、但馬牛、特に優れている太田牧場の
3歳未満の未経産の雌牛のみを仕入れて、希少部位を提供すること。
ちなみに、太田牧場の一部は神戸太田牛にもなり、そもそも頭数が少ないので、とても高価です。
料理長の稲垣さんは、「神戸焼肉かんてき渋谷店」で店長を務めた人で、この店を任されることとなりました。
大きな窓からは那珂川の流れを眺められ、ゆったりした雰囲気の中、
あまり福岡ではお目にかかれないブランド牛の焼肉を楽しめるお店です。

チェック

アラカルトとコース
コースは、7150円から。
内容は、本日の前菜盛り合わせ、黄金レバー、本日の一品、名物かんてき肉盛りなど。
2名様からの受付。

我々は、アラカルトで頼んだ


【お通し】(330円)
座ると出てきて、これが席料の代わりとなる。
「かんてきサラダ」となり、実は食べ放題。
と言ってもしっかりしたサラダで、紅芯大根、きゅうり、パプリカ、レッドキャベツ、サニーレタスなどの野菜に、神戸のグループ店で、とんかつが人気の「とんかつきんとん神戸店」のドレッシング使用。
もちろん「パジョリサラダ」(908円)などもあるが、これが美味しいくて、しかも、食べ放題なのが嬉しい。

【いろいろ生ホルモン】(1980円)
入っているのは、タンハム、ウルテ(気管軟骨)、ツラミ(ほほ)、センマイ(第3胃袋)、ハチノス(第2胃袋)。
タンはハムに加工されたもので、ウルテ、ハチノスは湯引きしている。
皿にオニオンスライスを敷き、肉、卵黄、千切りした胡麻の葉、九条葱、ガーリックチップを盛り付け、
特製ダレをかけ、すりニンニク、芥子、レモンを添えて出てくる。
このタレは、韓国酢味噌を使った特製チョジャンダレ。
様々な部位が一度に楽しめて、酸っぱ甘辛いタレが食欲をそそる。

【炙りユッケ】(1870円)
モモ系の肉を細切りし、皿に丸く盛り付け、胡麻油をかけて、バーナーでしっかり炙る。
そこに、特製ダレ、卵用ダレの2種類のタレをかけ、すり胡麻を振り、卵黄を盛り付け、葱、山葵を添えたもの。
この卵黄は、大分県中津市から仕入れた「こだわり卵タンタン」になる。
そのままでも十分美味しいが、別で【韓国のり】(330円)を頼み、挟んで食べるのも良い。
さらに、【ライス】(275円から)を頼んで一緒に挟み、山葵を添えると、お寿司のようにもなる。
ちなみにこの食べ方は、かつて六本木バーレスクでナンバーワンだった
シンディ(現・桑原茉萌)さんが始めたので「シンディ巻き」というらしい。

焼肉
つけダレが2種類と、味変用のスパイスがある。
「焼肉用つけダレ」は、もみダレをベースに特製酢ダレを加えたもの。
「ホルモン用つけダレ」は、特製酢ダレに青唐辛子の千切りを加えたもの。
「かんてきスパイス」は、韓国粉唐辛子、ガーリックチップ、
焦がし醤油、花椒などで作っていて、タレに混ぜて辛さを調節できる。

【かんてき盛り】(1人前 4290円)
神戸但馬牛の希少部位が6種類と、ホルモンミックスの盛り合わせ。
希少部位の種類は日替わり。
最初に、「塩」か、「タレ」を選ぶ。
「塩」を選ぶと肉に特製塩ダレをかけて出てきて、つけダレにつけなくても良い。
「タレ」を選ぶと肉に特製ダレをかけて出てきて、お好みでつけダレを使うと良い。
この日の希少部位は、「カメノコ」、「ミスジ」、「ヒレ」、「シンシン」、「ランプ」、「クリミ」。
「カメノコ」は、内モモになり、繊維質で脂も少なく、あっさりした部位。
「ミスジ」は、肩甲骨周りの肉で、1頭から1kgしか取れない希少部位。
とても柔らかく霜降りで、中の筋でさえ柔らかく、旨味が詰まっている。
「ヒレ」は、ステーキカットの厚切りで出てきて、脂はほどほどで赤身の味もしっかりしている。
「シンシン」は、モモの中でも柔らかな部位で、「カメノコ」とくっついているが、こちらのほうが希少。
肉質は柔らかく、淡泊ではあるが、肉の香りもしっかりする。
「ランプ」は、サーロインの隣で、腰からお尻にかけてある部位。
脂はあっさりとしていて、肉本来の旨味を強く感じる。
「クリミ」は、腕の部位で、肉質は柔らかく、脂はなくサラッとしているが、肉の香りが強く濃厚な味。
山葵、ガーリックチップを添えているので、お好みで。

ホルモンミックスは、日替わりで3種類になり、特製味噌ダレを絡めて出てくる。
この日は、「極トロホルモン(小腸)」、「てっちゃん(大腸)」、「ギャラ(アカセン、第4胃袋)」だった。
「極トロホルモン(小腸)」は、もつ鍋でも定番の部位で、脂もあり、プリプリした食感。
「てっちゃん(大腸)」は、見た目に縞模様がある部位で、プルプルした食感になり脂ものっている。
「ギャラ(アカセン、第4胃袋)」は、コリコリした食感があり、脂も程よくのって、濃厚な旨味がある。

ホルモンは、赤身肉に変更することもできる。
ホルモンが苦手な人はもちろんだが、例えばこれを2人前頼み、赤身肉に変更し、3人で食べるなども可能。
ちなみに、ホルモンそのままで3人で2人前を頼むと、小さく3カットに分けるなどの対応もしてくれる。

【ハツ】(968円)
心臓の部位。
弾力があり、シャキッとした歯ごたえで、クセもなくあっさりしている。

【上ミノ】(1078円)
第1胃袋。
薄く切って包丁目を入れているので、食べやすくなっていた。
歯切れがよく美味しい。

【ヤン】(1078円)
ハチノスとセンマイのつなぎ目にある、コブのような部分。
脂もあり、程よい弾力で、白くてアワビっぽい感じ。

【和牛のしっぽ(優勝)】(1078円)
東京で提供している人気メニュー。
和牛テールを薄く輪切りにスライスし、焼いて出てくる。
スライスすることで固さもなく食べやすくなっていて、旨味をしっかり感じる。
骨の周りもキレイに食べて欲しい。

■■攻略法■■
【かんてき盛り】(1人前 4290円)はお得だし、希少部位を6種類も食べられるので、頼むべし。

■■チョッチュ■■
オープンしたばかりなので、スタッフがまだ慣れていなかったなぁ。
トイレの扉をソフトクローズにして欲しいなぁ。ちょっとびっくりします。

■■オススメ店■■
スタッフ 博多区祇園 屋台「ぴょん吉」

■■その他■■
客単価 : 飲んで食べて 8000~9000円

ビールは、660円から。
サワーは550円から、チューハイは495円から、ハイボールは495円から。
焼酎は、グラス550円から。
日本酒は、990円から。
マッコリは550円から。
ワインは、グラス1320円から、ボトル6490円から。

人気メニュー ベスト3
3位 : 【厚切上タン塩】(3080円)
2位 : 【黄金レバ焼】(1408円)
1位 : 【かんてき盛り】(1人前 4290円)

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