BUTCH COUNTDOWN RADIO
放送日:2023-10-20(金) 地域:中央区赤坂
焼とり大川
- TEL
- 092-600-9546
- 住所
- 福岡市中央区赤坂1-6-15 日新ビル1F
- ジャンル
- 和食
- オープン日
- 2023年8月22日
- 席数
- 16席(カウンター8席)
- 営業時間
- 17:30~23:00(フード22:00/ドリンク22:30)
定休日:日曜日
- 調査日
- ■2023年10月6日
■天候 くもり
■時間 19時30分
内容
今日ご紹介するのは、大正通りから少し入った場所にある焼鳥店です。
外観は塗り壁に木製の扉、町屋格子風の窓があり、店内はテーブル席と、カウンターで、
カウンターには枝物をいけるなど、シンプルな和モダンな造りで、焼鳥っぽくありません。
店主の大川さんは、最初から焼鳥を目指していましたが、そのために和食も勉強した方が良いと考え、
居酒屋からスタートし、都ホテル「魚蔵」で2年、ONOグループの「桜坂ONO」「小野の離れ」などを経て、「焼とりの八兵衛」で10年修業。この店を独立オープンしました。この道20年。
この店の特徴は、鶏肉は全て「土佐はちきん地鶏」を使用していること。
「土佐はちきん地鶏」は、坂本龍馬が好んで食べていたというコーチン系の土佐の地鶏「大軍鶏」と
「土佐九斤(きゅうきん)」をかけあわせた鶏を父親に、白色プリマスロックを母親にして、誕生したもの。
ちなみに、「はちきん」は、はつらつとした女性のことを指します。
肉質は、地鶏にしては柔らかいのですが、身は引き締まり、味わい深いのが特徴です。
店内は明るく、清潔感があり、若い方から年配の方まで、
一人でも気軽に立ち寄れ、仲間との飲み会にも良いお店です。
チェック
アラカルトとコース
コースは、5500円から。当日可、1名様から可
「大川コース」(5500円)先付、サラダ、串8本、揚物、小さなおにぎり、味噌汁、水物、八女茶
「ハーフコース」(3300円)先付、サラダ、串4本、揚物、小さなおにぎり、味噌汁、水物、八女茶
「博多呑兵衛コース」(5500円)先付、サラダ、串4本、揚物、椀物、アヒージョ、
牛たたき、小さなおにぎり、味噌汁、水物、八女茶
【先付】(550円)
アラカルトで座ると出てきて、これが席料の代わりとなる。
だいたい3種になり、内容は日替わり。
この日は、「南関揚げのいなり」、「卵焼き」、「大根の唐揚げ」。
「南関揚げのいなり」は、具材が炊いたゴボウで、胡麻、山葵を加えて風味を出している。
山葵で炊いた揚げの甘さが抑えられ、お酒にも合うようになっている。
軽くお腹にたまるものが最初に出てくるのも嬉しい。
「大根の唐揚げ」は出汁で炊いたものを、冷やして味を含ませ、出す直前に揚げたもの。
付き出しのようなものでも、温かいものは温かいものとして出すなど、非常に真面目で嬉しい。
【フライドポテト】(550円)
【ポテトチップス】(550円)
カウンターの上にあるジャガイモを選んで作ってもらう一品。
品種はその時で違うが、我々の時は、男爵とメイクインだった。
メイクインがサクサク、男爵はホクホクなので、
我々は、男爵でフライドポテト、メイクインでポテトチップスを作ってもらった。
どちらも注文が入ってから皮を剥いて、水に軽くさらし、素揚げ。
仕上げに軽く塩、ブラックペッパーを振り、フライドポテトにはケチャップを付けて出てくる。
作りたては美味しく、お酒のつまみにぴったり。
串物
鶏で15種類、豚2種類、野菜5種類が基本で、日替わりで季節のおすすめメニューに希少部位がある。
「鳥きも」と「鳥かわ」はタレ焼きで、それ以外は塩焼き。
1串が大きく、一般的な焼き鳥店の1.5倍から2倍くらいある。
