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ザ・メシュラン

放送日:2023-08-04(金) 地域:中央区薬院

焼肉 長介

TEL
092-707-3290
住所
福岡市中央区薬院2丁目1-8 リアン薬院ビル 7F
ジャンル
焼肉
オープン日
2023年6月2日
席数
25席(カウンター席、半個室あり)
営業時間
平日 17:00~27:00(L.O. 26:00) / 
土・日・祝日 16:00~24:00(L.O.23:00)

定休日:月曜日
調査日
■2023年7月14日
■天候 くもり
■時間 19時30分
URL
https://www.instagram.com/yaki_niku_chosuke/

内容

今日ご紹介するのは、地下鉄「薬院大通」駅のすぐそばにある、焼肉店です。
ビルの7階にあるのですが、まず、ビルの外看板、ロビーの看板ともに、
ある角度からでないと店名が見えない仕掛けになっています。
不安になりながらもエレベーターで7階に上がると、「長介」の暖簾がかかっているので、ホッとします。
店内は、ブロック塀で仕切られた半個室があったり、焼き肉店では珍しくカウンター席もあります。
窓際だと、7階なので、眺めは抜群です。
ここは、福岡の人気店「二〇加屋長介」の新業態の店舗になります。
肉は、赤身を中心にしているので、実はカルビがありません。
現在は、鹿児島産の黒毛和牛や、熊本産赤牛をメインに仕入れています。
また、「二〇加屋長介」だけあって、締めにうどんがあったり、肉に合う御飯を釜炊きしています。
目の前にあるロースターは、フードが天井から降りてきてる「上引き式」になります。
最近は横から排煙することが多いのですが、
「上引き式」のほうが、上に熱も引き上げるので、肉を乾燥させないそうです。
また、「網ではなく鉄板を使っています。
そして、この店が面白いのは、客が自分で焼くだけではなく、キッチンに鉄板があり、
高級な肉だと、注文すれば職人が焼いてくれます。
だから、カウンターに座ると、ライブ感があります。
店長の井上さんは、久留米の「大昌園」に20年勤めてこの店へ。
鉄板焼きの職人、肉をさばく職人は、「佐賀牛レストラン 季楽」の西中洲店などで20年務めた方々です。
つまり、肉を扱って20年以上のチームになります。
良い肉をちょっと大人な雰囲気の中で味わえ、アクセスも便利な場所にあるお店です。

チェック

アラカルトのみ。目の前のタブレットに入力してオーダーするシステム。
テーブルチャージ550円

肉刺し
内臓系の肉で、主に徳島産で、あとは福岡産。
火曜日、土曜日は内臓入荷日なので、刺身盛り合わせがあるので、好きな人はこの日を狙うと良い。
盛り合わせは、ハツ、センマイ、テールなどになる。

【幻のテール刺し】(1320円)
実はテールも内臓系の肉になり、1頭から1kgしかとれない希少部位。
程よいサシがあり、脂はトロッとして、馬肉に似たコリコリした部分もある。
日田の甘めの濃い醤油と、玉葱スライス、ニンニクスライス、卸生姜、小葱を添えているので、お好みで。
これはなかなか出すお店が少ないので、あれば是非味わって頂きたい。

【センマイ刺し】(880円)
しっかりとした処理してクセもなく、程よい弾力。
辛口の酢味噌があるので、お好みで。

【和牛なめろう】(1518円)
千葉の魚を使った郷土料理である「なめろう」をアレンジした一品。
テール肉、西京味噌、白葱、大葉などを合わせて叩いたもの。
韓国海苔を添えているので、包んで食べると良い。
程よい脂の旨味と味噌の旨味でおつまみにぴったり。
実は、別注できる山葵を加えると、さらに美味しい。

焼肉
単品と盛り合わせがある。
単品では、赤身の他に、ホルモンなどもある。
つけダレは、醤油ダレと味噌ダレの2種類。
醤油ダレはフルーツを使って脂切れも良く、
味噌ダレもニンニクと塩味を控えめにしているので、どちらもさっぱり系。
塩焼きの使う塩は、9種類をブレンドしたオリジナル。
また、薬味も別で注文でき、「刻み白ネギ」(220円)、「青唐辛子タバスコ」(0円)、「わさび」(0円)。

【上ミノ】(1078円)
塩焼きとタレ焼きが選べて、我々は塩焼きにした。
大振りに切っているが、細かい包丁目を入れているので、食べやすくなっている。
レモンを添えているので、お好みで。
ミノ独特の旨味があり、程よい弾力で食べ応えがある。

