FM 福岡 FUKUOKA

BUTCH COUNTDOWN RADIO

ザ・メシュラン

放送日:2023-07-14(金) 地域:博多区

猪鹿鳥

TEL
092-411-7072
住所
福岡市博多区博多駅前3-18-8
ジャンル
和食
オープン日
2023年1月4日
席数
カウンター16席
営業時間
ランチ(火~金)11:30~14:00 / 
ディナー 17:00~24:00 (L.O. 23:30)

定休日:月曜日
調査日
■2023年6月30日
■天候 雨
■時間 19時30分
URL
https://www.instagram.com/inoke_1/

内容

今日ご紹介するのは、博多駅から歩いて5分くらいの場所にある、天草大王とジビエを取り入れた焼鳥、和食のお店です。
黒壁に格子戸で、店内はカウンターのみで、一部対面できる席もあり、照明も明るすぎず、落ち着いた雰囲気。
店主の井上さんは、北海道出身で、北海道のホテルで和食・洋食・中華の修業をし、
沖縄で北海道の食材も扱う焼鳥店に勤め、そこが福岡に支店を新規オープンしたのを期に福岡へ。
この店の店主となりました。この道17年。
メインになる天草大王は、熊本から中抜きで直送されたものを、この店で様々な部位に切り分けていきます。
ジビエは、長崎産や糸島産が多く、藁焼き、炭焼き、ハーブなどを取り入れた調理法で提供しています。
焼鳥というとちょっとオヤジっぽいイメージがあると思いますが、
バーのような落ち着いた雰囲気の中で、お酒と共に楽しめる、デートなどにもぴったりなお店です。

チェック

アラカルトとコース
アラカルトの場合、【お通し】(660円)がある
コースは、基本の【天草】(5500円)、【焼鳥メインのコース】(7700円~)、
【ジビエも入った猪鹿鳥コース】(7700円~)の3種類で、それ以上の価格は相談に応じる
基本、前日までの予約となり、1名様から可

我々は、焼鳥メインのコースを選んだ

【焼鳥コース】(7700円)
内容は日替わり

【前菜の盛り合わせ】
3種盛りで、内容は日替わり。
この日は、「赤茄子の揚げ浸し」「フルーツトマトとクリームチーズ」「天草大王の手羽葱山椒」。
「赤茄子の揚げ浸し」 : 揚げ浸しにした赤茄子の上に、卸生姜と五色胡麻をのせたもの。
「フルーツトマトとクリームチーズ」 : スライスしたトマトの上に、
クリームチーズの味噌漬けをのせ、塩昆布を添えたもの。
「天草大王の手羽葱山椒」 : 天草大王の手羽先の骨を抜き、中に九条葱を入れて一度焼く。
それを山椒ダレに漬けて、もう一度焼いたもの。
どれもお酒のアテにぴったりな一品。

【ごまどり大王】
福岡名物の「ごまさば」を天草大王でアレンジした一品。
天草大王のモモ肉を炭で焼いてタタキにして、カットし、皿に盛り付ける。
そこに、胡麻醤油ダレをかけ、卸した山ワサビをのせ、葱、花穂紫蘇を軽く散らし、レモンを添えていた。
別碗に、赤酢のシャリが出てくるので、合わせて食べると鶏寿司のような感じになる。
ボリュームがあるので、そのままタタキでおつまみにしても良いし、和食のしのぎのようにしても良い。

串物
ここから串物が出てくる。
鶏は基本的に、全て天草大王。
雪塩、山葵、酢橘、ガリが出てきて、テーブルには黒七味を置いているので、お好みで。
タレ焼きか塩焼きで出てきて、タレは醤油系で甘めに仕上げたもの。
短い串に貫数を少なくして刺し、種類を食べられるようにしている。

【ささみ】
塩焼きしたもので、ギュッと詰めて刺しているので、ジューシーさが残っている。

【ぼんじり】
お尻の骨周りに付いている三角形の部位で1つを半分に割って、葱と交互に刺していた。
タレ焼き。
とても脂がのっているので、カリッとした食感のあとに、脂がジュワッと溢れてくる。

【砂ずり】
砂ずりと、その周りにある壁のような縁側を交互に刺して塩焼きしたもの。
縁側は少し固めでコリコリとした食感があり、砂ずりはぷっくらと膨らみジューシー。

【生湯葉の厚揚げ】
串物の途中で出てきて、口直しになる一品。
生湯葉を重ねて作った厚揚げ。
それにポン酢をかけ、葱を添え、鰹節、針海苔をのせて出てきた。
普通の厚揚げより、中はトロトロで、ポン酢でさっぱりした後口。

