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ザ・メシュラン

放送日:2023-06-09(金) 地域:中央区今泉

Carbo Imaizumi

TEL
092-406-4729
住所
福岡市中央区今泉1-17-14-1号 imaizumi二十四節季2階B1B2
ジャンル
洋食
オープン日
2023年5月11日
席数
40席(カウンター15席)
営業時間
平日 17:00~24:00 / 土・祝日前 15:00~24:00 / 日・祝日 15:00~23:00
ラストオーダーは、
フードが1時間前、ドリンクが30分前

定休日:不定休
調査日
■2023年5月26日
■天候 晴れ
■時間 19時30分
URL
https://www.instagram.com/carboimaizumi/

内容

今日ご紹介するのは、imaizumi二十四節季にオープンしたばかりの炭火焼きをメインとした洋食居酒屋です。
ビルの外階段を2階に上がるとあり、スペインの市場をイメージした店内は木目を基調としていて、
海老やオリーブ、牡蠣、ムール貝をあしらった伊万里焼のオリジナルタイルや、
スペイン産の赤い大理石「ロッソアリカンテ」を使っていて、とてもオシャレ。
少し高めのカウンター席からは、料理をしているところが見えるのでライブ感もあります。
この店は、東京の繁盛店であるスペイン料理「Pablo(パブロ)」の由利さんが手がける
炭火炉端焼で調理したスペインやイタリアなど各国の郷土料理とお酒を楽しめるバルです。
オーナーシェフの由利さんは、スペイン・バルセロナのミシュラン一つ星レストラン「エルスカサルス」、「アルキミア」、
三つ星レストラン「ラサルテ」などで修業し、ヴァレンシアでは本場のパエリア店にも勤務。
帰国後、東京「バル・ビスカ」のシェフののち、2018年に独立し、スペイン料理「Pablo(パブロ)」をオープン。
「国際パエリアコンクール」日本大会で2年連続準優勝し、全日本タパス選手権でも優勝しています。
店長の高田さんは、三重県のホテルレストランで修業ののち、
東京のイタリア料理「アルモニコ」副料理長を務め、
スペイン料理「Pablo(パブロ)」の2号店である囲炉裏バル「Carbo(カルボ)」を経て、この店の店長に。
これまでの3店は東京での展開でしたが、4店目でなぜ福岡なのか尋ねたところ、福岡が好きなんだそうです。
料理は、スペイン料理、イタリア料理だけではなく、
九州の食材や郷土料理を洋食に再構築したオリジナルメニューもあります。
このオリジナルメニューは、この店のオープンとともに誕生したものなので、まだ数は少ないですが、
これからもっと九州を知っていって、ドンドン増やす予定だそうです。
アクセスもよく、仲間との飲み会、デートにもぴったりなお店です。

チェック

基本、アラカルト。
コースはないが、料理だけで4000円から相談。

【極トロレバハツ】(550円)
鶏の白レバーとハツを香草などとマリネし、低温のオリーブオイルでゆっくり加熱したもの。
いわゆる、コンフィ。
火の入れ方が絶妙で、柔らかな食感を保ちつつ、食材の旨味を引き出している。

【ブラータチーズとあまおう苺のカプレーゼ】(1100円)
カプレーゼは、トマトとモッツァレラチーズ、バジルで作ったイタリアのサラダ。
それをアレンジし、チーズはプーリア州発祥のブラータチーズにし、トマトの代わりに苺。
苺の酸味とブラータチーズのクリーミーさがとても合う。
どちらも高価な食材だが、この価格はリーズナブル。

【Carboのポテトサラダ】(550円)
囲炉裏バル「Carbo(カルボ)」でも人気の一品。
粗目に潰したポテトに、きゅうり、玉ねぎを合わせて土台にし、マヨネーズをかけ、
半熟卵、細く切ったジャガイモのフリットをのせ、イタリアンパセリを散らして出てくる。
卵を潰して、自分好みに混ぜて食べる。
粗目のポテトとフリットのシャキッとした食感がよく、クリーミーな味わい。

【鮮魚のパリパリ包み揚げ マッシュルームソース2P】(1000円)
2020年にスペインであった世界タパス大会で、審査員特別賞を受賞した一品。
季節の魚(真鯛などの白身が多い)をカダイフで巻いて揚げたもの。
それにマッシュルームのデュクセルで作ったソースをつけて食べる。
ふわっとした白身にパリパリの衣のコントラストがよく、ソースでコクが増して美味しい。
2本でこの価格だが、人数によって奇数に増やすこともできる。(1本500円)

