FM 福岡 FUKUOKA

BUTCH COUNTDOWN RADIO

ザ・メシュラン

放送日:2023-09-29(金) 地域:城南区

創作寿司 あき郎

TEL
092-844-3155
住所
福岡市城南区鳥飼6丁目7-7 日宝サンセーヌ城西102
ジャンル
和食
オープン日
2023年8月20日
席数
15席(カウンター8席)
営業時間
18:00~23:00(L.O. 22:00) 
※ネタが切れたら終了

定休日:不定休(前月にSNSなどでお知らせ)
調査日
■2023年9月15日
■天候 晴れ
■時間 19時30分
URL
https://www.facebook.com/AKIRO.Sousaku.Sushi.Fukuoka/

内容

今日ご紹介するのは、「みんなのお寿司屋さん」シリーズ第2弾、城西中学校南の交差点にあるお寿司屋さんです。
地下鉄「別府駅」から歩いて3、4分なので、天神からでもすぐに着きます。
オープンしたばかりで、内外装ともにピカピカ。
塗り壁に白木の扉、暖簾をくぐると、店内はL字型のカウンターとテーブル席があります。
このお店は、2017年11月3日に田隈でオープンしましたが、この8月、ここに移転してきました。
店主の古賀さんは、福岡の名店「たつみ寿司」で修業し、荒戸の寿司「寿楽」で12年間、花板として活躍。
6年前にこの店を独立オープンしました。この道25年。
店主は魚に対して非常に真面目な方で、毎朝4時に長浜へ仕入れに行っています。
そこで仕入れた魚介類を使う寿司や料理は定番からマニアックなものまで様々。
産地だけではなく、さばく時に胃の中をのぞいて何を食べたかを調べて味の変化を感じ、
これまでの修業先での経験を活かすだけではなく、食べ方なども工夫して、
魚の良さを広めたいという気持ちで向き合って作っています。
だから、普通のお寿司屋さんでは敬遠するような魚介類を使った一品があったり、
この店だから食べられるお寿司があります。
一人でも気軽に立ち寄れ、仲間とやグループでの飲み会にも良く、
アクセスも良い場所にある、「みんなのお寿司屋さん」です。

チェック

アラカルトとコース
アラカルトは、グランドメニューと日替わりがある。
コースは、お酒を飲みながらにぴったりな色々おつまみが出てくる「あき郎おまかせコース」(4180円)、寿司をしっかり食べたい「創作寿司おまかせコース」(6060円)の2コースある。
前日までの予約で1名様から可。

【お通し】(350円)
アルコールを飲む場合、座ると出てくる。
内容は日替わりで、この日は磯つぶ貝だった。
北海道産の磯つぶ貝を塩茹でしたもので、身も柔らかく、トロッとして美味しい。
おつまみにぴったり。

【渡り蟹】(2200円)
【セコ蟹】(1320円)
日替わりからチョイス。
我々は絶対に食べたいと思い、予約していた。
渡り蟹は福岡産。セコ蟹は北海道産で、まだ少し小さかったが美味しい。
どちらも殻を剥き、きれいに身だけにしてくれているので、食べやすくて良い。
土佐酢3にポン酢1の割合で作ったカニ酢が出てくるので、お好みで。

【刺身8種盛り合わせ】(2640円)
だいたい2人前ほどのボリュームになり、他に3種盛り、5種盛りもある。
内容は日替わりで、この日は①本マグロ(長崎)、②鯵(玄海)の胡麻醤油、③マナガツオ(愛媛)、
④キンキ(北海道)、⑤真鯛(玄海)、⑥ノドグロ(鳥取)、⑦ヤリイカ(玄海)、⑧生ウネ。
マナガツオは、形は違うが、身が鰹に似て美味しいということで「真似鰹」がなまったもので、今が旬。
ノドグロも大きなものを使い、脂がのっていた。
ウネはもちろん近海物で、生のまま使い、湯がいていないが、匂いもクセもなく、
トロッとしていて、まるで馬のタテガミを食べているような感じだった。
どれも脂がのっていて美味しく、この値段でこのボリュームは安い。

【茶碗蒸し】(440円)
具材は基本的に、椎茸、海老、蒲鉾、銀杏、三つ葉。
具材がゴロゴロしてて、蒲鉾が大きいのが嬉しい。
出汁がきいて、優しくてホッとする味。

【煮穴子 タレ焼・塩焼】(1080円)
タレ焼きと塩焼きを選べ、我々はタレ焼きにした。
寿司屋としては大きな穴子を使っていて、脂ものっている。
2時間ほど炊いて、冷蔵庫で冷やし、ゼラチンを固めてから焼いたもの。
山葵、粉山椒を添えているので、お好みで。
身がふっくら仕上がり、美味しい。
1匹丸ごと使うボリュームでこの価格はお得。