【手羽先】
手羽先は、割らずに串を刺して、塩、黒胡椒で焼いたもの。
皮がパリッとして、中はジューシー。
手羽先には、旨味が詰まっているので、しっかり味わってほしい。

【ブロッコリー】
串に刺して炭火で焼き、醤油を少し吹きかけ、軽く粉チーズを振ったもの。
香ばしさがあり、シャキシャキした歯ごたえも良い。

【胸】
塩焼きして、山ワサビをのせて出てきた。山ワサビの刺激が良いアクセントになる。

【せせり】
首の肉を一口サイズにカットして、串に詰めて刺して焼くので、ジューシーで食べやすい。

【茶碗蒸し】
鶏のダシをきかせた茶わん蒸しで、もちろん、天草大王の身も入っている。
茶碗蒸しの上に大なめこ、あおさ、五色あられをのせて出てきた。

【うずら卵】
半熟の卵を串に刺し、タレに軽くくぐらせ、塩、ブラックペッパーで味を調えたもの。
口の中でトロッとなる黄身がよい。

【鶏皮】
首とお尻の皮を使い、タレ焼きしたもの。
ヒラッとした皮だが、首の皮はちょっとカリッとなっていて、お尻の皮は脂身も多くジューシー。

【茄子田楽】
赤茄子を串に刺して焼き、自家製のふき味噌をのせ、彩りで五色胡麻を添えたもの。
ふき味噌の軽い苦みが良いアクセントになり、焼いた茄子の甘さを引き立たせる。

【ねぎま】
いわゆる「もも肉」と葱を一緒に刺して塩焼きしたもの。
もも肉は皮付きで一口サイズにしているので、食べやすい。

【Lボーン】
形がL字型になっているので、この店ではこう呼んでいる。
首と肩のあいだで、人で言うところの「肩甲骨」辺りの部位。
皮付きで塩焼きし、アルミを巻いて出てくるので、手で持って食べると良い。
手羽のような感覚でプルプルの皮とジューシーな身を味わえる。

【一口水炊き】
天草大王を8時間炊いたスープを使った、ミニ水炊き。
具材は、手羽元、焼き豆腐、しし唐、それに、白髪葱、五色あられなど。
自家製ポン酢が出てくるので、お好みで。
鶏のダシがよくきいている。


親子丼、焼きおにぎり、ラーメンから選ぶことができる。
我々は、3人でバラバラに頼んだ。

【親子丼】
小丼になる。
天草大王の身は炭火で軽く炙って香りをつけ、玉葱と一緒に鶏スープで煮て卵でとじたもの。
照り出しで焼鳥のタレを使っている。
上には、葱、針海苔、五色胡麻をのせて出てきた。
新玉葱はあまり煮ずに、食感を残し、あっさりした味付けで、ダシがきいている。

【焼きおにぎり】
お米は、鶏スープ、筍、椎茸を入れて炊き込む。
それをおにぎりにして、炭火で焼き固め、醤油、バターなどを塗りながら焼いて味つけ。
板海苔の上にのって出てくるので、自分で巻いて食べると良い。
鶏の味がほんのりとする。

【ラーメン】
鶏白湯に醤油を加えたあっさり味のスープのミニラーメン。
麺は、博多ラーメンより少し太めなものを使っているので、スープによく絡む。
具材は、半熟うずら卵、青葱、白髪葱、にんじん、針海苔。

■■攻略法■■
コースを頼む時は、料理と串の数を変えたりの融通もきくので、リクエストすると良い。
ジビエを色々食べたいなら、アラカルトで好きな物を頼むと良い。

■■チョッチュ■■
煮たり焼いたりした野菜はあるのだけれど、コースの途中にも生野菜があると嬉しいなぁ。

■■オススメ店■■
井上さん 福岡市南区 「焼とり 熟成魚 木崎」

■■その他■■
客単価 : 飲んで食べて 7000~9000円

ビールは、生770円から、瓶770円から。
サワーは770円から、ハイボールは660円から。
ワインは、グラス770円から、ボトル4180円から。
日本酒は、グラス880円から、1合1320円から。
焼酎は、グラス660円から、1合990円から。

人気アラカルトメニュー ベスト3
3位 : 【鹿わらやき】(1980円)
2位 : 【ごまどり大王】(1650円)
1位 : 【串6本おまかせ】(1980円)

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