【トリュフ薫 鉄鍋餃子 ラビオリ仕立て】(1100円)
福岡名物の鉄なべ餃子からインスパイアされた一品。
餃子に似たイタリア料理であるラビオリの皮を使っていて少し厚め。
豚肉、キャベツ、玉ねぎ、トリュフペーストを包み、鉄なべ餃子のようにスキレットに敷き詰めて焼く。
きちんと羽根まで再現しているのが面白い。
博多の餃子と違って、しっかりした大きさがあり、噛むと肉汁が溢れてくる。
また、トリュフの香りが良い。

【辛子蓮根カルボstyle】(880円)
熊本名物の辛子蓮根からインスパイアされた一品。
炭火で焼いた蓮根2枚にマスタードソースを塗り、その間にカリカリに焼いた豚足のテリーヌを挟んでいる。
豚足のテリーヌは炊いた後に骨を抜き、ニンニクや塩などで味付けして冷やし固めたもの。
蓮根の食感もよく、しっかりマスタードの辛さがきいていて、豚足の旨味とも合う。

【炭焼きロメインレタスのシーザーサラダ】(880円)
炭焼き台を生かした一品を注文。
ロメインレタスを半分にして炭火で焼き、別で焼いたベーコン、卵、クレソンなどを添え、
バルサミコをふり、パルミジャーノチーズをたっぷりかけて出てくる。
焼いて甘くなったロメインレタスが美味しい、おつまみになるサラダ。

【国産牛の炭焼きハンバーグ】(1540円)
ほんの少しつなぎを加えるくらいで、なるべく余計なものを使わない、牛肉100%のハンバーグ。
それをオーブンに入れてある程度火を通し、炭火で焼いているので、余計な脂も落ちている。
ソースをかけ、目玉焼きをのせて出てくる。
ソースは、フォンドボーをベースにした赤ワインソース。
200gとボリュームもあり、ギュッと詰まっているので、肉肉しくて食べ応えがある。

【豪快ポルケッタ 豚バラ肉の香草焼き】(1375円)
イタリアではメジャーな一品。
豚バラ肉をくるっと巻いて、ハーブや塩でマリネし、半日ほど低温調理する。
注文が入ってから、しっかり炙って、バルサミコをかけ、粒マスタードを添えて出てくる。
とても柔らかく仕上がっていて、豚の脂のコクにさっぱりしたソースが良い。

【あか牛のラザニア】(1100円)
あか牛の肉を煮込んでボロネーゼにして、土鍋で2段重ねにしている。
上にたっぷりチーズをかけて火を通しているので、グラタンぽい感じ。
ボロネーゼの甘い味がお酒に合う。

【イカ丸ごと一杯 イカスミのパエリア】(2200円)
「国際パエリアコンクール」日本大会で2年連続準優勝したオーナーシェフがレシピを手がけたパエリア。
魚介のダシとイカスミで生米から炊き、イカ自体は炭火で焼いて、後からのせている。
彩りでイタリアンパセリ、パプリカパウダーを散らして出てくる。
磯臭さなどはなく、食べやすくダシがしっかりきいていて美味しい。
できるのに最低30分はかかるので、なるべく早く頼むと良い。

■■攻略法■■
座るならチャコールグリルも見えてライブ感があるカウンターがいいかなぁ。
パエリアなど、時間がかかるものは早めに頼むべし。

■■チョッチュ■■
九州人の場合、焼酎を割る時はもう少し濃いほうがいいかなぁ。(東京だとこれくらいだと思いますが)
ちなみにこちらでは、6:4や5:5が基準で濃さが変わっていきます。

■■オススメ店■■
高田さん ベイサイドプレイス 「Restaurant Sola(レストランソラ)」

■■その他■■
客単価 : 5000円前後

ビールは、生440円から。
サワーは495円から、ウイスキーは495円から。
焼酎は、グラス550円から。
ワインは、グラス770円から、ボトルあり。

人気メニュー ベスト3
3位 : 【あか牛の炙りカルパッチョ】(1760円)
2位 : 【極トロレバハツ】(550円)
1位 : 【鮮魚のパリパリ包み揚げ マッシュルームソース2P】(1000円)

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