【厚切り上タン】(2178円)
この店は、タンだけでも、「タンの延べ棒」(1枚1100円)、「タン切り落とし」(968円)、
「厚切り上タン」(2178円)、「上塩タン」(1408円)、「特選牛タン」(100g3850円)がある。
我々は、「厚切り上タン」を頼んだ。
これは、タン元の柔らかな部分だけを厚切りしたもの。
焼く時は、最初に強火で周りを固め、じっくりと中まで火を通すとよい。
また、むやみにひっくり返さないのもポイント。

【上ハラミ】(1980円)
黒毛和牛のハラミ。
肉本来の旨味があり、そこそこの脂でしつこくなく、オヤジには丁度良い部位。
これもあまり焼き過ぎないように。

肉の盛り合わせ
「26歳のための牛焼肉6種盛り合わせ」(2人前3080円/1人前追加1540円)と、
「41歳のための牛焼肉5種盛り合わせ」(2人前3080円/1人前追加1540円)がある。
【41歳のための牛焼肉5種盛り合わせ】(2人前3080円/1人前追加1540円)
我々は、これを当然頼んだ。
内容は日替わり。
この日は、黒毛和牛のランプ、イチボ、ランプ・イチボに近い肉、外モモ、そして、赤牛のウデの5種類。
どれも厚めに切っているので、食べ応えがある。
ランプのほうが赤身の旨味が強く、イチボは少しサシが入って柔らかい。
ウデもよく動かす部分なので、赤身独特の味が濃い。

【カレーてっちゃん】(858円)
豚の直腸にカレー味を絡めた焼肉。
カレーは自家製でスパイスをブレンドしていて、上に糸唐辛子、小葱をのせて出てくる。
それを混ぜてから、ロースターで焼いて食べる。
カレーの味がしっかりしていて、おつまみにぴったり。
これを他の焼肉の間に一つ頼むと、味に変化が出て良い。
ただ、鉄板が大変なことになるので、焼いた後は鉄板を変えてもらうよう、遠慮せずに言うべし。
(網替えは1回目は無料、2回目以降100円)

【和牛シャトーブリアン】(100g3300円)
ちょっと贅沢して高級部位も頂いた。
これは、200gからの注文となる。
塊肉で出てきて、自分で焼いても良いし、スタッフに厨房で焼いてもらうこともできる。
焼き代は、プラス550円だが、この道20年のスタッフが鉄板を使って焼くので、仕上がりが全然違う。
ということで、8割のお客様が焼いてもらうように頼むとのこと。
オリーブオイルに国産ニンニクを絡めて、ニンニクオイルを作って、休ませながらじっくり焼き上げていく。
おまけでニンニクチップも出てくる。
口の中でとろける美味しさで、いつまでも噛んでいたくなる味。
時間がかかるので、早めに頼むべし。

【長介特製イカチヂミ】(1408円)
チヂミ粉に、細切りしたジャガイモ、ニラ、イカを合わせて、米油で揚げ焼きする。
醤油ベースの辛味ダレが出てくるので、お好みで。
脂っこくなく、外側がサクサクして美味しい。
途中の口直しにもなる。

【アイスクリーム】
食事の最後に出てきて、これが、テーブルチャージの代わりとなる。
アタッシェケースを開けると、ドライアイスの煙が流れながら現れる某アイスクリームのカップの数々。
どれでも好きな物を選ぶと良い。1人1個まで。

■■攻略法■■
肉刺しが好きな人は、火曜日、土曜日を狙って行くべし。
「わさび」(0円)を先に頼んでおくと良い。いろんな料理に使える。

■■チョッチュ■■
シャトーブリアンのような高級肉は、フレンチだとメインになるので、食事の最後のほうに出すのは分かります。
ただ、我々貧乏人は、美味しいお肉をなるべくお腹がいっぱいになる前に食べたいです。
だから、どのタイミングで出すのか聞いて欲しかったなぁ。

■■オススメ店■■
井上さん 久留米市 「大昌園」

■■その他■■
客単価 : 飲んで食べて 8000円前後

ビールは、生330円から、瓶660円から。
ハイボールは528円から、サワー・酎ハイは550円から。
ワインは、グラス605円から、ボトルあり。
マッコリ・日本酒は、990円から。
焼酎は、グラス495円から、2合1650円から。

人気メニュー
刺身 : 【幻のテール刺し】(1320円)
焼肉単品 : 【上ハラミ】(1980円)
盛り合わせ : 【41歳のための牛焼肉5種盛り合わせ】(2人前3080円/1人前追加1540円)

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