【鳥きも】(440円)
しっかり中まで火が通っていて、しかも柔らかで、焼き方が上手い。
和芥子を添えているので、お好みで。
ねっとりとした旨味があり、美味しい。
【抱き身】(440円)
胸肉になり、鶏皮をクルッと巻いて中に水分を閉じ込め、ふっくらジューシーに仕上がっている。
皮の脂は掃除しているので、クドくなく、胸肉の旨味を邪魔しない。
【ねぎま】(440円)
もも肉の上の方にある部位を使い、一度皮を取り除き、適度な大きさにカット。
脂を掃除した皮で、もも肉と葱を巻いて串に刺し、焼く。
これも、皮を巻くことで、ふっくらジューシーな仕上がり。
また、葱を一緒に巻き込むことで、葱にも鶏の旨味が移っていて美味しい。
【はつ】(330円)
これも「土佐はちきん地鶏」を使っていて、塩焼き。
しっかりした歯ごたえがあり、旨味も濃い。
【ひざまわり】(440円)
「季節のおすすめ」にあった希少部位で、1本で1羽分を使用。
「ひざまわり」とは、モモとスネの間にある肉で、筋もあって、脂もある部位。
それを、少し身を残しながら細長くカットして、串にグルグル巻くように刺して焼く。
コリコリした食感で、旨味も濃く美味しい。
【豚足カツ】(440円)
我々は、焼鳥の間で味に変化をつけるため、串物以外に一品を挟んだ。
コンビニのハッシュドポテトみたいな形をして、コロッケパックのような紙袋に入って出てくる。
豚足は大きな鍋で水、根菜などと一緒に4、5時間グツグツに炊いて柔らかくする。
骨を取り除いて身だけにしてほぐし、柚子胡椒、ポン酢などで味を調えて冷やし固める。
それを注文が入ってから揚げている。
和芥子を添えているので、お好みで。
しっかり味が入っているので、お酒のおつまみに良い。
【ソリレス】(440円)
もも肉の付け根部分になる部位。
皮を残すようにカットして、舞茸と一緒に巻きこんで串に刺し、焼いている。
歯ごたえもあり、噛めば噛むほど肉汁が溢れている感じ。
【おび】(440円)
もも肉の付け根、ソリレスの近くにあり、筋肉質な希少部位。
意外にも脂がのっていて、とてもジューシーだった。
【砂ずりとカマンベールのアヒージョ】(990円)
これも串物以外の一品。
ちょっとデザイン性のある和食で使う萬古焼土鍋でグツグツさせて出てくる。
オリーブオイルに、鷹の爪、塩、ニンニク、そして、豚の背脂を足したものに、
砂ずり、カマンベールチーズを入れて、煮たもの。
「ベーカリーハカタ」のソフトフランス付き。(追加は2枚110円)
砂ずりは、サクサクした食感もよく、軽い塩味で旨味が増す。
カマンベールチーズは、中がトロッとなり、コクがある。
■■攻略法■■
コースがお得なので、たくさん食べたい人はコースを頼むべし。
1串が大きく、カップルで1本のシェアは可。それでたくさんの種類の串を楽しむべし。
■■チョッチュ■■
途中で味変なども楽しみたいので、山椒や山葵など、もう少し薬味を増やしてくれたら嬉しいなぁ。
■■オススメ店■■
大川さん 中央区大名 「益子」
■■その他■■
客単価 : 飲んで食べて6000~7000円くらい
ビールが、生660円から、瓶770円から。
ハイボールは550円から、サワーは550円から。
焼酎は、グラス550円から。
日本酒は、グラス550円から、1合880円から。
ワインは、グラス880円から、ボトル5500円から。
人気焼鳥メニュー ベスト3
3位 : 【砂ずり】(330円)
2位 : 【ぺったん(つくね)】(440円)
1位 : 【ねぎま】(440円)
人気単品メニュー ベスト3
3位 : 【とりのタタキ】(990円)
2位 : 【ポテト】(550円) 特にポテトチップス
1位 : 【豚足カツ】(440円)