寿司
創作寿司、握り寿司、押し寿司、巻き寿司、細巻などがあり、1人前のセットの他、単品でも頼める。
創作寿司は、味の工夫をして、醤油につけなくても食べられるもの。
握り寿司は、一般的な醤油につけて食べる寿司になる。
シャリは、米酢。
ガリも芽生姜とスライスしたものがあり、寿司によって使い分けて出てくる。

【創作寿司 特撰(8貫)】(3960円)
様々な工夫をしていて、醤油をつけずにそのまま食べられる寿司。
他に「中(6貫)」(1980円)、「上(8貫)」(3300円)もある。

【シャコ】
大きな地物のシャコを出汁で炊いて握り、煮切りを塗って、卸生姜をのせて出てくる。
出汁の味も入ってジューシーな仕上がりで美味しい。

【大トロ】
長崎産の脂がのった大トロを握って煮切りを塗ったもの。
味を引き締めるために和芥子に卵黄を合わせてまろやかにしたものをのせていた。
芥子の程よい辛さのおかげでしつこさがなく、後味が良い。

【ヤリイカとウニ】
地物のヤリイカは松笠造りし、一瞬お湯につけて軽く炙って、先をくるっと立たせ、波のようにしていた。
その上に北海道産のバフンウニをのせて、煮切りを塗って出てくる。

【カンパチ】
活物のカンパチを握り、金山寺もろみをのせて出てきた。
もろみの塩気と旨味がカンパチによく合う。

【赤むつ(ノドグロ)】
鳥取産のノドグロの皮目を強く炙って握り、大根卸とポン酢を合わせてのせている。
脂はのっているが、さっぱりと食べられる。

【鰻】
通常は穴子を出すが、我々が別で穴子を頼んでいたので、コレに変えてくれた。
鹿児島産の鰻を生から蒸して白焼きにして握り、山葵塩を軽く振っていた。
身がフワッとしてて、酢飯と合っていて美味しい。

【中トロの炙り】
長崎産の中トロを炙って握り、大根卸とポン酢を合わせてのせていた。
後口がさっぱりする。

【イクラ、ウニ】
たつみ寿司ではお馴染みのスタイルで、カクテルグラスに握ったシャリを入れ、
いくらの醤油漬けとバフンウニをのせ、煮切りを垂らし、山葵を添えて出てくる。
一口サイズの小丼みたいな感じ。

【バッテラ】(770円、上1320円)
1人前のセットとは別で単品で頼んだ。
普通のは、シャリの上に鯖と白板昆布がのっているだけになるが、
「上」は、鯖と昆布がほぼ倍のボリュームで、横まで鯖と昆布があり、シャリを覆う感じになる。
中に葱を忍ばせていて、ちょっとしたアクセントになっている。
おつまみにもなるお寿司。

■■攻略法■■
人気店なので、早めに席が埋まります。電話予約するべし。
あまり寿司屋にないものも多く、手ごろな価格で、好きなものを自由に頼むべし。

■■チョッチュ■■
刺身の盛り合わせや寿司などはバラエティに富んで嬉しいです。
だから、最初からもう少し山葵や生姜も出してもらえると嬉しいなぁ。言えば出てくると思いますが。

■■オススメ店■■
古賀さん 中洲 「炭とおがわ」

■■その他■■
客単価 : アラカルトでお寿司をつまんで食べて飲んで 6000~8000円くらい

休みは不定休なので、SNSで確認してください。ちなみに10月は、1、9、18、25、29日。

ビールは、生440円から、瓶660円から。
ハイボールは550円から、サワー550円から。
日本酒は1合550円から。
焼酎は、グラス440円から、飲み切り300ml1210円から、飲み切り500ml1760円から。
ワインは、グラス550円から、ボトル2500円から。

コースは「あき郎おまかせコース」(4180円)、「創作寿司おまかせコース」(6060円)のどちらもよく出る。
寿司のセットは、「創作寿司 特撰(8貫)」(3960円)、「握り寿司 特撰(8貫)」(3740円)が人気。
単品では、「自家製いかしゅうまい 2ヶ」(400円)が人気。

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